メニューブック(メニュー帳)の特長と選び方
お店に入った際に、まず気になるのがメニュー。「メニューブック」は、そのお店の魅力のひとつとも言えます。そんなメニューブックにも、お店の魅力を最大限演出するための工夫が盛りだくさん。広げずに表紙からでもお店のオリジナリティが演出できるモノ、落ち着いたシックなデザインが高級感を醸し出すモノ、来店のたびに更新されいつも新鮮に感じるモノなどさまざま。そんなメニューブックの特長や種類、選び方についてご紹介します。
メニューブック(メニュー帳)とは?
メニューブックとは、レストランや喫茶店、飲食店に置いてある、お品書きのことです。お品の名称や料金、画像などが掲載されています。メニューブックは、お店側にとっては提供する料理や商品の魅力を伝える手段の1つとなり、来店する方にとっては注文を決めるための情報の1つになります。そのデザインによって来店したお客様に与える印象も変わりますので、こだわったお店づくりを目指す方は、店内の雰囲気を意識したメニューブックを選ぶと良いでしょう。
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タイプから選ぶ
メニューブックはその店の魅力を伝えるための非常に重要なアイテムです。そのため、メニューブックにはお店ごとの魅力がひと目で伝わるよう、いろいろなタイプが揃えられています。クリアタイプは、表紙から裏表紙まですべてのページを差し替え可能です。表紙を工夫することでメニューを開かずにお店の魅力を伝えられます。ピンタイプは、すべてのページがしっかりとピン止めされているため、表紙とページがズレず洗練された雰囲気を演出することが可能です。バインダータイプはページの入れ替えが容易なため、シーズンごとのメニュー変更や新コースの追加で、お客様に新鮮味を感じていただけます。
クリアタイプ
内容から表紙まですべて差し替え可能で、お店のオリジナリティを大胆に表現できます。
ピンタイプ
表紙とページがしっかりピンで固定されているため、ズレなどが発生しません。洗練されたおしゃれなデザインは、お店の雰囲気づくりにも活躍します。
バインダータイプ
ページごと差し替えることが可能なタイプです。旬の食材や日替わりなど、メニューを変更することが多い場合に最適!
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ページ数から選ぶ
メニューブックの目的は、①お店で提供している商品がわかる、②お店の雰囲気を伝えることの2つです。そのためには、商品の紹介ページのほかにお店の雰囲気が伝わるようなページ構成であったり、メニュー作りを工夫する必要などがあります。魅力あるメニュー作りには、お店の雰囲気や商品・料理のイメージに合わせて、写真などをふんだんに使うことも有効です。おのずとページ数も増えるため、どのようなメニューブックを作りたいかを事前に考え、それに合わせたページ数のものを選ぶようにしましょう。
見開き~4ページ程度 |
メニュー数が決まっていたり、予約制のコース料理専門店などにピッタリです。 |
5~10ページ程度 |
個人店から居酒屋などの大衆食堂に向いています。ページの使い方に比較的融通も利く為、使いやすいページ数です。 |
10ページ以上 |
ファミレスなどのメニューやその時の特集商品などが多いお店向きです。目玉商品を1ページ丸々使うなどの大胆な使い方もできます。 |
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色から選ぶ
メニューブックの色は、お店のイメージに合うものを選びましょう。メニューはお店の第2の顔です。お店のイメージとメニューのイメージが合っていれば、食欲も楽しさも倍増します。透明色のものはお店のチラシを差し込んだり、イメージカラーをそのまま使うなど、自由度が高いのが特長です。ブラックやブラウン系であれば、落ち着いた大人の雰囲気が醸し出せるためワンランク上の高級感が演出できます。表紙の質感にもこだわることができるため、メニューを手に取って開く瞬間に、お店のイメージを伝えることができることもポイントのひとつです。
ブラック
「黒」は落ち着きや重厚感を持つカラーだと言われています。同時に有彩色に落ち着きを与えるため、ひとつ高い品格を演出するにはうってつけの色です。
ブラウン系
「ブラウン系」は心を落ち着かせたり、温もりを持つ色として知られています。ゆったりとした空間を楽しんでもらう色として取り入れることで、全体的に柔らかい雰囲気になるでしょう。
レッド系
「赤」はエネルギーにあふれた色です。また、実際の滞在時間よりも、長く滞在していると感じやすい色と言われています。回転率が上がるため、中華料理店で好まれる色です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?メニューブックは、そのお店の第2の顔です。お店の雰囲気や商品・料理は良くても、メニュー表が汚れていたり破れていては、お客様の満足度は上がりません。お店のコンセプトに合ったものを選ぶことで、お店の印象は2倍にも、3倍にもよくなります。これからメニューブックを選ぼうと考えている方、ぜひ参考にしてみてください。
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