オリジナルの素敵な作品を作ったから販売したい。
おうち時間が増えたこともあって、ハンドメイド作家さんはこの1年で増加しています。
ハンドメイド人口は今実に1000万人以上となりました。
そのように盛り上がっているハンドメイド業界ですので、作家さんにとっては追い風!
これからますます頑張ろうという作家さんも多いのではないでしょうか。
ですが、作家さんにとっていいことばかりというわけにはいきません。
というのも、作品を販売したいという作家さんが増えるわけですから、ライバルも増えるということになるからです。
そんな中新しくハンドメイド作品の販売にチャレンジしようという作家さんには、以前よりも厳しい環境で戦っていく必要が出てきたわけです。
今回は、駆け出しのハンドメイド作家さんが商品を販売するのにお勧めなアプリをご紹介します。
ハンドメイド作品を売りたい!作家さんに立ちはだかる困難
ハンドメイド人口が増えたことに加え、既製品でも「ハンドメイド風」な商品をよく見かける今、新しく作品を販売しようという作家さんにとって、その環境は厳しいと言えます。
せっかく作品を販売するのに、「全然売れなくて悲しい!」と思うのはつらいですよね。
前もってどんな困難があるのかを知って、乗り越えられるように準備をしておきましょう。
今、ハンドメイド業界は激戦!ライバルがたくさんいることを知っておこう
先述の通り、今はハンドメイドってすごく人気があるんですよ。
だから、「私のオリジナル作品!」と思って自信を持って作ったものと似たものがすでに販売されているなんてこともしばしば。
だから似たものを見つけてしまっても落ち込まないようにしましょう。
たとえ似ていたとしても、あなたの作品はあなたが作ったオリジナルの物。
あなたのことを素敵と感じてくれるお客様に届ければいいのです。
販売を始めたからといってすぐに売れるわけじゃない!見つけてもらう努力が必須の世界
「素敵な作品を作りさえすればお客様が見つけてくださる」
ハンドメイド業界はそんな考えはすでに通用しない、厳しい業界となりました。
作品を販売するためには、お客様に作品を見つけてもらうためのアクションが必要です。
自分の作品を好きになってくれる方へ、的確に情報を届けるにはどうしたらいいのか?
どの作家さんもそれを日々研究しています。
初心者ハンドメイド作家さんがチャレンジしたいフリマアプリ5選
では、初心者ハンドメイド作家さんが作品を販売していくなら、どこがおすすめなのでしょうか?
フリマアプリは絶対活用!複数使いがおすすめ
ハンドメイド作品の販売を始めたいと思っている作家さんにとって、フリマアプリはその最初のチャレンジに最適!
これから初めて作品を販売するという方ならぜひ挑戦してみましょう。
ハンドメイド作品の販売におすすめなフリマアプリをいくつかご紹介します。
メルカリ
まずは言わずと知れたメルカリ。
なんと月間利用者数1,755万人!
2020年の年末には累計出品点数が20億個を突破したそうです。
まさにマンモスアプリです。
それだけ見てもらうことができるチャンスが多いということです。
ただし、
ライバルがものすごく多いのも事実。
更に、メルカリを利用するユーザーも目が肥えているので、メルカリに出したら売れるというのははるか昔の話。
たくさんのライバルの中で自分の作品を見てもらうための工夫が必ず必要です。
minne
ハンドメイド作家さんならだれもが知っている、ハンドメイドマーケットのminne。
ハンドメイド商品を好んで購入する方はminneをよく利用しています。
ハンドメイドであるということに価値があるので、せっかくの環境をぜひ利用していきましょう。
ただし、minneは本当に幅広いハンドメイド作家さんが出品しています。
レベルも様々で、プロ顔負け・・・というよりプロがゴロゴロいる世界です。
自分の持ち味をしっかりアピールしていきましょう。
Creema・iichi
Creemaとiichiはそれぞれ、minneと同じくハンドメイドマーケットアプリです。
規模として一番大きいのがminneですが、Creemaなどは流通額で見ると遜色なく、1つの販売場所として選ぶことが可能です。
ただし、Creemaとiichiには注意しておきたい点が。
それは、どちらも出品者がセミプロやプロの作家さんがメインで作品のレベルが高いということ。
作品力として対抗していくことができない場合は、まずはほかのアプリから始めるほうがいいかもしれません。
逆に、これまでは販売経路を持っていなかっただけで、作品自体はプロにも引けを取らない!という場合には調整する価値ありなアプリです。
Etsy
Etsy(エッツィ―)は、日本だけではなく外国のお客様向けに作品を販売できるアプリケーションです。
和風のデザインの作品や日本特有のものは特に海外からのお客様の需要が高いようです。
「Made in Japan」のブランド力は健在。
自分で海外に販売するのはハードルが高いように感じてしまう方も、Etsyなら簡単にそのハードルを飛び越えることができるんです。
ただし、海外向けに作品を出品する場合は英語での表記がおすすめ。日本語でも掲載は可能ですが、海外の方が見て理解できる言語のほうが販売はスムーズです。
ジモティ
ジモティは地域の伝言板として、不用品の譲渡やコミュニティ情報の発信など、様々な用途で使用できる便利なアプリケーションです。
ジモティは特別ハンドメイド作家さんやハンドメイド商品を購入したい人のためのツールではありませんが、その分使い方次第では販路の一つとして使うことが可能です。
ジモティの利点は、お客様の多くが近隣の方であり、設定した場所で直接商品を受け渡すことができるため、送料やプラットフォームに対して支払う手数料などがないこと。
その分価格設定を下げることも検討できますし、お客様が地域の方ということもあってリピート顧客の獲得にもつなげやすいわけです。
初心者作家さんはフリマアプリをうまく使って販売経験を積んでいこう
いくつかあるフリマアプリを使い分けてみると、だんだんと自分に合った販売方法や顧客層が見えてきます。
それまでは味見のつもりで複数のアプリを使ってみるのがおすすめです。
注意点としては、複数アプリに商品を登録した場合、1つのアプリで売れたら別のアプリでは該当商品の販売を停止すること。
「売れたのに作品がない!」なんてことになっては、お客様からの信頼を失ってしまいます。
フリマアプリを上手に活用して、ハンドメイドをもっと楽しんでいきましょう。