和服の収納におすすめ・たとう紙のサイズと使い方
大切な和服を湿気から守ってくれる収納用包み紙であるたとう紙。特別な記念日やとっておきのお出かけの際などに着用する和服を、その日まで綺麗に保ってくれます。本稿ではそんなたとう紙について、サイズと使い方の観点からご紹介いたします。
たとう紙とは?
たとう紙(多当紙)とは、和服をしまう際に使用する和紙のことです。現代では、一般的に着物をはじめとした和服は、成人式や結婚式などの特別なシーンでの着用が主となっており、使わない期間は傷まないよう保管しておく必要があります。通気性が高くシワを防いでくれるたとう紙は、そんな和服の収納資材として広く使われているアイテムです。
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サイズ
まずはたとう紙について、サイズの視点から見て参ります。一口に和服といってもその種類は様々なため、着物、羽織、帯などそれぞれに合った大きさのたとう紙を選ぶのがおすすめです。
たとう紙のサイズ |
使用例 |
Sサイズ(47~55cm程度) |
帯などの和装小物の収納に。 |
Mサイズ(64cm程度) |
羽織などの収納に。 |
Lサイズ(83~87cm程度) |
着物などの収納に。 |
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使い方
続いてはたとう紙について、使い方の視点から見ていきます。以下で着物の包み方の例を取り上げます。
着物を置く
たとう紙に包む前に、着物は陰干しをして湿気を取り、ブラシで埃を払っておきます。畳んだ着物を、縦に長くなるよう置いたたとう紙の真ん中に配置します。
左右を折る
たとう紙の左右の紙を内側に折り、付属の紐を結びます。
上下を折る
たとう紙の下側を内に折ったら、上側も折って被せます。
紐を結ぶ
最後に外紐を結んだら完成です。
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まとめ
本稿ではたとう紙について、サイズと使い方の観点からご紹介いたしました。たとう紙には他に、着物を汚れから守る役割や、収納場所から取り出しやすくする役割などもあるようです。定期的な交換を行いながら、ぜひたとう紙を活用して大切な日をお楽しみください。
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