ご存知ですか?ラッピング初心者におすすめの包装紙の「紙質」
1.はじめに
和洋菓子や食器、雑貨など、箱詰めしたギフトを包装紙でラッピングしているお店は多くあります。スタッフ全員がラッピングに長けていればそんなにいいことはありませんが、新しくスタッフを迎えたばかりなどは、なかなかそうもいかないお店が多いのではないでしょうか。
包装紙を使ったラッピングは、お客様にとってもギフトを素敵に彩ってくれるありがたいサービスである反面、スタッフの方にとっては手間と技術が必要となる繊細で大変な作業ですよね。今回はそんな包装紙をラッピングに使っているお店の方のために、初心者でも扱いやすい包装紙の紙質を解説します。
2. 触ってみると全然違う、包装紙の紙質
包装紙に使用される紙は、主なもので6種類。※画像の柄は一例です。
コート紙
コート紙は、上質紙などをベースにして、表面に光沢をもたせるための塗料を塗っている紙の事です。触ると表面はツルツルしていて、柄を華やかにしてくれます。フォーマルなギフトの包装紙としての使用がおすすめ。
純白紙
厚みは何種類かありますが、片面だけ光沢をもたせた紙です。表面を触るとツルツルしていますが、コート紙よりも柔らかいと感じる紙です。
上質紙
表面に塗料などを塗らないので、触り心地がさらさらとしていて落ち着いた質感の紙です。使用の幅が広いので人気の紙質。
晒クラフト紙
表面の触り心地は上質紙に似ていますが、包装紙としての用途の他にも紙袋として使用されることが多い紙質。
筋入りクラフト紙
薄くて独特な風合いが人気の紙質。色が茶色で、封筒などに使われるイメージの強い紙です。
未晒クラフト紙
光沢のない茶色の紙で、色の明るい物を半晒、濃い物を未晒と見分けます。ナチュラルな雰囲気のラッピングによく用いられる紙です。
意外と知らない、包装紙の紙質の特徴とおすすめ用途
包装紙の紙質にはいくつかの種類があることが分かりましたが、包む人の好みや経験によって、包みやすさというものがあるんです。では、初心者でも扱いやすい紙質をご紹介していきます。
初心者の方に比較的扱いやすい素材は上質紙。作業中のシワが目立ちにくく、仕上がりも落ち着いて見えます。上質紙は表面のさらさらとした質感が特徴で、洋風だけでなく和風の柄などにも広く使われており、ファンの多い紙質です。
逆にちょっと難易度が高く感じられるのがコート紙。コート紙は表面に光沢があり柄がきれいで華やかに見える反面、折ジワが残りやすくやり直しには適しません。
変わった包み方や箱を使わずギフトをそのまま包むなら、純白紙が活躍してくれます。光沢が片面だけに入っていて比較的柔らかいので、柔軟な包み方に対応できます。
包装紙は気に入った柄を見つけたら、紙質もチェックしてみるようにしてみてくださいね。
初心者の方に扱いやすいのは、厚すぎず薄すぎず、適度にコシのある紙。できることなら実際に紙を触ってみて、手になじむ物を探すのがおすすめです。
ラッピングに慣れてくると、包む際の動作に迷いがなくなり、包み直しなどをしなくても、一度でビシッとラッピングできるようになってくるでしょうから、経験値に応じて様々な紙質を試してみるといいですよ。
和菓子の箱をちょっと洋風に、とか、シックな無地の包装紙に反対の色味のリボンなど、ラッピングに慣れてきたら、お店のイメージをワンランクおしゃれにするようなラッピングを考えてみると素敵。
まとめ
いかがでしたか?包装紙の紙質にはラッピング初心者にとって扱いやすさに差が出ることが分かりましたね。
もしも今お店のスタッフさんがラッピングを苦手としているなら、包装紙を見直してみると作業効率が上がるかもしれません。よかったら参考にしてみてください。
シモジマオンラインには今回ご紹介した6種類の包装紙が揃っています。柄もたくさんご用意していますので、ぜひ見に来てくださいね。
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