焼き鳥におすすめ・竹串の種類とサイズ
肉、魚、野菜、甘味…様々な食材の調理・盛り付けに使われる竹串。最近では工作や模型製作など、アートの場面でも活躍しているのだとか。本稿ではそんな竹串について、種類とサイズの観点からご紹介いたします。
竹串とは?
竹串は、食材を刺すために使われる竹製の串のことです。竹を細長く加工して作られます。焼き鳥・串揚げ・おでん・お団子などの調理や盛り付けに使用されています。食材を串に刺すことで調理時一度にまとめて扱うことができるため、焼き物やグリル料理などに便利です。食材の見栄えを良くする役割も果たします。
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種類から選ぶ
まずは竹串の種類について見て参ります。竹串は、その形状や用途によってそれぞれ名前が付けられています。ここではその一部を取り上げます。食材に適した串を選んで使用することで、調理効率が上がったり、食材が崩れにくくなったりします。
丸串
断面の丸い、スタンダードな竹串です。
角串
断面が四角くなっています。この角には食材がずれるのを防ぐ効果があります。
平串
断面が平たくなっている幅広の串です。大きい食材や柔らかい食材が、串を刺したところからちぎれてしまうのを防止します。
鉄砲串
平たい持ち手付きの串です。
ぎんなん串
小さな食材や、エビなど身の崩れやすい食材に使われる細い串です。
松葉串
先端が二又に分かれた細めの串です。黒豆などを刺して細工を施すこともあり、装飾として特別な席で食卓を彩るのに使用されます。
田楽串
崩れやすい豆腐などに適した二又の串です。
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サイズから選ぶ
続いては、竹串のサイズについて見ていきます。竹串のサイズは、長さと太さの両面から考えることができます。こちらも使用する食材や提供する料理のボリュームに合わせて選びます。
長さ
細工に使用する松葉串などには、8~10cm程の短い串が採用されます。焼き鳥などには12~18cmくらいのものが使用されることの多い印象です。長い串を使用すれば、より多くの食材を一度に調理・提供することができます。また、焼き物・揚げ物用の機器を使用する場合には、機器に串が落ちてしまわないか考慮することも必要です。
太さ
前項でも取り上げたように、食材が崩れてしまうのを防ぐためにも、竹串の太さを考えることは重要です。細すぎる串では柔らかい食材を切り崩してしまったり、重い食材に折れてしまったりする可能性があります。反対に、太すぎる串では硬い食材を割ってしまったり、見た目が不格好になってしまったりする恐れがあります。
細いぎんなん串などにはφ1.8~2mmくらいのもの、一般的な焼き串などにはφ3mm前後のものが多い印象です。
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まとめ
本稿では竹串について、種類とサイズの観点からご紹介いたしました。和食や居酒屋などでの業務用としても、ご家庭でのキッチングッズとしてもご利用いただける竹串。調理や盛り付けなど、様々な用途にお試しください。
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