プレゼントに重宝される「 プリザーブドフラワー 」
プレゼントのお花は生花で?それとも「 プリザーブドフラワー 」で?
お誕生日や日頃の感謝、冠婚葬祭や誕生日などのお祝い事。様々なシーンに登場するお花のプレゼント!以前は生花や造花などが主流でしたが、最近その後追って人気がでてきているのがプリザーブドフラワーです。生花でのプレゼントは勿論嬉しい物ですが、お花も生き物。鉢植えなど根が残っている状態なら話は別ですが、よくプレゼントに選ばれるブーケ・アレンジなどは【切り花】の状態で作られます。この【切り花】の状態ではさほど日持ちはよくありません。その寿命は適切な温度・湿度や毎日水を取り替えるなど好条件が整っていたとしても、夏場でおよそ3~4日。比較的長持ちする冬場でも14日前後ほどで、その儚い生涯に幕を閉じてしまいます。
一方、プリザーブドフラワーについては水やりの必要性もなく、キチンと保管すれば数年単位で楽しむことが出来ます。造花やドライフラワーも同様に水やりの必要も無く長期間にわたり楽しむ事が可能です。しかし、造花はどうしても人工物なので、お花の本物の美しさを表現するには限界がありますし、ドライフラワーでは生花のみずみずしさや質感、鮮やかな色合いを楽しむことはできません。大切な方にお花をプレゼントするときには、「より美しいお花をより長く楽しんでもらいたい」そんな考えが頭に浮かんでもおかしくありません。生花に限りなく近い質感や色合いを保ち、長期間楽しみ続ける事が出来るプリザーブドフラワーの魅力が人気を集め、造花やドライフラワーとはまた異なる役割で活躍しているのです。受け取ったときのままの美しい状態でモノとして残る、というのがプリザーブドフラワーの持つ強みですので、冠婚葬祭のプレゼントとしても人気があるのも納得ですね。
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プレゼントされる「 プリザーブドフラワー 」の価格帯は?
プリザーブドフラワーをギフト・プレゼントとして渡す際には、お花単品ではなく、ブーケやアレンジメントのにするのが一般的です。生花でアレンジメントを作成する場合と同じく、基本的には使われている花の数が多ければ多いほど高額になる傾向があります。簡単に、金額とお花のボリュームの関係についてご説明します。
・エントリークラス…1,000円代より
クリアケースの中に一輪メインのお花をあしらったアレンジメントが多い
・スタンダートクラス…3,000円~
最も種類が多く、手のひらサイズほどの大きさでお花を数点あしらったアレンジメントが多い
・ミドルクラス…5,000円~
スタンダートクラスをボリュームアップし、お花の数も増え、お花とお花の密度が詰まったアレンジメント
・ハイエンドクラス…10,000円~
たっぷりとお花を使い、片手ではすこし持ちづらいくらいのサイズ感。特別な日のプレゼントにおすすめ。
大まかに分けるとこのような価格帯になっていて、ギフト用の予算価格帯に近いレパートリーとなっています。勿論個人向けのギフトに限らず、店舗開店祝いになど、店頭に飾れる大きなアレンジメントを扱っているお店もございます。そういったアレンジメントは、ひとつ数万円から購入できます。
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プレゼントにオススメの「 プリザーブドフラワー 」は?
プレゼントやギフトでプリザーブドフラワーを贈る際は、その状況に応じて選択肢が色々あります。全般的に人気が高い色は無垢なホワイト、爽やかで生命力を感じるグリーン、柔らかく可愛らしいライトピンク…といった傾向が見られますが、例えば男性に送るのであれば、色合いのハッキリとした濃いワインレッドのお花を中心に一点あしらった様なシンプルなアレンジの人気が高いようです。女性に贈るのであれば、ピンクやホワイトを基調とした可愛らしい色合いで、小振りなお花をたくさん詰め込んだお花畑の様なアレンジが好まれる傾向に見受けられます。キャラクターのマスコットや、クマなどのアニマルマスコットが付属したアレンジメントも多く見受けられますが、マスコットは「幸運をもたらすもの」という考えが基になっていますので、縁起物として結婚式のお祝い事で贈ると喜ばれるかもしれません。逆に葬儀などの弔事の場合でもプリザーブドフラワーは重宝します。供花や仏花としてプリザーブドフラワーを取り入れる事で生花に負けない美しさを保ちつつ、長期間にわたり故人を偲ぶことが出来るでしょう。
弔事の際のプリザーブドフラワーとしては、ホワイト・ブルー・グリーンといったシンプルなカラーを使い、若干ボリュームのあるアレンジが選ばれる事が多い様です。しかし弔事でプリザーブドフラワーを贈る際に注意したい点は二つあります。一つは「供花・仏花には意味がある」事。もう一つは「プリザーブドフラワーの知名度」になります。一つ目の「供花・仏花の意味」について厳密に言いますと、供花としてそれぞれのお花には一つ一つ「○○だからコレ」「△△だからソレ」といった意味があり、飾る期間や飾り方にも違いがあります。また、仏花の場合は「短命の生花を供える事で、生きている人たちが命の儚さについて感じ取り、生きている事に感謝する」という意味合いがあるそうです。そういった様式を大切にされる方に贈る際は、供花としては無難なお花を使用したプリザーブドフラワーがあるか、仏花としては既に生きておらず長期間朽ちないが問題無いか、といった点に気を遣う必要がありそうです。また、風水を気にされる方にお贈りする際も少し注意が必要です。一見、色のバリエーションが豊富なプリザーブドフラワーは色が関係してくる風水には合わせやすく思うのですが、プリザーブドフラワーはドライフラワーと同様に「死んだ花」と捉えられ「陰の気」に通じてしまいますので、験担ぎを重視される方にお贈りする際は、そういった点を配慮して、生花や造花を選択する方が無難かもしれません。
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プレゼント・ギフトに選ばれる「 プリザーブドフラワー 」アレンジのバリエーション
お花のアレンジメントといってもその形式は多種多様。中でも基本的には「お花」の部分だけ加工される事が多いプリザーブドフラワーは、茎や葉が存在しないことも珍しくありません。そのため、生花やドライフラワーと比べ、茎の長さを利用した長めの花束やブーケといったアレンジはどうしても難しくなります。それではプリザーブドフラワーのアレンジメントはどういったバリエーションがあるのでしょうか。人気のバリエーションをご紹介していきます。
「ショートブーケ」
手で掴む箇所とお花を固定する芯材が一緒になった小さいマイクの様なフラワーベースを使い、芯材のある頭の部分にプリザーブドフラワーを固定していくという方法で作られたブーケ。または、プリザーブドフラワーにワイヤーを通し、そのワイヤー部分を茎の代わりにまとめて持ち手とする、といった方法でアレンジメントをブーケ型に形成したものです。お式のあとは飾って楽しむことができるため、結婚式の花嫁のブーケとしても人気です。
「ボックスアレンジ」
紙箱などに芯材を入れ、その芯材にプリザーブドフラワーを固定して作成するアレンジ。蓋を開けた時の感動と、そのままインテリアとして飾ることができる利便性がポイントです。シンプルなものではお花を一輪だけ使用し、芯材も使わずそのまま容器に固定するパターンも見受けられます。また、アクリル製などの透明の容器を使用して、全方位から見て楽しむことができるようにアレンジされたものも人気です。
「フラワーベースアレンジ」
陶器製、ワイヤー製といった様々なフラワーベースにお花を固定して作成されるアレンジ。小振りな手のひらサイズの物から、両手で抱える程の大きいサイズもございます。インテリアに取り入れる事でお部屋の印象が華やぎます。
「フレームアレンジ」
額縁の様なフレームにプリザーブドフラワーをあしらったアレンジ。中には開閉式のフタ付き木箱の様な作りをしていてフタ側にメッセージ等を入れる物もあります。ベースとなるフレームとの調和、高級感も合間って、プレゼントやギフトとしての人気も高いです。
「写真立てアレンジ」
フレームアレンジとどう違うの?と思ってしまいますが、こちらはフレームにお花を閉じ込めるのではなく、写真を装飾するような役割でプリザーブドフラワーを使用するアレンジのことです。写真の周りをプリザーブドフラワーで囲ったり、上下開閉式のフタが付いた箱のフタ側に写真を配置したりと、といった物も該当します。
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