アーティフィシャルフラワーの使い方と用途
インテリアやイベントの装飾などのシーンで、お花の鮮やかな色や美しい形を保持するアーティフィシャルフラワー。季節に関係なく美しさを保つことができるため、実際の花が咲かない季節や環境の制約がある場所でも人気の花材です。本稿ではそんなアーティフィシャルフラワーについて、使い方と用途の観点からご紹介いたします。
アーティフィシャルフラワーとは?
アーティフィシャルフラワーとは、「造花」と呼ばれる人工的に作られたお花のことを指します。主にポリエステルやポリエチレンといった人工的な素材で作られており、耐久性に優れているのが特徴です。枯れることや変色することがないうえ、水をあげたり日光に当てたりする必要もありません。そのメンテナンス性とランニングコストがかからないことから人気を集めており、ウェディングシーンやビジネスの場面で近年その価値が上昇しつつあります。また花粉症や他の花に対するアレルギー反応を引き起こさないため、お部屋のディスプレイやインテリアにも最適で、誰でも気軽にお花の美しさを楽しむことができます。
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アーティフィシャルフラワーの使い方
まずはアーティフィシャルフラワーについて、使い方の視点から見て参ります。アーティフィシャルフラワーはアレンジメント資材として生花と同様に扱うことができるほか、アイデア次第で様々なものをつくることができます。
ブーケに
お好みのアーティフィシャルフラワーを複数用意してつくるブーケ。思い出のブーケをアーティフィシャルフラワーで再現すれば、当時の気持ちをずっと残しておくことができます。
リースに
屋外に飾ることも少なくないリースにはアーティフィシャルフラワーがぴったりです。虫を寄せ付けたり、花弁がすぐに壊れてしまったりすることもありません。
髪飾りに
繊細な作業を要する結婚式や成人式の髪飾りにも、アーティフィシャルフラワーがおすすめです。生花に比べ耐久性が高いので、制作途中でお花が枯れてしまったり痛んでしまったりすることなく、時間をかけてつくることができます。
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アーティフィシャルフラワーの用途
続いてはアーティフィシャルフラワーについて、用途の視点から見ていきます。前項で挙げた例のようにつくったお花を、以下のように活用してみてはいかがでしょうか。
ギフトに
アーティフィシャルフラワーのギフトはお手入れ要らず。母の日のカーネーションなどにもアーティフィシャルフラワーを検討しても良いかもしれません。
インテリアに
リースや花瓶に挿したアーティフィシャルフラワーは、ご自宅のリビングや水回りを彩ります。店舗の玄関に飾る季節のお花にも。
お祝いに
お誕生日などのカジュアルなお祝い事に、アーティフィシャルフラワーを使用した花束が人気です。繰り返し使用できるため、前撮り・披露宴・後撮りと、何度もお花を使用するウェディングシーンでも活躍します。
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アーティフィシャルフラワーのお手入れ方法
生花と違い基本的には手入れは不要です。アレンジなどをして長期間飾っている場合はホコリなどをふき取って下さい。また、商品によっては直射日光や屋外での装飾により色落ちをする場合があります。極力屋内での使用をオススメします。
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アーティフィシャルフラワーについてのまとめ
本稿ではアーティフィシャルフラワーについて、使い方と用途の観点からご紹介いたしました。長持ちさせるための知識や技術が不要で、お手軽に扱うことができるアーティフィシャルフラワー。フェイクグリーンやフェイクフルーツなどと組み合わせると一層豪華になりそうです。同色系、補色系、好みの色…様々なアーティフィシャルフラワーで、日々のギフトをお楽しみください。
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