サテンリボンの種類と選び方
贈り物の包装やイベントの装飾などのシーンで根強い人気を誇るサテンリボン。高級感と扱いやすさを兼ね備える、ハンドメイドや手芸にもおすすめの資材です。本稿ではそんなサテンリボンの種類と選び方について、「片面サテンリボンと両面サテンリボンの違い」と「幅」という観点からご紹介いたします。
サテンリボンとは?
サテンリボンは、柔らかく光沢のある素材でつくられたリボンの一種です。一般的にはポリエステルやナイロンなどの合成繊維でつくられます。その滑らかな質感と美しい光沢、切端のほつれにくさに特徴を持ち、ギフトラッピングやハンドメイド、ウェディングデコレーションなどに使用されています。サテンリボンには様々な種類がありますが、大きくは「片面サテンリボン」と「両面サテンリボン」の2種類に分けることができます。さらに製造元ごとに様々なシリーズのサテンリボンがつくられています。
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片面サテンリボンと両面サテンリボン
前述のように、サテンリボンは「片面サテンリボン」と「両面サテンリボン」の2つに分けることができます。まずは「片面サテンリボンと両面サテンリボンの違い」という観点から、サテンリボンの選び方について見て参ります。
片面サテンリボン
片面サテンリボンとは、光沢のある面が片側だけのサテンリボンのことを指します。光沢のない面は肌触りの良いマットな質感になっており、通常光沢のある面を外側とします。プリントや柄のデザインは光沢の面に施されることが多いです。
両面サテンリボン
両面サテンリボンは、どちらの面にも同じように光沢が施されているサテンリボンのことです。裏表関係なく使用することができ、デザインや柄を両面に施すことができます。
片面サテンリボンと両面サテンリボンは、どちらも同様の用途に使用することができますが、その特徴や好みに応じて使い分けを行う場合もあります。例えばリボンをかける際には、両面サテンリボンを使えばよりその輝きや柄を目立たせることができ、片面サテンリボンを使用すれば表と裏で2種類の質感を一度に見せることができます。
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幅
続いては、「幅」という視点からサテンリボンを見ていきます。幅を元にリボンを使い分けるには、使用目的や対象物とのバランス、つくりたいイメージ、好みなどが重要な要素となります。
細い幅
対象物が小さい場合や細かな装飾に適しています。あえて対象物に対し細いリボンを用いれば、儚さ・繊細さを印象付けることもできます。複雑な結び方やリボンアートにも向いているかもしれません。
太い幅
大胆で迫力のあるデザインや装飾に適しています。服飾で大きなリボン結びをつくりたい場合や、会場を豪華に飾り付けたい場合などに使用します。あえて対象物に対し太いリボンを用いると、力強く豪華な印象を与えることができます。
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まとめ
本稿ではサテンリボンの種類と選び方について、「片面サテンリボンと両面サテンリボンの違い」と「幅」という観点からご紹介いたしました。実は奥深いリボンの世界。他にもまだまだたくさんの種類があります。サテンリボンを使って、日々のギフトに彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
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