木製先割れスプーンの特徴と包装形態
イベントへの出店にも環境配慮が求められる昨今。キッチンカーや屋台ではエコロジカルな使い捨て資材の需要が高まってきています。環境対応型の食品容器に合わせて、環境対応型カトラリーにも目を向けてみてはいかがでしょうか。特に木製先割れスプーンは、素材も形状もエコなアイテム。本稿ではそんな木製先割れスプーンについて、特徴と包装形態の面からご紹介いたします。
木製先割れスプーンとは?
木製先割れスプーンとはその名の通り、木を材料としてつくられた先端がフォーク状になっているスプーンのことです。「木製フォークスプーン」と呼ばれることもあります。木製の使い捨てカトラリーは脱プラの観点から注目を集めている分野。さらに先割れスプーンは、ひとつでフォークとスプーンの役割を兼ねることから、フォークとスプーンの両方を用意するときに比べ、ごみの削減や資材のコストカットにつながる資材ともいえます。
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特徴から選ぶ
まずは木製先割れスプーンの特徴について、素材・形状・用途の視点から見て参ります。
素材
従来のプラスチックカトラリーは、きちんと廃棄されず放置された場合に、海洋を汚染したり魚に悪影響を与えたりすることから、環境にはあまり良くないとされています。プラスチックを間違えて食べてしまった魚を我々が食べてしまうことで、我々の体内にプラスチックが混入してしまうことにもなるようです。その点木製カトラリーはプラスチックカトラリーに比べ、放置されても自然に生分解されるため、環境負荷が少ないといわれているのです。
環境配慮の利点のほかに、その素材のナチュラルさからも木製カトラリーは人気です。木製先割れスプーンによく使用される白樺などの軽量で白っぽい木は、素朴で温かみのある印象を与え、流行のレトロな雰囲気にもマッチします。
形状
前述のように、先割れスプーンはひとつでフォークとスプーン両方の役割を果たします。イベントなどで使い捨てカトラリーを準備する場合、通常であればフォークとスプーンの両方を用意して、顧客の注文に合わせフォークとスプーンを提供しますが、先割れスプーンを導入すれば、準備するカトラリーは先割れスプーンだけで済んでしまいます。それまでの二種類用意する手間が省けるうえ、どちらかが余ってしまうこともなく在庫管理が簡単に。無駄な資材費を抑えることにもつながります。
用途
飲食店でのテイクアウト資材としてはもちろんのこと、ご家庭でのホームパーティーやバーベキューなどのアウトドアにも便利です。使用後には燃えるごみとして捨てることができるので分別要らず。
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包装形態から選ぶ
続いては、木製先割れスプーンについて、包装形態の視点から見ていきます。木製先割れスプーンも他の使い捨てカトラリー同様に、個包装されているタイプと、そうでないタイプのものがあります。
個包装あり
・HEIKO 木製フォークスプーン 160mm未晒紙完封
テイクアウト資材として利用されることの多い個包装ありのタイプ。持ち運びの間も衛生的です。木製カトラリーの個包装は、紙などの再生可能資源で行われていることも。
個包装なし
・HEIKO 木製フォークスプーン 140mm バラ(個包装なし)
個包装なしのものは、ご家庭でご利用になる際や一度に大量にご利用になるシーンにおすすめです。ひとつひとつ袋から取り出す必要がなく、コストを抑えることもできます。
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まとめ
本稿では木製先割れスプーンについて、特徴と包装形態の面からご紹介いたしました。使い捨て資材を完全に取り除くことができない現状を考えると、環境配慮型のカトラリーは優れた折衷案です。木製先割れスプーンは、木製という素材と先割れスプーンという形状、その両面からエコフレンドリーなアイテムといえるのではないでしょうか。次回のイベントでの使い捨てカトラリーには、木製先割れスプーンの導入をぜひご検討ください。
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