徽章の付け方と使用シーンに合わせた選び方
式典やイベント、講演会、学校行事などの際に参加者が胸元に付けている徽章。日常生活の中で、使用する機会が少ない為、いざ必要になるとどのように選び着用すればいいのかわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。この投稿では、徽章の付け方と使用シーンに合わせた選び方をご紹介いたします。
徽章とは?
徽章(きしょう)は、胸章・記章・リボンバラなど様々な名前で呼ばれています。華やかな雰囲気を演出し、式典やイベントの格を上げるためのアイテムとして使用されます。また、使用することで主催者と来賓の区別やグループの識別がしやすく、名札としての役割もあるため、名刺交換の際にも役に立ちます。
徽章カテゴリはこちら
徽章の付け方
まずは、徽章の付け方についてご紹介いたします。男性・女性、お召しになっているもので付け方が異なります。
男性の場合
左胸にある胸ポケットに付けます。クリップタイプの徽章の場合は、クリップで胸ポケットに留めます。安全ピンでつけるタイプの徽章が主流ですが、服地を傷めることになるため、ためらわれる方が多いです。自身が主催側になる際には、クリップのついたものを用意すると安心してお使いいただけるでしょう。
女性の場合
女性も男性と同じく左胸につけますが、女性の洋服にはポケットが無い場合が多いので、胸のやや下(左胸とウエストラインの中間)あたりに付けます。
和服の場合
式典などの場では、和服を着用する女性も多いでしょう。和装の場合安全ピンですと、布地を傷めることが多いため、帯揚げに安全ピンで付けるか、クリップで帯に留めてください。
あくまで、上記でご説明させていただいた付け方は一般的な付け方です。使用される際には会場での案内に従って着用していただけますと幸いです。
徽章カテゴリはこちら
徽章の使用シーンに合わせた選び方
シモジマでは、主にリボンバラ・リボン徽章と呼ばれているレーヨン素材で作られた徽章を扱っております。シンプルなリボンタイプから高級感のある花付き3枚タレタイプまで、幅広く取り揃えていますので、使用シーンに合わせて選んでみてください。
慶事
主に紅白の徽章を用います。特に決まりはありませんが、日本では古来より、来賓や目上の方には“白”の徽章をつけていただく傾向がありました。しかし、最近では主催者側が“白”、来賓側が“赤”が主流になってきています。
お祝い事
主に紅白の徽章を用いますが、ピンクや黄色といったカラフルな徽章を用いても構いません。来賓の方の中でも区分けをしたいときや、イベント・式典の趣旨や、会社のイメージカラーなど、場合に応じて色を選んでみてください。大きさに関しては、特に細かな決まりはありませんが、上位の方は大きな徽章、順に小さな徽章にするのが一般的です。目安として、大リボンバラは会社の総会、記念式典によく使用され、小・中リボンバラは学校行事や様々な式典、イベントに使用されることが多いです。
弔事
主に白黒の徽章を用います。喪章とも呼ばれています。喪主と来賓の方にはリボンバラを、そのほか、親族や関係者には旭光や五方を付けていただくことが多いです。最近では、周りから見て喪主が誰なのかわかりやすくするため、喪主のみ徽章を付けるケースもあるようです。
イベント
多くの参加者が集まるコンクールや運動会などのイベントでは、グループ分け識別のために徽章が使用されます。よく使用されるのが、ビラ章とも呼ばれるシンプルなリボン徽章です。また、イベントにお越しの来賓の方やスピーチや登壇予定のある方は大きめのリボンバラを付けていることあります。
徽章カテゴリはこちら
まとめ
ここまで、徽章の付け方と使用シーンに合わせた選び方についてご紹介いたしました。徽章は、式典やイベントを彩り、識別に便利なアイテムです。徽章を着用する機会は多くはないと思いますが、本稿が徽章を着用する際、購入する際にお役に立てましたら幸いです。
徽章カテゴリはこちら
関連ブログ
学校行事で用意するべき式典用品
賞状用紙の選び方
額縁のサイズと飾り方