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近年各業界の小売店の利益率改善のために重要視される、ギフト需要への対応。もう対応はできていますか?フォーマルギフトを贈る人が減っていく一方、カジュアルなギフトは年々市場が拡大しています。その中でも、着目したいのが女性の消費。
(シモジマ調べ)グラフのように、男性よりも女性の方が年間でギフトを購入する頻度が高いのが分かります。では、女性客が多いお店にギフト対応が必要なのでしょうか?
そうではありません。購入者が女性であっても、ギフトを受け取る側の性別は男女それぞれです。メンズ用品を扱うお店、日用品を扱うお店にも、ギフト対応は利益率改善の重要な施策。まだ対応していないなというお店は、急いで準備を始めましょう。
とはいえ、ギフトラッピングは資材も技術も必要です。ラッピング用に箱と包装紙、リボンを買ったところで、練習もしていないのにいきなり包めるというものではありません。そこで、今回はラッピング未経験者におすすめの、「包まないギフトラッピング」をご紹介します。不器用を自認する人でも絶対に大丈夫!な、簡単ラッピングテクニックです。
ラッピングに使う資材といえば、箱・包装紙・リボン・シールが基本です。お店の商品によっては、袋のラッピングも便利ですね。ギフトの中身に応じて箱で包むのか、袋で包むのかを選んでいるお店が多いと思います。その中で、箱がおすすめなギフトはどんなものでしょうか?
まずは壊れ物。陶器やガラスでできたものをギフトにする際は、箱でのラッピングがマスト。どんなに緩衝材で包んだとしても、ギフトを購入するお客様は不安に思ってしまいますから、袋でのラッピングはやめましょう。
そして、もらう人のワクワク感を壊さないギフト。箱のギフトは袋と違った、持ってみても中に何が入っているのか分かりません。それが開けるまでのワクワク感を演出してくれます。ギフト自体の値段などとは関係なく、箱を開けるその時間もイベントの中のひとときとして楽しめそうなときには箱を選んでみるのがおすすめです。
では、そんな箱を使って、包まずに成立するギフトラッピングとはどんなものでしょうか?それは色付きや柄付きの箱を使ったラッピング。箱自体に光沢があるものや、しっかりとした固さのある箱なら、包装紙を上から巻かなくてもギフトとして成立するんです。
この方法は欧米ではよく使われるラッピング方法。箱そのものをおしゃれなものにして、リボンを結ぶことでギフトに封をします。これなら、リボンさえ結べればラッピングが完成です。
ギフトを贈るという習慣は、日本固有のものではありません。ですが、「包んで贈る」というのは日本に古くから根付いてきた固有の文化です。風呂敷やご祝儀袋のように、ただ袋などに「入れる」のではなく、「包む」ことで、日本人はギフトを贈る相手への慈しみや親しみを表現してきました。だから、フォーマルなギフトは箱をさらに包装紙で包んだほうが、受取手の気持ちは満たされる場合が多いようです。ですが、リボンや紐で箱をぐるりと巻くことで、箱を封じることができますから、よほど正式な場合を除いては、包装紙を省いたラッピングでも大丈夫。
海外ではそうして贈られたギフトボックスを、インテリアの一部として部屋に置くのもおしゃれの一つ。贈られた箱をもう一度活用できて素敵ですし、贈った側もうれしくなりますよね。
包まずに箱にリボンをかける方法をご紹介しましたが、この方法のいいところは楽な点だけではないんです。包装紙が必要ない分、普段なら手が出ないような、変わった形の箱に挑戦できるのがいいところ。多角形の箱や、丸い箱を包装紙で包むのはラッピングに慣れている人でも難しいと感じる難易度の高いアイテム。そうしたものも、包むというステップがなければ安心して取り入れることができます。ギフト商材やお客様がギフトを贈る相手に応じて箱の形を変えてみると、お客様の満足感も上がります。
また、包装紙がない分、箱が無地の物の場合などは中の緩衝材で遊びをつけてあげると効果的。例えば緩衝材の色味を複数使ってみるなど、開けてみて楽しいと感じることのできるひと工夫があると、包装紙が巻かれていなくてもとても手の込んだギフトになるんです。
どれもテクニックがなくても、ちょっとした工夫で実現できることばかり。お店オリジナルの工夫はお客様の記憶に残りますから、ぜひ取り入れたいものです。
いかがでしたか?カチッとした箱のラッピングも、包装紙なしでも成立することが分かりましたね。その分箱の使い分けや、リボン・シールの色、中に入れる緩衝材の種類でおしゃれを楽しんでみてください。
いいアイデアが浮かんだら、シモジマオンラインショップで包装用品を探してみてくださいね。