ネット緩衝材の選び方
商品を傷や破損から守るために使用されるネット緩衝材。フルーツや酒類が輸送中に衝撃で傷んでしまわないよう、振動を吸収し、商品を保護するアイテムです。本稿ではそんなネット緩衝材の選び方について、サイズと形状の観点からご紹介いたします。
ネット緩衝材とは?
ネット緩衝材とは、移動の揺れから物品や製品を保護するために、梱包や配送時に使用されるネットの形をした緩衝材のことです。通常、発泡スチロールなどのクッション性のある素材を、網状の袋の構造に加工してつくられます。ネット緩衝材はフルーツや酒類をはじめ、電子機器やガラス製品、陶器などの壊れやすい商品の梱包に使用されることもあります。軽量で柔軟性があるという特徴から、様々な形状の物品に適応する便利な梱包用品です。
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サイズから選ぶ
まずはネット緩衝材の選び方について、サイズの視点から見て参ります。ネット緩衝材は、中に包む内容物に応じて様々なサイズが展開されています。多少伸縮する仕様になっているので、大まかなサイズ合わせで問題ないかと思われます。
フルーツ用サイズ
幅80×長さ70~110mmくらいの大きさでつくられているフルーツ用ネット緩衝材。「フルーツキャップ」などと呼ばれることもあります。りんごや梨、桃などに適しています。
ワイン用サイズ
幅70×長さ250~260mm程度の大きさでつくられているワイン用ネット緩衝材。くびれているボトルネックに合わせ、上部の網目が細かくなっています。
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形状から選ぶ
続いてはネット緩衝材の選び方について、形状の視点から見ていきます。ネット緩衝材の形状には、すでにカットされているタイプと、任意の大きさに調節可能なロール巻きのタイプとがあります。
カットタイプ
ひとつひとつがすでに分けられているカットタイプ。袋から取り出せばすぐに使うことができます。
ロールタイプ
ネットが長いひとつのロール巻きになっているロールタイプ。好きな長さにカットすることができるため、高さのある瓶などにも対応します。
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まとめ
本稿ではネット緩衝材について、サイズと形状の観点からご紹介いたしました。ネット緩衝材は梱包業界や物流業界で広く活用されており、特に青果店やリカーショップでは商品の輸送や配送に欠かせない資材です。ネットキャップを上手に利用して、ぜひ商品の安心安全な運搬にお役立てください。
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