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弔事用のし紙の基本情報とマナーについて解説
シモジマオンラインスタッフ
2024/01/11 11:27

弔事用のし紙の基本情報とマナーについて解説

葬儀や告別式などで故人に供えるお供え物には必ずかけ紙を掛けるのがマナーとされています。仏事や弔事には欠かせない重要な役割を果たしている仏のし紙について、今回は基本情報から一般的なマナーまでご紹介します。

のし紙 仏無地とは?

のし紙 仏無地とは、弔事一般、御仏前、御霊前、御香典などで使用されるかけ紙のことを指します。お供え物にはかならずかけて渡すことがマナー。「御仏前」などの表書きが書かれていない無地タイプです。 のし紙 仏無地カテゴリはこちら

仏のし紙の基本情報

水引

水引が結び切りのものを使用するのが一般的です。結び切りとは、水引が蝶結びになっていないものを指します。これは一度結ぶとほどけないことから、「繰り返しを避ける意味」で弔事に使用されます。黒と白の水引ののし紙が使用されることが一般的ですが、関西などでは黄色と白の「黄水引」が使用される場合もあります。

選ぶときの注意事項

ハスの花が描かれているものは、仏式以外には使用できないので注意しましょう。また、サイズもA4やB5など様々な種類があるので、お供え物などの品物にあったものを選びましょう。

のし紙のマナー

弔事ののしの紙は「左が外側」にかけるのがマナーです。また、品物の包装紙の上からのしをかけることを「外のし」、品物の箱にのしをかけ、そのうえから包装紙を掛けることを「内のし」と言います。お供え物を直接手渡す際には「外のし」、郵送する場合には「内のし」が使用されることが多いようですが、どちらもマナー違反ではありません。 のし紙 仏無地カテゴリはこちら

表書きのマナー

のし紙の表書きは手書きで書いたり、印刷されたりしているのが一般的ですね。表書きとは、のしの上段に贈り物の目的を記すものです。手書きの場合は、薄墨で書くのがマナー。(四十九日以降は濃墨)しかしその表記には、きちんとマナーが存在していることをご存じでしょうか?ここでは表書きのマナーをご紹介します。

「御霊前」

葬儀や告別式など、四十九日前に贈る場合に使用します。浄土真宗の場合は、亡くなった方はすぐに仏様になるという考え方から、四十九日前でも 御仏前 が使用されます。

「御仏前」

四十九日の法要以降に使用します。四十九日は忌明けとも呼ばれます。

「御供」、「御供物」

時を選ばずに使用可能ですが、家族以外の人がお供え物を贈る際に一般的に使用されるようです。名古屋など一部の地域では、御霊前や御仏前よりも御供が使用される傾向にあるようです。

「志」

香典返しで使用されます。香典とは亡くなった方の霊前に供える金銭や品物のことで、そのお返しとして贈る品物のことを香典返しと呼びます。 のし紙 仏無地カテゴリはこちら

まとめ

のし紙 仏無地についてご紹介してきました。弔事用のし紙は、仏事における故人へ敬意とご遺族への配慮を示すための重要なものです。適切な場面で正しく使用し、マナーを守ることが重要です。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。 のし紙 仏無地カテゴリはこちら

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