ポリ風呂敷の魅力と包み方
風呂敷は古くから日本で使われており、時代の移り変わりとともに湯具としてだけではなく荷物を持ち運ぶのに使われたり、様々な吉祥文様を施し贈り物を包むことで、気持ちを伝えるツールとしても普及していきました。最近では合成樹脂製の風呂敷も使われています。今回はプラスチック製の風呂敷、ポリ風呂敷について紹介していきます。
ポリ風呂敷とは?
ポリ風呂敷とは、昔ながらの水玉模様でお馴染みのビニール素材の風呂敷です。名前の通りポリエチレンで作られており、布製の風呂敷に比べ、耐水性、防湿性に優れているため、仕出し弁当やお寿司などの宅配・デリバリーに使われることが多いです。また、布製の風呂敷よりも安価であり、シート状のため、袋とは違い好きなサイズ感で結べることから、幅広い包装にもお使いいただけます。
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ポリ風呂敷と風呂敷の違い
材質
ポリ風呂敷:ポリエチレンというプラスチックで作られており、耐久性が高く、耐水性・防湿性に優れています。
風呂敷:絹、綿、レーヨンなどの布製であり、洗濯して何度も使えるため環境に優しいです。
価格と耐久性
ポリ風呂敷:合成繊維で作られており、比較的安価で、丈夫で汚れにくいです。
風呂敷:手作りのものが多く、天然素材で作られるため高品質なものは高価ですが、使い込むことで風合いが増すことがあります。
用途
ポリ風呂敷:耐水性、防湿性などに優れているため、弁当やお寿司などの食品包装に使われることが多いです。
風呂敷:贈り物を包む際に使われたり、結び方によってはバッグ代わりに持ち運びに使われたりもしています。
色柄
ポリ風呂敷:昔ながらの水玉模様のものは青やピンクなど多くのカラーがあり、また、お寿司の宅配などでよく見られる、かすみ草柄や、花模様のものなどシンプルでかわいらしい柄のものが多く見られます。
風呂敷:唐草模様や、市松模様など昔ながらの伝統的な和柄のものが多く見られます。
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包み方
風呂敷には様々な包み方があるのが特徴であり、魅力です。今回は基本的な包み方をご紹介していきます。
1.まずは、風呂敷を平らな表面に広げます。
2.次に、包むものを風呂敷の中央に置きます。ものの形状に合わせて風呂敷の位置を調整してください。
3.風呂敷の四隅をものの上に持って来て、中央で掴んで持ち上げます。その際、風呂敷の角を重ねてものを包みます。
4.ものを包み終えたら、風呂敷の角を結びます。これにはいくつかの方法がありますが、今回は、対角線上の角を掴んで風呂敷をくるりと巻き、もう一方の対角線上の角に結んでください。
5.結び目をしっかりと結び、必要であれば余分な部分をカットします。これで完成です。
この方法以外にも、リボンや紐を使って結んだり、角を結ぶ方法、デザインなどを工夫して、自分なりのスタイルを楽しんでください。
包み方に慣れると、さまざまなシーンで便利に使えることでしょう。
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まとめ
今回はポリ風呂敷についてご紹介しました。ぜひこれを機にポリ風呂敷を使って、ひと味違った、他にない個性あふれる包装をしてみてはいかがでしょうか。
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