食品用ポリシートの特徴とサイズ
ショーケースや箱の中での和洋菓子の個包装に便利な食品用ポリシート。商店街の土産店店頭などで、既製の饅頭や蒸しケーキなどを単品購入する際、このシートに包まれていることがあります。ラップのような柔らかさを持ち食品の乾燥や衛生保持を助けてくれるアイテムです。本稿ではそんな食品用ポリシートについて、特徴とサイズの観点からご紹介いたします。
食品用ポリシートとは?
食品用ポリシートとは、ポリエチレン(PE)でできた、食品の包装や保護に使用する無色透明のフィルムシートのことです。主に和菓子・洋菓子の販売に用いられる食品包装資材で、つくりたての饅頭などが、容器の中で隣同士くっ付いてしまわないよう個包装する際などに使用します。透明度が高く、若干のハリを持ちながらも、薄く柔らかいラップのような質感で、包む食品に対しよく密着します。
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食品用ポリシートの特徴
まずは食品用ポリシートについて、特徴の視点から見て参ります。食品用ポリシートは、ポリエチレンという素材でつくられていることから、他の素材の食品包装シートに比べ、特に以下のような性質を持っています。
耐水性
ポリエチレンは優れた耐水性を持っています。外の湿気や水分を包んだ食品から遮断し、鮮度や風味を保ちます。
透明性
透明であるポリエチレンシートは、包装された食品を識別しやすくします。顧客はショーケースの中に入っていても商品の見た目を確認することができます。
柔軟性
ポリエチレンシートは柔軟性に富んでいるため、様々な形状やサイズに容易に成型でき、食品の特殊な形状にも対応します。その柔らかさから密着度も高く、中には封をするシールがなくても留まるものも。
耐久性
ポリエチレンシートは柔軟でありながら耐久性が高いため包装材として優秀です。破れにくく、食品をしっかりと保護します。
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食品用ポリシートのサイズ
続いてはについて、サイズの視点から見ていきます。食品用ポリシートのサイズは様々ですが、一般的には正方形の形に切られており、ひとつひとつをカットする手間がかかりません。使い方も簡単で、シートの中心にお菓子の表となる部分を当て、余った部分を巻き付けて処理するだけ。以下にサイズの一部を取り上げます。
種類 |
サイズ(mm) |
使用例 |
食品用ポリシート120角 |
120×120 |
手に収まるくらいの小さな饅頭などに。 |
食品用ポリシート240角 |
240×240 |
チーズワッフルなどに。 |
食品用ポリシート300角 |
300×300 |
蒸しパンなどに。 |
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まとめ
本稿では食品用ポリシートについて、特徴とサイズの観点からご紹介いたしました。薄く省資源な資材でありながら、しっとりとした和洋菓子の湿度を適切に保ち、その衛生を保つ食品用ポリシート。店頭販売や大箱の中での個包装にぴったりの資材です。ぜひ食品用ポリシートを、美味しいお菓子の衛生的な販売にお役立てください。
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