エアパッキン(エアキャップ)の種類と大きさの選び方
一般的にプチプチ(商標登録:川上産業)と呼ばれ、商品の梱包や引っ越しの際、荷物の保護に使われており、誰もが目にしたことがあるアイテムだと思います。円状の突起の中には空気が入っており、クッションの役割を持っているため、梱包物を衝撃から守ってくれます。
断熱効果を高めることもできるため、窓に貼りつけるという使い道もあります。
サイズや形状が様々ありますので、用途に合った最適なものを選択できるようご紹介いたします。
エアパッキン(エアキャップ)とは?
引越しや通販の定番アイテムのエアパッキン(エアキャップ)。エアパッキンは通称プチプチと呼ばれ、空気をクッションとして利用した気泡緩衝材のことを指します。ポリエチレン素材で、とても軽くて柔らかいのが特徴です。細かくて小さなアクセサリーから家具・家電などの大きなものまで幅広く使える便利なアイテムです。
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幅から選ぶ
エアパッキンは、種類が豊富にあるのが特徴の1つです。何を選んだら良いのか迷ってしまうときは、まずエアパッキンの幅から選択してみるのがよいかもしれません。包む対象物がどれくらいの大きさで、高さはどのくらいあるのか、厚みはどれくらいあるのか、などとイメージを膨らませます。その大きさに適した幅を選択することで、カットする手間が省けます。さらにカット後の不要になる部分も減らせて経済的です。梱包した後の見た目がスッキリと綺麗に仕上がるという効果も期待できます。このように手間と経済性と見栄えの観点から適切な幅のエアパッキンを選ばれると良いと思います。
300㎜
アクセサリー、細かい部品、CDやDVD、文庫本といった小さいものに最適です。
600㎜
本や雑誌、パソコンといった厚みのあるものや、箱状のモノに最適です。
1200㎜
家具や家電などの大きくて重い物、釣り竿や、ゴルフバックなどの高さがあるモノに最適です。
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長さから選ぶ
小分けにした品物を大量に送りたいときや、大きさがバラバラなものを梱包したいとき、その度にエアパッキンを購入するのはコストが掛かります。そんなときはロールタイプが便利です。それぞれの大きさに合わせてカットして使えるので経済的です。瓶など高さのあるものは外側から丸め込むように包むだけで梱包できます。使ったあとはテープで端を止めればスッキリと収納できて、収納スペースを取りません。
また、そこまで頻繁に使わないという方には、初めからカットされているタイプのものがおすすめです。使う頻度や量に合わせて選びましょう。
1メートル以下 |
カットする手間を省くシートタイプ。1枚の長さが短いため、小物を包むときにカットする手間が省け便利。 |
数メートル |
引越しや通販などで荷物の梱包や保護に活躍するほか、窓に貼ると断熱効果を高めるシートとしても活用できます。 |
数十メートル以上 |
数メートルでは足りないような大量なものを包むときや長いものを包むときに便利。 |
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形状から選ぶ
陶器を包むクッション材に便利なシートタイプをはじめ、品物を入れてテープで止めるだけで梱包できる袋タイプ、さらにクッション材と封筒が一緒になったクッション封筒など、エアパッキンの形状には様々な種類があります。梱包する対象物に合わせて選択することで、包む手間が省けるばかりでなく、発送準備に掛かるコストを安価に抑えることができます。
シートタイプ
陶器やガラス製の割れモノ、食品の梱包など、自由に形や大きさを変えることが出来るため多様なものに対応できます。また、箱の隙間を埋めるクッション材の代わりにもなります。
袋タイプ
小さな部品、パーツ、アクセサリーなどの小物、ワイン、日本酒、焼酎、ジュースの梱包に最適です。
クッション封筒
袋タイプと封筒が一体となったもの。梱包物を入れるだけですぐに発送できて便利なアイテムです。
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まとめ
エアパッキンの選び方をおさらいしておきましょう。
・大きさから選ぶ:包むモノの大きさに合わせて幅を選びましょう。
・長さから選ぶ:包むモノの数によって、ロールタイプかカットされているタイプかを選びましょう。
・形状から選ぶ:シートタイプや袋タイプを上手に活用してコスト削減。
引越しの準備や通販サイトへの出品など、使う場面がたくさんあるエアパッキン。上手に活用することで、綺麗な状態を維持するだけでなく、思わぬ破損や損傷を防ぎ安全に品物を送り届けることができるのです。
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