衣類ハンガーのおすすめランキング30選！
アイテム別の選び方も解説

ハンガーにはいくつかの種類があり、衣服の種類ごとに使い分けるのがおすすめです。衣類の収納には欠かせないハンガーですが、それぞれの衣服に適したハンガーを選ぶことが大切です。何気なく選んで、服のタイプやサイズに合わないものを使っていることはないでしょうか。衣類の形状に合わせて作られたハンガーを使うことで、服を型崩れさせることなくきれいな状態で収納できます。まずは、それぞれの衣服に合わせたハンガーを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

スーツやジャケットをきれいに保管するには、スーツジャケット用ハンガーの使用がおすすめです。スーツは体のラインに合わせて立体的に縫製されているため、薄型のハンガーでは型崩れしてしまいます。スーツやジャケット用のハンガーは、型崩れ防止のため肩先の厚みが3~4cmと分厚く、肩に沿ってゆるやかに湾曲しているのが特徴です。軽くて扱いやすいプラスチック製ハンガーもありますが、高頻度で着用するスーツには湿気や熱気がたまりやすいため、除湿や防臭効果のある木製ハンガーがおすすめです。

薄手のシャツやブラウス、ワンピースなどには、肩に厚みがある必要はないので、薄型ハンガーでの保管がおすすめです。かさばりにくいのでたくさんの衣服を収納することができます。Yシャツ・ブラウスのような襟のある洋服の場合は、 ハンガーも襟の部分に立ち上がりのあるものが適しています。また、薄手の衣類は取り出す際に落ちやすいため、滑りにくい素材のものや、滑り止めが付いたものを選ぶと良いでしょう。

スカートやスラックスなどのボトムスには、ボトムハンガーの使用が最適です。シャツやスーツ用のハンガーにかけると折り目がついたり型崩れしたりすることがありますが、ボトムハンガーなら吊るして収納するため、ボトムス自体の重さでシワが伸び、きれいな状態を保つことができます。ボトムハンガーには、横からボトムスを引っ掛けるシンプルな構造でかさばらないバータイプと、ボトムスのウエストや裾をクリップで挟む折り跡のつかないクリップタイプがあります。クリップの幅を変えられるボトムハンガーはボトムス以外の衣服、小物の吊り下げにも使用できて便利です。

子ども服の収納には、ベビーハンガーの使用がおすすめです。大人用のハンガーを子ども服に使用すると、大きすぎて肩の位置が合わず、きれいに干せなかったり、型崩れしてしまうこともあります。ベビーハンガーは子ども服サイズにあわせた作りになっているので、洋服の首周りの伸びも防ぎ、きれいに収納しておけます。また、ベビーハンガーは、赤ちゃんの時期だけではなく、キッズサイズまで長い期間活躍します。

Tシャツや子ども服など、軽い服に使用する場合は、滑りにくい素材を使用していたり、滑り止めがついていたりするハンガーを選びましょう。例えばベルベット・特殊樹脂コーティング・滑り止め効果がある特殊起毛加工のハンガーなどは、衣類との摩擦が大きく滑りにくいだけでなく、クローゼットから取り出しやすくなります。ただし、衣類を滑り止め付きのハンガーから取り外すときには注意しましょう。取り外す際に、無理に外そうとすると滑りにくいのが仇となり、型崩れ等の原因にもなることがあります。

衣類をハンガーにかけて収納をするときに、気になるのが衣類の型崩れです。型崩れを防ぐために、服の肩幅に合ったサイズのハンガーを選びましょう。衣服の両肩の縫い目同士を直線距離で測った長さから2～3cm引いた長さが目安です。服のサイズにもよりますが、男性の衣類なら43cm・女性の衣類なら38cmほどが平均です。肩幅と合っていないサイズだと、袖や肩の部分に出っ張りの跡がつきやすくなります。大きすぎるハンガーを使うと伸びシワができてしまうため、ちょうどいいサイズのハンガーがない！と迷われた方は小さめを選んでください。

衣類が増えて、収納する場所が無いという方におすすめなのが、ハンガーを縦に連結できるタイプの商品です。フックが付いており、かさばりやすい衣類も効率的に収納することができます。ハンガー同士を連結させることでクローゼットの空間を有効活用できますが、連結させる分、通常よりも下にスペースが必要です。ハンガーそのものに連結用フックがついていなくても、ハンガーのフック部分に通すだけで使用できる市販の連結用フックやハンガーチェーンを使用して連結することができます。