状差しの種類と活用方法
状差しは、手紙などを入れておくための平たい壁掛けの入れ物を指すこともありますが、ここでは伝票入れを指します。状差しには様々な素材や形状があるため、飲食店の雰囲気に応じて選ぶと統一感がでますよ。近年では、一般的なプラスチック製だけでなく、ガラス製などの高級感のある素材のものもあるようです。ここでは、そんな状差しの種類とちょっと意外な活用方法をご紹介します。
状差しとは?
状差しは、飲食店などで使用される会計済みの伝票を刺しておくための道具です。状差しのヘッドを回転させると、1日分の伝票なども一気に取り出せるので便利です。伝票立て(伝票入れ)は、各テーブルに置いてある伝票を入れておくための容器を指し、どちらも伝票の保管には欠かせないものです。
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状差し(伝票立て)の種類
ここでは状差し(伝票立て)の種類を、用途ごとに分けてご紹介します。
レジ周りでの使用におすすめ
パンチ状差し
会計済みの伝票をレジ周りで保管するのに。長い針に伝票を差し込んでいくと、伝票を何枚も重ねることが出来ます。ヘッドを回して伝票を簡単に取り出すことが出来るタイプがほとんどです。
テーブル周りでの使用におすすめ
一般的に斜めにカットされた斜筒状のものがほとんどですが、これはテーブルから落としたときにも、転がっていかないように設計されたものです。素材によって印象が異なるので、お店の雰囲気で選んでみてください。
アクリル製
一般的によく使用されている素材。安価でコスパがよいのが特徴です。透明なものだけでなく、黄色や緑など色がついているものもあります。その原色のような色合いは、ポップで派手な店内にもよく合います。
ステンレス製
カフェや喫茶店など、少しレトロな雰囲気を感じる店や、モダンなテイストによく合うステンレス製の伝票入れ。定番の丸型だけでなく、お花の柄がくりぬかれたものや、四角いスクエア型のものもあります。汚れたら洗えるのもポイント。食洗器が使えるものもあるので、衛生的です。
木製
和食や居酒屋、お寿司屋さんなどでの使用におすすめ。木製の温かみのある伝票差しは、素朴な雰囲気に。丈夫で壊れにくいため長く使えます。
竹製
高級感のある竹製は、伝票立てとしてだけでなく楊枝入れや小物入れとしても。和テイストのカフェや飲食店にもよく合います。本物の竹に見立てた、雰囲気のある伝票立てもあります。
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状差し(伝票立て)の活用方法
状差し(伝票立て)は伝票を保管しておくだけでなく、様々な活用方法があります。ここではちょっと意外な活用方法をご紹介します。
楊枝入れとして
少し大きめのサイズのものは楊枝入れとしても。木製や竹製などお店やインテリアの雰囲気に合わせるとマッチします。
小物入れとして
コンパクトなサイズなので、玄関に置いて鍵入れや印鑑入れに。テーブルの上に置いておけば、ペンスタンドやスティックシュガーを入れる容器として。洗面台に置いておけば、綿棒や歯間ブラシを保管するのに。
メモの保管用に
状差しの針の部分にメモを刺しておけば、保管に最適です。いつでもすぐに見返せ、メモがバラバラにならずに済みます。
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状差しについてのまとめ
状差しの種類と活用方法についてご紹介してきました。状差しは、あまり目立つものではありませんが、飲食店に欠かせない伝票を手軽に管理できるものとして重宝されています。近年ではスタイリッシュなデザインのものも多くありますので、ぜひ今度飲食店を訪れた際には、チェックしてみてはいかがでしょうか。この記事を参考にして状差しに興味を持っていただけたら嬉しいです。
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