免税袋のルールと使い方
日本への旅行の魅力が海外にも伝わり、訪日客が急増する中、外国人旅行客の方にとってお土産の購入やショッピングは楽しみの一つです。それに伴い、免税袋の需要も高まっています。免税店で購入した商品を持ち帰るために使用される免税袋はインバウンド需要に応えるために必須のアイテムでもあります。このブログでは免税袋のルールや免税袋への商品の入れ方を紹介します。外国人観光客に快適にお買い物を楽しんでいただきたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。
免税袋とは?
免税袋とは、旅行者が購入した商品を税金を免除して持ち帰るための袋のことを指します。具体的には、外国での購入品やお土産などを航空機や船舶の乗客が持ち帰る際に、関税や消費税などの税金が免除された状態で持ち運べる袋のことを指します。通常、免税袋はプラスチック製で透明または半透明で、開封防止の封印がついています。
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免税袋のルール
免税袋は一般にプラスチック製で透明、または半透明のもの、とされていますがそういったポリ袋は数多く存在します。免税袋として使用するには一定の条件があります。以下にその条件を紹介します。
プラスチック製で十分な強度がある
免税を受けるのは主に海外から日本に来られたお客様です。そういった方が自国へ免税を受けて商品を持ち帰るための袋なので、破れたりしない強度が求められます。
内容物が確認できる透明度のある袋
免税となる商品は、靴や鞄、イヤホンなど使ってもなくならない一般品、お菓子や化粧品、薬など使用したら無くなる消耗品が対象になります。免税となっている商品かを確認できるように、中身が見える透明の袋である必要があります。
開封してはいけないという文言が日本語、外国語で表示されている
免税対象の物品の日本国内での消費を避けるため、開封してはいけないという意味の文言の記載が必要です。
開封防止の封、開封されると分かるシールで封がされている
免税袋に入れた商品は国内での開封はできません。もし開封してしまった場合、税関で商品分の消費税がかかります。開封の有無のチェックをするために、免税袋は開封したら判別がつくシールで封がされている必要があります。
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免税袋への商品の入れ方
免税袋への商品の入れ方については特に守らなければならないルールや決まりはありません。前項で紹介した免税袋のルールを確認して免税袋を選ぶことが重要になります。
なお、免税袋はシンプルな袋タイプと持ち運びしやすい手提げタイプがあります。商品をお渡しするお客様が持ち運びしやすい免税袋を選ぶことが大切なポイントかもしれません。
また、免税対象となるにはまず免税店としての許可を取る必要があります。免税の対象となる人や、免税額、先ほど少し紹介した一般物品と消耗品の違いなど、確認すべきポイントがいくつかある点に注意しましょう。
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免税袋についてのまとめ
インバウンド需要が増加し始め、外国人観光客向けに商品を販売したいと考える方は増えてきたのではないでしょうか。免税袋はそんな販路拡大のチャンスをより大きくする重要なアイテムです。免税に対するルールや制度などを確認し、免税袋を使って新たな顧客の獲得、さらなる売り上げ増加を目指しましょう。
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