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果実袋の種類と使い方
シモジマオンラインスタッフ
2023/11/15 15:10

果実袋の種類と使い方

果物を栽培する際、果実を害虫や日焼け、風雨から守ることはとても大切。そんな時に頼りになるのが果実袋です。品種や特徴に応じて様々な種類があり、それぞれの果物に適した形状の袋が存在します。この記事では、ぶどうやももなど、代表的な果実袋の種類と使い方についてご紹介します。

果実袋とは?

果実袋とは、栽培中の果物を害虫や悪天候などから保護し、出荷時や販売時にも使用される果物専用の袋です。出荷袋として果物の品質を保ちながら運搬したり、果物を個別に包むことで、美しいラッピング資材としても機能したりします。 果実袋カテゴリはこちら

果実袋の種類

ぶどう用果実袋

脱粒防止や、ぶどうをきれいに見せるために使用します。栽培段階に掛ける袋は、果実の成長やサイズに応じて袋のサイズを変えていくことが大切です。紙を薄くすることで通気性向上を実現したタイプも。

もも用果実袋

風雨などにより果実が葉や枝にすれて傷つくのを防ぎます。袋を掛けない方法に比べ、収穫を数日早める効果もあります。袋を外すのも簡単で、除袋の際に傷がつきにくいのもポイント。

りんご用果実袋

傷や日焼けからりんごを守ります。遮光性が高いものが多く、徐々に袋の色が薄くなって、無袋に近い状態で栽培できる優れものも。
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果実袋の使い方

果実袋の使い方をご紹介します。

袋を掛ける時期

果物 一般的な袋掛けの時期
ぶどう 6月中下旬~7月上旬。摘粒後、皮が色づき始める頃。
もも 5月中旬。生理落果が終わってから。落花し40~50日経過した頃。
りんご 6月下旬~7月。落花し50日経過した頃。晴れた日の10時~15時頃。

袋掛けの注意点

袋はよく膨らませてから使用します。この時、果実が濡れていると病気になりやすくなるので、乾いた状態の果実に掛けましょう。果実を袋の中に入れたら止金を果軸に巻きつけて完成です。 ※果物の種類によって袋の止め方などが異なる場合があります。 果実袋カテゴリはこちら

まとめ

果実袋の種類と使い方についてご紹介しました。正しい袋の使用は外的要因から果物を守り、品質を向上させます。使い方もシンプルなので、手軽に果物の栽培環境を整えることができます。ぜひこの記事を参考に、果物の美味しさや安定した収穫を追求するのにぴったりな果実袋を探してみてください。 果実袋カテゴリはこちら

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