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アルコール製剤の種類と選び方
シモジマオンラインスタッフ
2023/06/28 11:45

アルコール製剤の種類と選び方

近年、感染症の広まりによってより生活に身近な存在になったアルコール製剤。病院や食品取扱現場、家庭内と様々な場所で使われています。 アルコール製剤は手指の除菌や、厨房・調理器具の衛生管理などに利用され、用途によって適した種類があります。 多様な種類の製品が販売されているため、どのように選んだらいいか迷う方もいるかもしれません。そこで、この記事ではアルコール製剤の種類と選び方をご紹介します。

アルコール製剤とは?

アルコール製剤とは、エタノールをメインの成分として、クエン酸や乳酸などの添加物を加えて作られた製剤です。エタノールの除菌効果が最も高い濃度は70%前後ですが、アルコール製剤は他の成分も加えることによって、70%に満たない濃度でも高い除菌効果が得られるよう作られています。安全性が高く簡単に使えることから、様々な場面で利用されています。 アルコール製剤カテゴリはこちら

濃度から選ぶ

アルコール製剤を選ぶ上で濃度は重要なポイントです。 除菌に効果的なアルコール濃度は70~80%で、80%を超えるとかえって効果が下がってしまうと言われています。 アルコール製剤には70%に満たない濃度の製品も多くありますが、エタノール以外の除菌成分を添加することで効果が落ちないように工夫されています。 また、アルコール濃度が60%(重量比)以上の製品は危険物に該当するため、保管する量によっては届け出・許可申請が必要になります。 一般家庭ではほとんどの場合問題ありませんが、アルコール製剤を多く保管しておきたい事業者の方などは、最寄りの消防署に確認を取るか、危険物に該当しないものを選ぶのもいいかもしれません。
濃度 特徴
濃度70~80% 70~80%は、除菌に最も効果的な濃度です。新型コロナウイルスにも効果があり、確実に除菌をしたい場合におすすめです。
濃度50~60% 消防法による規制がない非危険物タイプです。そのため保管場所を選ばず、管理がしやすいです。調理器具、食品、テーブルなどの除菌に適しています。
濃度40~50% こちらも非危険物タイプです。低濃度なため肌に優しいのが特長。他の成分を添加することで除菌効果を高めている製品が多いです。
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容量から選ぶ

アルコール製剤は、小さいものだと10mlから、大きいものだと5L以上のものまで様々な容量の製品が販売されています。 自分がどういった用途で使おうと思っているかを明確にして選ぶ必要があります。例えば、外出先で手指の除菌をしたいという場合は持ち運びに便利な小容量の製品を選ぶと良いでしょう。 逆に自宅や施設内のみで使用し、広範囲の除菌をする・使用頻度が高い、という場合は大容量タイプを選ぶと買い足す手間が省けるためおすすめです。 また、自宅の玄関や店舗・施設の出入り口にアルコール製剤を置いておきたいという場合もあると思います。そのような場合は大きすぎず小さすぎない500ml程度の容量のものが適しています。 【小容量】 60ml以下の小容量タイプは、コンパクトサイズで持ち運びがしやすいため、外出先での手指除菌に最適です。 【中容量】 500ml程度の中容量タイプは、大きすぎず小さすぎないため自宅や店舗・施設内で使用する場合に適しています。 【大容量】 5L以上の大容量タイプは、施設内設備・厨房といった広範囲の除菌をする場合や、アルコール製剤の使用頻度が高い方などのストック用におすすめです。 アルコール製剤カテゴリはこちら

まとめ

アルコール製剤は手指の除菌や厨房、調理器具、施設内設備の清掃・除菌などに利用され、様々な場所で活躍しています。 除菌効果が高い高濃度タイプや肌に優しい低濃度タイプ、小容量で持ち運びに便利なタイプや買い置きに便利な大容量タイプなど、特長を理解して用途に合った製品を選ぶ必要があります。 大量に保管しておく場合、消防法による規制を受ける危険物に該当するかどうかも重要なポイントです。 家庭内でも店舗・施設等でも必需品となってきたアルコール製剤。購入の際は用途を明確にして、最適な製品を選びましょう。 アルコール製剤カテゴリはこちら

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