紙（用紙）のサイズ一覧表
一般的な印刷物の寸法を紹介

皆さんが一般的によく使用しているのは、「A3」や「A4」、「B5」などでしょうか。A3判はパンフレットやメニュー表に、A4判は印刷するためのコピー用紙によく使用されています。B5判はノートや教科書など、私たちの身近で使用されていることがわかりますね。実はそれ以外にも一般的によく使用されている規格があることをご存じでしたか？A4判を半分に折ったA5判は、本や手帳などに使用されています。さらに半分にするとA6判になり、文庫本のサイズに。B8判はお店のポップやショップカードに使用されています。日常に規格が決められているものは、意外と多くあることがわかりますね。規格が決められていることで、私たちはより便利にその製品や商品を使用することができます。

ここまで紙のサイズについて言及してきましたが、この項では紙の厚さについてご紹介します。紙の厚さは2通りの表し方があります。1つ目は、「kg」で表す連量と呼ばれる方法です。これは原紙（製紙工場で作られたままの大きさの紙）を1000枚重ねたときの紙の重さを表しています。原紙はA判、B判それぞれ重さが異なります。一般的なコピー用紙の厚さは、70kg～73kg（0.08～0.10mm）です。2つ目は、mmやμmで表す方法です。μmは0.077mmの場合、77μm（マイクロメートル）と表示されます。また、メートルを省略して77μ（ミクロン）と表されることもあります。