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「 プリザーブドフラワー 」とは
シモジマオンラインスタッフ
2023/11/10 15:07

「 プリザーブドフラワー 」とは

「 ブリザーブドフラワー 」?「 プリザーブドフラワー 」?

アーティフィシャルフラワーやドライフラワーと並び、長期間お花の美しさを楽しめると人気のプリザーブドフラワー。名前はなんとなく聞いたことあるけれど、実際はどんなものなかわからない…、そもそも呼び名も「ブリザードフラワー」なのか「プリザーブドフラワー」なのかわからない…、そんな方も多いと思います。実際に私も、片仮名の発音がにている「blizzard」と混同し、瞬間急速冷凍したお花のことだ!だからドライフラワーみたいに長持ちさせることができるんだ!とすっかり勘違いしていました。あるとき先輩にきちんと確認をとってみたところ、「ブリザードフラワー」ではなく、正しくは「プリザーブドフラワー」であることがわかりました…。どういうことだろう、と調べてみたところ、どうやら英語では[Preserved Flowers]と表記し、Preserved(保存された)Flowers(お花)という意味のようでした!日本語ではあまり聞きなれない「Preserved(保存された)」という単語を、耳にしたことのある「Blizzard(吹雪)」として誤認して納得してしまっていました。それもそのはず、プリザーブドフラワーを作る際には「Blizzard(吹雪)」に関連するような「冷やす」工程はまったく存在しないのです。勘違いしていて恥ずかしい…!しかし、私と同じように、知らなかった!という方もまったく心配ありません。検索エンジンで調べてみたところ、「プリザーブドフラワー」と「ブリザーブドフラワー」の月間検索数はそれぞれ約70,000件と60,000件で、同じような勘違いをされている方は実は沢山いらっしゃるみたいです。実際に、どちらの単語で検索をしても同じような検索結果が返ってくるので、あまり困ることはなさそうですね。このページで初めて覚えた皆さんも、これまで「ンリザーブドフラワー」などとごまかしつつ発していた皆さんも、今日からは自信をもって大きな声で「プリザーブドフラワー」と言いましょう。 プリザーブドフラワーカテゴリはこちら

「 プリザーブドフラワー 」ってどうやって作られるの?

プリザーブドフラワーの原材料は生花!美しく瑞々しい生花を使用し、それを大きく分けて3つの加工を施すことでプリザーブドフラワーとなります。 ①脱水・脱色 染めたい色にキレイに染めるためにまず、原材料のお花の色と水分を抜きます。 コレは髪を染める際に、ブリーチをかけて一度脱色してから染めた方が綺麗に染まる、というのと似ていますね! この工程では専用の液に漬ける事で脱水・脱色を行うのが一般的です。個人で行われる方の中には、メーカーが販売している専用液を使用せずに、エタノールで代用するかたもいらっしゃるようです。 ②染色 脱色したお花に色を付けます。色の抜けたお花を染色液に長時間付け込み、花弁に十分に色を吸わせる事で染色していきます。この工程でしっかり染色をする事で、色ムラの発生や後の花弁の変色を予防します。 ③乾燥 染色したお花を引上げ、余分な染色液を落とし、乾燥させます。基本的には湿度の低い直射日光の当たらない場所での自然乾燥をさせる事が多いようです。ドライヤーや乾燥剤を使って乾燥させる、という方法もあるようですが、熱によるダメージや物理的な接触により花弁に割れ・欠けなどが発生する事があります。その際はお花に必要以上のダメージを与えない様、十分な注意が必要となります。 この3つの加工工程を踏むことで、生花からプリザーブドフラワーへと生まれ変わります。キチンと加工が完了していれば、瑞々しい質感・鮮やかな色を生花以上に保ち続けることが可能です。 プリザーブドフラワーカテゴリはこちら

「 プリザーブドフラワー 」のお手入れ方法は?

比較的湿度の低い国ではお花の乾燥状態が保たれ、5年~10年程保つと言われるプリザーブドフラワーですが、夏場は気温・湿度の高くなってしまう日本においては、保存状態によって美しさを保てる期間が短くなってしまいます。いくつか注意点をご紹介します。避けるべきはまず、直射日光です。乾燥による色褪せやひび割れの原因となってしまうため、長持ちさせたいのであれば飾る場所に気を付けましょう。また、高温多湿も注意が必要です。プリザーブドフラワーの本体の劣化を招くだけでなく、着色液がにじみ出てきてしまい変色を起こしてしまう恐れもあります。しかし逆に極度な乾燥も避けたいところです。花の持つ瑞々しさが失われ、場合によってはひび割れを起こしてしまう事もあります。付着してしまったホコリを掃除する時も注意が必要です。キレイにしようと触れた際に、既にプリザーブドフラワーがもろくなってしまっていた場合、接触箇所が崩れてしまう可能性があります。その様な時は触って直接ふき取るのではなく、風でホコリを吹き飛ばす方がより安全だと言えるでしょう。もしくは飾っているプリザーブドフラワーを、透明なアクリルケースやウィンナーケースで初めから保護しておくことも有効です。この場合はホコリが直接プリザーブドフラワーに付着いたしませんので、接触の機会を減らしてより安全に作品をキレイに保つことができます。 プリザーブドフラワーカテゴリはこちら

様々な場所で手に入る「 プリザーブドフラワー 」

以前では見かける事の少なかったプリザーブドフラワーですが、最近では様々な場所で手に入れることが出来ます。バラ・アジサイ・カーネーションなどのプリザーブドフラワーをあしらったアレンジメントは贈答品として人気ですし、少し前に流行ったハーバリウムの様な物であれば街中の雑貨店でも見かける様になりました。個人のクリエイター・アーティストさんなどは、近頃ではお馴染みとなったminne・メルカリ・Creemaなどで企業よりはお安めのお手頃価格で作品を掲載されている方もいらっしゃいます。ぜひお気に入りのプリザーブドフラワーを飾ったり、大切な人にプレゼントしてみてください。 プリザーブドフラワーカテゴリはこちら

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