お祝いやイベントごとに!折り紙で作る花束の作り方
ちょっとしたプレゼントを贈りたいとき、又はお祝儀に何か添えたいとき、みなさんはどうしていますか。
折り紙で折った手作りの花束をプレゼントするのはいかがでしょうか。
今回は、お子様と一緒に作ることのできる花束から、少し手の込んだ花束まで3つご紹介します。
海外では折り紙で折ったウェディングブーケが流行しているようなんです。
特別な日のために、自分でブーケを作ったり、結婚式を挙げるお友達にプレゼントするのも素敵ですね。ウェディングブーケは、最後にご紹介します。
1.簡単な花束の折り方
まずは、母の日に贈って喜ばれる、カーネーションの花束の作り方をご紹介します。
お子様一人では少し難しいので、是非お父さんが手伝ってあげて下さい。
花束ですので、花と茎を別々に作り、組み合わせます。
・花の作り方
- 白い面を上にして、十字の折りすじができるように、四角形に二回折る
- 開いて、下の端を中心線に向かって折り、もう一度折る
- 上の端も同様に折る
- すべて開いて裏返し、下の端から折りすじに沿ってじゃばら折りを3回行う
- 上の端も同様にじゃばら折りする
- 横長の状態でひらひらの部分が内側になるように半分に折り、今度は縦にして半分に折る
- 花びらの形にしるしをつけ、はさみで切る(切るのは折紙の輪の方ではなく、ひらひら開いている方)
- 5の状態になるまで開く(ひらひらした方を表にする)
- 上の端を中心線に向かって折り目をつけ、ここから上の部分が花びらになるように慎重に開く(ふくろの部分に後ろから手を入れ、広げていく)
- 反対側も同様に開く
- 下の端を、上の端より1.5cmほど控えて折る
- 11で折った端を、10で開いた花の中心部分で下方向に折る
- 花びらになるように、左右を慎重に開く
- 裏返して、白い部分が「がく」で隠れるように、花びらの終わりの部分と中心線を角として、左右を三角形に折る
- 花のできあがり!
・茎の作り方
- 縦に4等分した折り紙を1枚用意する
- 白い面を上にして横長に置き、半分に折って折り目をつける
- 中心の折りすじに向かって上下折る
- 縦長に置いて半分に折って開いたら、今つけた折りすじに向かって下方向に折り目をつける
- 4でつけた折りすじから上を、左右一枚目だけダイヤモンドの形になるように開く
- 4でつけた折りすじから1cmほど下を山折りして引き上げ、重ねる
- 左に90度回転させ、茎を作る
茎は3分の1の太さにしたいので、まず下の端を3分の1折り曲げて、がくの部分は三角にしてつぶす - 反対側も同様にする
- このままでは、がくの部分が不格好なので、がくの下の部分を左右三角に少し折る
- 裏返したら茎のできあがり!
では、花と茎を組み合わせます。
- 花の14で三角形に折った部分をボンドで固定する
- 花の白い部分が隠れるように、花と茎をボンドで付ける
- できあがり!
たくさん作って、折り紙や包装紙などで包み、お母さんにプレゼントしましょう!
2.他にもあるいろいろな花束の折り方
チューリップの花束
入園祝いや入学祝い、御祝儀だけでは味気ないかな、と思ってしまいますよね。
そんな時は、手作りのチューリップの花束を贈るのはいかがでしょうか。
カーネーションは平面の花束でしたが、今回は立体の花束です。
・花の作り方
- 白い面を上にして、四角形に2回折る
- ふくろを開いて、三角につぶす
- 反対側も同様にする
- 左右の角を上の角に合わせるようにしてひし形を作る
- 反対側も同様にする
- 今折りたたんで2枚に重なった部分を片側にたたんで、ヒラヒラした部分が見えないようにする
- 反対側も同様にする
- 上下反対に置いて、左右の下の端と中心線を合わせるようにたたむが、その時少しだけ中心線より中に折る(左右が少し折り重なる)
- 反対側も同様にする
- 左側のふくろを広げ、右側の折り重なる部分を中に入れる
- 反対側も同様にする
- 横長の三角部分の頂点に小さな穴があるので、折り紙の風船をふくらます要領で息を吹きかけてふくらます
- 横長の三角部分が、正四角形に開くように形を整える
- ヒラヒラした部分が花びらとなるので、折り重なっている部分がとれないように慎重に4枚開く
- 花のできあがり!
・茎の作り方
- 白い面を上にして、三角形に折り目をつける
- ひし形に置いて、右の上下の端を中心線に沿うようにして折る
- 今度は左の上下の端が、中心線に沿うように折る
- 3で折った方の上下の端を、もう一度中心線に向かって折る(こちらの細長い方が茎、太い方が葉となる)
- 裏返して、葉となる方を下にし、4で折った部分が少し見える程度に谷折りする
- すべてを中心線で山折りする
- 葉となる部分を引き上げて少しずらしてたたむ (※この画像は直立させるよう作られているためたたんでいません。葉も長めに作っています)
- 茎と葉のできあがり!
では、花と茎を組み合わせます。
- チューリップの底の穴の部分に、茎をさしこむ
- 固定するまでさしこんだら、しるしをつけて一度引き抜く
- しるしの部分より少し中に、グルーガンを一周つけて、再度チューリップにさしこむ
- できあがり!(※この茎は少し葉が長く、葉が丸みを帯びています)
花束にすると茎が少し太くてまとまりにくいので、瓶やBOXに挿してラッピングをして贈ると、おしゃれですよ。
ウェディングブーケ
最後に、折り紙で作るウェディングブーケをご紹介します。
最後に、折り紙で作るウェディングブーケをご紹介します。
こちらは、花くす玉をブーケ型にアレンジしたものです。
花の折り方は、桜の折り方として、こちらで詳しくご説明しています。
・用意するもの
7.5cm角で作った立体の桜…24~36本(折り紙120~180枚分)
緑の紙巻ワイヤー…花の数だけ
花の中心に飾るビーズやラインストーン
包装紙
サテンテープ
グルーガン
セロテープ
ペンチ
- 立体の桜を必要分作る
- 紙巻ワイヤーにグルーガンをつけて、桜の真ん中にさしこむ(さしこんだ後、再度グルーガンでかためる)
- 桜の中心にグルーガンをつけ、ビーズやラインストーンをくっつける
- 必要分だけ、同じ要領で花束を作る
- できた花束を、一本ずつ手に取って必要に応じてワイヤーを曲げながら、ブーケの形を作っていく
- きれいにブーケ型に形を整えたら、サテンテープで隠す部分をセロテープで巻いて固定する
- ワイヤーの長さが長い場合は、ペンチで切る
- セロテープで巻いた部分の上に、持ちやすい太さになるように包装紙を巻いて、グルーガンで固定する
- 最後に包装紙の上からサテンテープを巻きつけて、リボン結びをする
- できあがり!
いかがですか?既に結婚している方も作ってみたくなる素敵なブーケですよね。
花の大きさを7.5cm角より大きくしたり、大小織り交ぜたり、色とりどりにしたりと、オリジナルのウェディングブーケを是非作ってみてください。
3.シモジマオンラインショップで取扱のあるオススメの折り紙
赤やピンク、黄色のお花はもちろん、折り紙で作るからこそ、あえて青や緑といった色味を使ってみるのも面白いですよ。
お花以外の折り紙の折り方をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。その他の折り紙の折り方を探してみる
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折り紙で作る花束の折り方についてのコラムです。シモジマオンラインショップでは、包装用品 やラッピング用品を中心とした店 舗向け用品を揃えており、より良い店舗運営やビジネスをサポートします。