カットケーキ箱の形状と使い方
パティスリーやカフェでの、ケーキのテイクアウトに欠かせないカットケーキ箱。繊細なカットケーキの、収納・持ち運び・保存の三役をこなす、便利なアイテムです。本稿ではそんなカットケーキ箱について、形状と使い方の観点からご紹介いたします。
カットケーキ箱とは?
カットケーキ用の箱は、ケーキを切り分けて個別に包装し、持ち帰るための箱です。カード紙やクラフト紙をはじめとした、食品対応の硬めの紙でつくられており、直接ケーキをしまうことができます。多くは組み立て式で在庫スペースをとりません。ワンタッチで組み上げができるものなどもあります。ケーキのサイズや入れる個数に応じて、サイズを使い分けるのが一般的です。
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カットケーキ箱の形状
まずはカットケーキ箱について、形状の視点から見て参ります。カットケーキ箱の形状は様々で、用途や手提げ袋の有無などを考慮して選ぶことができます。
ボックス型
定番のボックス型はケーキを収納した際にもコンパクトでかさばりません。サイズ展開も豊富です。
手提げ型
持ち帰り袋を使わないでケーキ箱の持ち運ぶことが可能にする手提げ型。資材の削減におすすめ。
サイドオープン型
出し入れが簡単なサイドオープン型は、側面の一つが手前に倒れるようになっています。カットケーキの敷き詰めがしやすい形状です。
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カットケーキ箱の使い方
続いてはカットケーキ箱について、使い方の視点から見て参ります。
カットケーキはホールケーキとは異なり、ケーキトレーで底面を安定させるわけではありません。複数の種類のケーキを収納する場合には、サイズや形が一様でない場合も多くあります。さらにカットした断面が、箱の中で他のケーキにぶつかって損なわれてしまうのも防がなくてはなりません。
以下ではカットケーキ箱について、使い方の一例を取り上げます。カットケーキ箱のほかに、ケーキシートとケーキフィルム、ケーキストッパーを用います。
- カットケーキを包む
カットしたケーキをひとつひとつ包みます。ケーキシートを底に敷き、ケーキフィルムでカット断面を覆うことで、乾燥や崩れから守ります。
- 箱に入れる
包んだケーキを箱に入れます。箱を持ち上げたときにケーキが傾かないか、隣り合うケーキ同士が重なってしまっていないかなど、注意が必要です。
- 調整する
箱の中に隙間が空く場合には、ケーキストッパーを使用してスペースを埋め、箱の中でケーキが動いて倒れてしまうのを防ぎます。持ち運ぶ時間や気温によっては、ケーキストッパーの内側や箱の中に保冷剤を仕込むこともあります。
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まとめ
本稿ではカットケーキ箱について、形状と使い方の観点からご紹介いたしました。テイクアウト用の底マチのついた手提げや、「要冷蔵」と表記のある食品用タックラベルなども併せてご利用ください。用途にぴったりのカットケーキ箱で、さらなる顧客満足度向上や、一層スムーズな店舗運営を実現してみてはいかがでしょうか。
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