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かばんや洋服などの身に付けるものから、お財布や書類用ファイルなどのいろんなところで使われているファスナー。
いつもどおり使っていただけなのに、ファスナーだけ壊れてしまったことはありませんか。
かばんのファスナーにハンカチが噛んでしまった・・・
洋服のファスナーが閉まらなくなった・・・
書類ケースが開かなくなった・・・
こちらのコラムでは、このようなファスナーのトラブルに自分で解決する方法や外出先での応急処置を紹介します。
壊れたファスナーは、皆さまはどのように修理されていますか。
自分で修理するのは難しそうだからと、お店で直してもらっている方もいらっしゃると思います。
お店での修理代は、スカートやズボンの小さなファスナーで1000円前後、お財布やかばんのファスナーは数千円から1万円ほどかかってしまうそうです。
でも、ちょっとした修理なら自分でも出来るんです。
なんとなくファスナーが固いなと感じたり、閉めてもゆるいなと感じたりしたら自分でメンテナンスしてみませんか。
おうちや外出先で簡単にできるファスナーの修理方法をします。
ファスナーの構造について説明します。
応急処置で修理するファスナーの部品は、テープ・スライダー・エレメントの3か所です。
では、よくあるトラブルの対処法を説明します。
劣化したファスナーが原因かもしれません。
エレメントやスライダーが錆びて、滑りにくくなっていることが考えられます。
スライダーの取っ手が外れたり、生地を傷めてしまうので、無理に引っ張らないようにしましょう。
まずは、スライダーをゆっくりと前後に動かしてみます。
落ち着いて動かしていると、すっと戻ることがありますよ。
それでも動かない場合は、動かなくなった部分に潤滑油を塗ります。
潤滑油がなくても、お手持ちのリップクリームやワセリンでも代用することができます。
テープや生地にオイルが付くとシミになる可能性がありますので、気を付けて下さいね。
ファスナーに原因がパッと見ただけではわからないかもしれませんが、テープを少しだけ噛んでいたり、紙を巻き込んでいることもあります。
ファスナーの裏もチェックしてみましょう。
布を巻き込んでしまったときも、ファスナーを無理に引っ張らないようにしましょう。
ファスナーが壊れたり、布に穴があいてしまいます。
簡単な対処は、ファスナーを逆方向に戻しながら布を引っ張る方法です。
ただ、柔らかい布は穴が開いてしまう可能性があるので、十分注意する必要があります。
柔らかい布やデニムなどのしっかりした布を巻き込んでしまった場合は、スライダーに先のとがったものを差し込んで布を取り出す方法があります。
ラジオペンチやドライバーを差し込んで隙間を作り、ピンセットで少しずつつまみ出します。
隙間をあまり広げるとスライダーが壊れてしまう可能性があるので、慎重に行いましょう。
ファスナーを閉めたはずなのにいつの間にか開いている場合は、2つの原因が考えられます。
ひとつは、スライダーに隙間ができてしまっていて、エレメントの噛み合わせが上手くいかないケース。
もうひとつは、エレメントが曲がっていて噛み合わないケースです。
どちらの場合も、修理にはペンチなどが必要となり、外出先ですぐに対処することは難しいですね。
そんな閉めても開いてしまうファスナーの応急処置には、安全ピンが役立ちます。
コンビニでも売っているので、スカート・ズボンのファスナーや筆箱やポーチのファスナーなどを一時的に留めておくことができますよ。
安全ピンは、力が加わると外れてしますので、気をつけて使用し、早めに修理するようにしましょう。
もうダメかなと思ってしまうような壊れたファスナーも、自分で直すことができます。
どうしても直らない場合は、新しいファスナーに付け替えることになるので、取り付け方もも紹介します。
先述のスライダーやエレメントの不具合でファスナーが開いてしまう場合は、ラジオペンチを使うと簡単に早く修理できます。
スライダーに隙間がある場合は、スライダーの下の方をペンチで挟み、少しずつ締めていきます。
強く締めすぎると、ファスナーの動きが悪くなってしまいますので、調整しながら締めて下さいね。
エレメントに不具合がある場合は、曲がったエレメントをラジオペンチで元の場所に戻します。
細かいファスナーの場合は、エレメントが折れてしまわないように慎重に作業しましょう。
ファスナーを強く引っ張りすぎた場合に、スライダーが両方または片方のファスナーから外れてしまうことがあります。
これも自分で直すことができます。
まず、外れた方のファスナーの下の留め金具を外します。
留め金具が見えない場合は、縫い目をほどきます。
スライダーを外し、ファスナーを両側同時にスライダーにはめて戻します。
留め金具が使えるようなら元に戻し、使えない場合は糸で縫い端を固定すれば完了です。
また、スライダーの隙間をマイナスドライバーなどで広げ、エレメントを入れ直す方法もあります。
エレメントを入れた後は、スライダーの隙間を調整しながらラジオペンチで挟んで締めれば完了です。
少し力のいる修理方法ですが、お裁縫が苦手な方にはこちらの修理方法がおすすめです。
新しいファスナーを取り付けるには、ミシンや手縫いで付ける方法と手芸用ボンドで取り付ける方法があります。
どちらの方法でも、生地を傷めないように気を付けながら、壊れてしまったファスナーを取り除いてから始めます。
もともとのファスナーが付いていた場所を参考にして、新しいファスナーをクリップなどで仮止めします。
そのあと、ミシンや手縫いでファスナーを取り付けるか、ボンドで固定して完成です。
今まであきらめていた壊れたファスナーも、少しの修理でまた使えるのはありがたいことですね。
シモジマオンラインショップで取扱のある、ファスナーの修理に便利なアイテムを紹介します。