ベーキングカップの種類と使い方
お菓子作りやパン作りに欠かせないベーキングカップ。マドレーヌやマフィンなどの生地を流し込んで焼成したあと、そのまま提供に使用することができ、調理器具と容器を兼ねた実用性の高いアイテムです。本稿ではそんなベーキングカップについて、種類と使い方の観点からご紹介いたします。
ベーキングカップとは?
ベーキングカップは、製パン・製菓に使用される小さなカップのことです。マフィンやカップケーキを焼く際に使用されます。生地を流し込んで焼くことで、ケーキやパンの形を整える役割を果たします。硬めの素材でつくられたものも多く、ガトーショコラなどのやや重い生地に対しても、生地が広がってしまわないよう成形することが可能です。焼き上がった後も取り出しやすく、見た目も可愛らしく仕上がります。
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ベーキングカップの種類
まずはベーキングカップについて、種類の視点から見て参ります。ベーキングカップの形状は様々で、焼き上げるメニューに応じて選ばれます。
マフィンに
高さのある丸いベーキングカップは、マフィンやカップケーキに向いています。縦に膨らんでも自立するので焼き方要らず。
マドレーヌに
細長いベーキングカップはマドレーヌやガトーショコラに適しています。トッピングを載せて焼いても安定します。
パンに
浅いベーキングカップは製パンに便利です。平たいので中心まで火が通ります。
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ベーキングカップの使い方
続いては、ベーキングカップについて、使い方の視点から見ていきます。以下ではカップケーキを例に、ベーキングカップの使用方法を取り上げます。
生地を入れる
事前に用意したカップケーキの生地を、ベーキングカップに均等に分けて入れます。通常、膨らむ分を考慮して満杯までは入れず、生地を3/4程度まで入れることが多いようです。生地の量を均等にすることで、焼き上がりも均一になります。
オーブンで焼く
ベーキングカップに入れた生地を天板などに載せたらオーブンに入れ、指定された温度と時間で焼きます。レシピに従って適切な温度と焼き時間を設定しましょう。
冷ます
焼き上がったカップケーキを天板から取り出し、ワイヤーラックなどに載せて冷まします。焼きたては熱いため、十分に冷ましてから取り出すのがおすすめです。
デコレーションする
冷ましたカップケーキにアイシングやトッピングを施してデコレーションしたら完成です。カップケーキの温度が高いと、デコレーションが溶けてしまうことがあるので注意が必要です。
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まとめ
本稿ではベーキングカップについて、種類と使い方の観点からご紹介いたしました。焼成の間生地を支えてくれるうえ、そのまま包材にもなるベーキングカップ。このほかの種類のカップは、使い捨て食品容器/食品包装資材>ケーキカップ/ベーキングカップにもございます。用途にぴったりのベーキングカップで、ぜひ製パン・製菓をお楽しみください。
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