グラシン紙の特徴と使い方
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グラシン紙とは?
グラシン紙は、食品包装や医薬品包装などに使用される紙の一種です。薄く、さらさらと滑りの良い質感をしていて、すりガラスのように向こう側を透かして見ることができます。上質紙などの紙に比べ、耐油性・耐水性・強度に優れており、パンの包装袋やサンドイッチの包み紙、ファストフードのトレー敷紙などを製造する際には、このグラシン紙が使われることがあります。カットして使うサイズから取り出してそのまま使えるものまで、サイズ展開も豊富です。
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グラシン紙の特徴
まずはグラシン紙について、特徴の視点から見て参ります。前述のように、グラシン紙は通常の紙に比べ、耐油性・耐水性・強度に優れているとされています。
グラシン紙は、製造過程において高圧ローラー処理が施されています。この特別な加工を行うことで、紙の凹凸が少なくなり、水や油を通しにくくなるため耐水性や耐油性を持つようになります。繊維の密度が高くなるため、強度も上がるそうです。このグラシン紙を定められた衛生基準で製造することで、食品包装用として使うことができるグラシン紙となります。
グラシン紙自体に加工が施されているわけではないので、水を弾くことはありませんが、ワックスが溶けてしまうため熱いものに適さないワックスペーパーに比べ、温かい食品を包む際には安心です。
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グラシン紙の使い方
続いてはグラシン紙について、使い方の視点から見ていきます。グラシン紙は食品包装としてだけでなく、雑貨の包装などにも利用されています。
パン・お菓子の包装に
食品包装用のグラシン紙は、ガゼット袋や包み紙に加工され、サンドイッチやドーナツなどの包装に使われます。カゴやトレーに敷いて、油汚れを防止することもできます。
ラッピングに
雑貨の包装袋などに加工されることもあります。大きな一枚のグラシン紙は、包装紙のように使用すれば中身が透けて見えておしゃれ。
封筒に
グラシン紙を折って封筒の形にするアレンジも。簡易な手紙交換などにおすすめです。
ブックカバーに
大きめのグラシン紙は、本に合わせてブックカバーの形に折ることもできます。書店では、本の汚れや日焼けを防ぐカバーとして、古くから使われていたようです。
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まとめ
本稿ではグラシン紙について、特徴と使い方の観点からご紹介いたしました。食品包装をはじめ、様々なシーンに便利なグラシン紙。紙の持つ風合いも相まって、どことなく温かみを感じさせてくれるアイテムです。この使い心地をぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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