領収書の書き方と選び方
確定申告や会社内での清算等で身近に感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは領収書の基本となる、タイプやサイズなどそれぞれの特長を色々な角度から解説して行きたいと思います。正しい領収書選びのお役に立てれば幸いです。
領収書とは
商品やサービスの対価として金銭を支払った際に、それを証明するための証書です。
事業者が経費として申告するために多く使用されています。
必要な記入内容は「日付」「金額」「但し書き」「宛名」「発行者名前」「発行者住所」です。どれかひとつでも記入漏れがあると、証明書の機能を果たせません。
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領収書を特徴から選ぶ
領収書には主に三つのタイプがあります。「単票タイプ」「バックカーボンタイプ」「ノーカーボンタイプ」です。使いやすかったり、コストパフォーマンスが良かったり、複写が残って安心だったり、それぞれにメリットがあります。特に「単票タイプ」と他のタイプでは大きな違いがありますので正しくお選びください。下記ではそれぞれの特長を説明していきます。
単票タイプ
必要事項を記入後、切り離しお渡しするシンプルなタイプで、入手しやすいメリットがあります。カーボンが無い為、領収書の複写が残りません。比較的安価なタイプ。
バックカーボンタイプ
用紙の裏にカーボンが塗布されているので、領収証の控えが複写され発行者側にも残ります。売上管理や発行側の証明にもなるので安心です。
ノーカーボンタイプ
バックカーボンタイプと同じく領収書の複写が残ります。通常のカーボンよりも汚れづらいノーカーボンを使用しています。手も汚れず見た目もスマートなタイプです。
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領収書を大きさから選ぶ
サイズが違うからと言って「法的に領収書として認められない」という事はなく、必要な内容がしっかり記入されていれば全く問題ありません。あえてオススメをするならば、領収書は後から郵送で送ることも考えられるため、その際の郵送料を考慮して定形封筒に入るサイズを選んでみてはいかがでしょうか?少しの工夫でもしかしたら後々の節約に繋がるかもしれません。
下記で主なサイズ例と特長を説明します。
【84mm×175mm】
定形郵便対応で最大の長形3号(120mm×235mm)に折らずに入れられて、発送する場合の送料を安く抑えることが出来ます。
【125mm×210mm】
長形3号(120mm×235mm)のサイズを超えるため折らずにそのままでは入りません。二つ折りが可能でしたら、こちらでも対応できます。
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まとめ
今回は「領収書」についてそれぞれの特長を解説しました。領収書を発行するのも発行してもらうのも、あまり縁の無いと言う方も多くいらっしゃると思いますが、発行される方が「領収書」の購入を考えた際にこの解説を思い出して頂けたら嬉しい限りです。どうぞ頭の片隅に置いて、正しくて使いやすい領収書選びにご活用ください。
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