食品包装シートの種類と選び方
食品包装シートと聞いて何を思い浮かべますか?実は、食品包装シートは私たちの身近に多く存在しています。生キャラメルやワッフルを思い出してみてください。生キャラメルを覆っているビニール、ワッフルの下に敷いてある紙も食品包装シートです。普段気づかないだけで、重要で便利な役割を果たしている、そんな食品包装シートをご紹介します。
食品包装シートとは?
食品包装シートは、食品のかたちや見た目を保つ役割のある食品包装シートです。持ち帰り用の包材や手に食品や油分が直接付くことを防ぐ役割も果たします。食品の敷き紙や、個包装用シート、食品の乾燥を防ぐものなど、食品のクオリティ維持に欠かせないものです。柄が入っているものなどもあるので、より映える、おしゃれなラッピングが可能です。
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食品包装シートの種類
私たちの生活に欠かせない食品包装シート。その中から一部抜粋して、ご紹介します。
グラシン紙
張りのある質感と、磨りガラスのような独特の透け感が特徴の「グラシン紙」です。トレーやカゴなどの敷き紙のほか、お菓子、雑貨のラッピングやインナーラップにご利用いただけます。※調理・加熱はできません。また、印刷面に直接食品が触れないようにご使用ください。
和生菓子敷紙・和紙
お菓子を包む、巻く、乗せるなど、様々な用途でご使用いただける和生菓子敷紙・和紙。どのようなお菓子にも幅広く使用でき、薄く使い勝手の良いエスボン紙は個包装にぴったりです。敷紙は、美しく作られた和菓子の美しさをさらに引き立たせます。和菓子用容器と併用すると彩りが鮮やかになりおすすめです。
経木
たこ焼きを盛り付ける舟皿への加工でよく知られている経木。経木は、和菓子やお惣菜、揚げ物、おにぎり、お寿司などの包装におすすめです。木材を紙のように薄く削った経木は吸湿性に優れていて、エゾ松素材の経木は松に含まれる天然成分に殺菌作用があるので食品の保存に最適です。紙にワックス加工を施した紙経木は、経木よりも手軽にお使いいただけます。
バリアシート
バリアシートはお菓子を湿気やカビから守るシートです。耐熱と防湿に優れており、包むことによってお菓子をコーティングし湿気やカビを防ぎます。包装されたお菓子を2度焼きすることにより内部を加熱殺菌することが可能。また、外気を遮断し密封しお菓子を乾燥から防ぐため、脱酸素剤いらずの高機能な食品包装シートです。
竹皮
竹皮は、その抗菌作用により日本で古くから食品の包み紙に使用されてきました。お寿司の包装のほか、煮魚の煮崩れ防止にも最適。撥水性もあるため中華料理の定番のちまきなど蒸し物にも活躍します。蒸す、煮る、温める(電子レンジの使用も可能)ことが可能なので、用途に合わせて幅広くお使いいただけます。竹紐は別売りされている場合があるので、竹皮を購入する際は竹紐も一緒に購入しましょう。
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食品包装シートの選び方
食品包装シートは、それぞれ選び方にポイントがあります。商品ごとに一部抜粋してご紹介します。
ワックスペーパーの選び方
ワックス加工により耐油性、耐水性があるワックスペーパー。油分にも水分にも強いので、ドーナツなどのお菓子や惣菜の敷き紙として使っていただけます。ボックスティッシュのように1枚ずつ取り出せるので作業性にも優れています。おもな3つのサイズをそれぞれ用途と合わせてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
・150mm×150mm
クッキーやチョコレートのラッピングやおもてなしにぴったりのプレートサイズ。
・218mm×250mm
クッキング・ランチ・製菓ラッピングにぴったりのサイズです。
・400mm×300mm
パン屋さん、洋菓子屋さんでの商品の下敷きなどに。ラッピング用のアイテムとしてもおすすめです。
※調理・加熱はできません。また、印刷面に直接食品が触れないようにご使用ください。
食品用OPPシートの選び方
ベーカリー、カフェ、和洋菓子店、お弁当屋さんなどにおすすめ!OPPは透明のフィルムのことです。食品用のOPPシートは洋菓子やパンの敷き紙として、さらに和菓子やお弁当のおかずを保護する掛け紙としてなど様々な使い方で活躍します。食品の乾燥や汚れを防ぐほか、お菓子の型崩れを防止する効果もあります。サイズ展開が豊富で元々カットされているので、商品にあったサイズを選ぶとよいでしょう。。
ラミペーパーの選び方
ベーカリー、カフェ、和洋菓子店で活躍間違いなし!ラミペーパーは紙の片面に極薄のフィルム加工が施された食品用のシートです。水分を含む食材はフィルム面に、油分のある食材は油を吸い取る紙面に包装できます。中身に左右されないので、様々な商品を取り扱うお店でも便利。
防湿セロファンシートの選び方
食品の上にのせたり、食品を包んだりすることで乾燥を防ぐ防湿セロファンシートです。キャラメル、パウンドケーキ、シフォンケーキなどの焼き菓子におすすめ。手切れが良く、ねじって包んでも勝手に解けにくいことが特長です。サイズ展開が豊富なので、用途に合わせてお選びください。
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食品包装シートについてのまとめ
食品包装シートについて一部でしたが、種類と選び方についてご紹介してきました。食品包装シートは、日常でよく目にするものばかりですが、その詳しい選び方などは知らない方も多かったのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考に食品包装シートに興味を持っていただけたら嬉しいです。
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