タグピンの使い方と選び方
「タグピン」と聞いてどのような物だと思いますか?買い物をする上で一度は目につくと思いますが、名前まで知っている人は少ないと思います。タグピンとは商品の値札、品質表示などのタグを付けるためのナイロン製の細い紐のことです。タオルや靴下、スリッパなど2つで1セットの物を結束するのにも使われています。タグピンの用途やサイズを知り効率よく使いましょう。
タグピンとは?
タグピンは、商品の値札や品質表示などのタグ付け、スリッパや靴下など2つで1セットの物を結束するときに使われるナイロン製の細い紐を指します。タグピン以外で商品の値札を付けるには、糸で結んだりシールを貼るなどの方法がありますが、値札を取り付けるのに結ぶ手間や耐久性に優れていないという欠点があります。タグピンは、耐久性に優れていて、取り付けも簡単です。タグガンというタグピンを取り付けるための専用の道具があり、作業を効率良く行うことが出来ます。
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用途から選ぶ
タグピンは、商品に値札を付ける「値札付け」、商品棚等に引っ掛けてつるす「商品陳列」、商品を束ねて1つにまとめる「結束」の3つに分類されます。
【値札付け】
値札の穴にタグピンを通して商品に付けて固定します。先端にパドル(三角頭)が付いていないH型のピンタイプが衣類などに使われることが多いです。タオルなど外す際に生地に引っかかりやすい物は「パイル抜け」(ほつれ)の原因になるので、引っかかりにくいパドル(三角頭)が付いているタイプが使われます。
【商品陳列】
ファッション小物、雑貨などの小物商品を吊り下げて陳列するのに適しているのが先端がフック状になっているタグピンです。先端の形状が他と比べて、商品棚等に引っ掛けて吊り下げやすいように設計されています。重いものを吊り下げると、一点に負荷がかかり商品にダメージを与えてしまいます。
【結束】
靴下などを1組に結束する際によく使われるのが、取り外しがしやすいように先端にパドル(三角頭)が付いている物です。結束する際に商品の大きさに合った長さで結束しないと紐自体は伸縮性がないため商品が引っ張られて付けた箇所に負荷がかかりダメージを受けるので注意が必要です。
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サイズから選ぶ
タグピンのサイズは、メーカーによって取り扱っているサイズに違いはありますが、最少3mmから
最大250mmまでのサイズがあります。ただタグピンのサイズについては明確な使用方法が決まっていません。値札や製品表示を服などに付けたり、靴下やスリッパのように2つで1セットの物を結束する際は、付ける場所や素材の厚みによってサイズが異なります。サイズから選ぶ際は、それぞれの用途に合ったサイズを選択しましょう。
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まとめ
タグピンは、衣類などの値札を見る際に目に付きますが、名前を知っている人は少ないと思います。タグピンは、主役ではありませんが、主役をしっかりと支える脇役であることから、縁の下の力持ち的な存在として活躍しています。使用する際は、用途を明確に示し素材に合った形状、サイズを使用することで手間なく効率よく作業ができて、商品自体を傷つけずタグピンのパフォーマンスを発揮することができます。
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