Trick or Treat!紙袋でつくる愉快なハロウィンのラッピング
ハロウィンといえば、仮装行列でもらえるあまーいお菓子。
お菓子を入れた紙袋で、ユニークなおばけかぼちゃやかわいいおばけを作ってみませんか?
季節の楽しみたっぷりのラッピングアイディアです。
HEHEHE…角底紙袋がおばけかぼちゃに変身!
1. 未晒無地の紙袋を用意。中にお菓子を入れたら、上の部分をクシュクシュっと寄せます。
2. 寄せた部分に、フラワーアレンジメントなどで使用する緑のフローラテープを巻いてかぼちゃのヘタの部分を作ります。
3. こちらもフラワーアレンジメントの定番アイテム。地巻ワイヤーにフローラテープを巻いていきます。テープは伸ばしながら巻くと接着しやすくなりますよ。
4. テープを巻いたワイヤーを、紙袋に作ったヘタ部分に巻き付けます。
5. えんぴつなどに巻き付けて、ワイヤーの端をくるくると巻いていきます。
6. 画用紙などで目鼻をつくり、のりで貼り付ければ完成!
紙袋のサイズやカラーを色々用意すれば、表情豊かな紙袋のおばけかぼちゃたちの大集会!
おうちハロウィンの飾りつけにもぴったりです。小さなお子様と一緒に作る際は、ワイヤーの取り扱いには充分にご注意くださいね。
BOO!平袋でつくるキュートなゴーストラッピング
1. 平袋を縦に開いて側面をふくらませ、中に好きなお菓子を入れます。お菓子はOPP袋などにまとめてから入れましょう。
口を2~3回折ってテープで留めると、袋の形がころんとした三角形になります。
2. 紙製のリボン、ペーパーラフィアを用意。手に5~6回巻き付けたら、中央をモールでねじって留めます。
ペーパーラフィアの輪っかになっている部分をはさみでカットします。
3. ラフィアの束を広げて、動きを出します。モールの端を平袋の折った口の部分に差し入れて、紙でつくった目鼻を貼れば完成です!
とぼけた表情の小さなおばけたち。ラフィアで作ったぼさぼさ頭もキュートです。
SEASON STORY 「Jack-o‘-lantern」
10月31日はHalloween。ハロウィンといえば、おばけや魔女などに仮装して練り歩いたり、お菓子をもらったりと楽しいお祭りのイメージですね。そのはじまりはいつごろだったのでしょう…。
今から2000年以上前のことです。アイルランドのケルト人たちの暦では1年の最後の日は10月31日でした。1年の収穫を祝い、また亡くなった人の霊が帰ってくる日ともされていました。その中には悪霊や魔女もいて、とても恐れられていたのです。悪い精霊や魔女を追い払うため、家の戸口に置いたろうそくが原点のようです。
では「Jack-o'-Lantern ジャック-オー-ランタン」とは何でしょう。「ちょうちんジャック」や「ランタン持ちのジャック」という意味ですが、なぜジャックなのでしょうか?
こんな言い伝えがあります。昔、のんだくれのジャックと呼ばれる男がいて、ケチで乱暴者で人をだますようなことばかりしていました。ある日、悪魔と出会ったジャック。悪魔はジャックの魂を取ろうとしますが逆にだまされ、2度と魂を取らないと約束させられてしまうのです。時が経ちジャックは死んでしまいますが、悪いことばかりしていたので天国へは行けません。といって悪魔との約束で地獄へ行くこともできません。悪魔から少しの火の塊をもらい、カブの中に入れ提灯(ランタン)を作り行く当てもなくさまよい続けている…。地獄へすら行けないことがこんなにも恐ろしいことなのですね。
本来アイルランドの人たちはカブでランタンを作っていましたが19世紀中頃、多くのアイルランド人がアメリカへ渡り、手に入りやすいカボチャで作られるようになりました。
今ではすっかり定着し、この時期カボチャをくりぬいたランタンが家々の玄関先に飾られ、子供たちは魔女やおばけの仮装でお菓子をもらいに訪ねます。
さあ、今年のハロウィンはペーパーバッグでおばけかぼちゃを作ってみませんか?いろいろなお菓子を詰めて配ったり、パーティーのおみやげにしても喜んでもらえます。大人も子供も一緒に楽しんでみましょう。
Happy Halloween!