セキュリティテープの種類と用途
商品の安全性や情報の機密性を保持するのに用いられるセキュリティテープ。一度貼ったテープを剥がしたときに、「開封済み」を示す文字が残るため、荷抜きなどの盗難被害や重要書類の改ざんを防いでくれます。本稿では、そんなセキュリティテープの種類と用途についてご紹介いたします。
セキュリティテープとは?
セキュリティテープとは、商品や情報の安全性・機密性を確保するための特殊なテープです。商品パッケージや重要書類が入った封筒などに使用されており、一度貼り付けると、剥した後に基材破壊が起きて剥したことがわかるため、未開封証明や改ざんの防止に重宝されています。
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セキュリティテープの種類
セキュリティテープにはいくつかの種類があります。この項では、セキュリティテープの種類についてご紹介いたします。
転写タイプ
転写タイプのセキュリティテープは、テープが剥がされると、テープの上に印刷されたマークやメッセージが残ります。「開封済」や「VOID」というような開封を表す文言が表示されることが多いです。テープにも貼り付けたものにも開封の証拠が残ります。
非転写タイプ
非転写タイプのセキュリティテープは、剥がした際に貼り付けたものに文字が転写されないように設計されています。テープを剥がすとテープの表面基材に開封を示す文字が残ります。貼り付けたものに糊が残らないことから、商品本体への貼り付けや再利用したい箱などへの使用がおすすめです。
脆質タイプ
脆質タイプのセキュリティテープは、テープが剥がされると破損しやすい素材でできています。剥がそうとするとテープが破損するため、きれいに剥がすことができません。剥がした跡の見栄えが悪くなってしまうことから、商品本体へ直接貼るのは控えましょう。
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セキュリティテープの用途
セキュリティテープはどのような使い方ができるのでしょうか。ここでは、セキュリティテープの用途についていくつかご紹介いたします。
情報の保護に
重要書類や機密情報が入った封筒や段ボールに貼ることで、開封の防止をすることが可能です。特に不特定多数の人の手に触れることの多い郵送などの際に使うといいでしょう。大切な書類や情報の機密性を保持することができます。
免税品の未開封証明に
旅行先などで購入した免税品は、国外へ持ち出す前に開封してはいけません。そのため免税店では未開封を証明するために、開封されたことがわかるテープで封をしなければなりません。免税袋の梱包などには転写タイプのセキュリティテープの使用がおすすめです。
食品や薬品の封かんに
安全性が問われる食品や薬品は、容器の封かんにセキュリティテープを使用することで異物の混入を防止することができます。あらかじめ対策を実施することにより企業への信頼度も高まるでしょう。
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セキュリティテープについてのまとめ
この記事では、セキュリティテープの種類と用途についてご紹介いたしました。信頼性と安全性を保つためには欠かすことのできないセキュリティテープ。シモジマでは、幅の異なるセキュリティテープを多数ご用意しております。ぜひご活用ください。
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