ヘイコーポリの厚みによる用途
私たちの普段のものの収納や保管、食品を入れて持ち帰るなど、様々な用途で使える「ヘイコーポリ」。この記事ではヘイコーポリについて、特徴と厚みの観点からご紹介いたします。
ヘイコーポリとは?
ヘイコーポリとは、光沢があり、ツルツルとしていて、袋に圧をかけても破れにくい素材を使ったポリ袋です。「食品衛生法規格基準適合」のため、食品をそのまま入れることができます。飲食店から雑貨屋まで多くのところで使用されています。
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ヘイコーポリの素材「LDPE」の特徴
HEIKOポリの素材であるLDPE(エル・ディー・ピー・イー)・低密度ポリエチレン(LDPEまたはPE-LD)は、他のポリエチレンと比較し軟らかい性質から、軟質ポリエチレンとも呼ばれています。
定義
低密度ポリエチレンとは密度0.910以上~0.930 未満のポリエチレン。
特徴
・軽い。
・乳白色半透明。フィルム成形するとほぼ透明になる。
・無味無臭。
・耐水性に優れる。
・耐寒性に優れる。実用温度は-60℃程度までと低い。
・耐熱性に劣る。融点は100~115℃、実用温度はそれより低い。
・耐水性および無機溶剤に対する耐薬品性に優れる。電気的絶縁特性が比較的良い。
・耐候性は低く、日光など紫外線や熱に晒されていると劣化する。
注意 素材の厚さや、入れるものによっても変化するため、記素材の温度は耐えうる温度を保障するものではありません。
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ヘイコーポリの厚み
ヘイコーポリは厚みによって合った用途があります。例を挙げてみます。
厚み(mm) |
用途 |
0.01 |
小さいサイズレジ袋などによく使われている厚み。 |
0.02 |
ペットボトルなどを入れる大きめなレジ袋などによく使われている厚み。 |
0.025 |
レジ袋よりは厚いが、ポリ袋としてはやや薄い。 |
0.03 |
ポリ袋として一般的で基準となる厚み。軽量なアクセサリーや小物の袋詰めに。 |
0.05 |
部品の包装や、説明書など破れてバラバラにしたくないものに。 |
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まとめ
この記事ではヘイコーポリについて、特徴と厚みの観点からご紹介いたしました。ヘイコーポリには豊富な種類、厚みがあり、消耗品として安価な値段でご購入いただけます。使いたい用途をはっきり決め、入れるものの大きさや重さを考慮して選ぶことで、ぴったりのヘイコーポリを見付けやすくなるかもしれません。
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