タックを寄せて処理する方法は、曲線部分をもつ物を包むときの基本の包み方です。本解説ではシールを使用してとめていますが、同じ包装紙を丸く切って両面テープで貼っても良いでしょう。
目次
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包み方
必要な包装紙の大きさ
A=円柱の直径
1.
円柱のまわりをぐるりと包みます。
2.
合わせ目の部分から中心に向けてタックを寄せていきます。
3.
タックは一周分だいたい同じ幅になるように寄せていき、最後のタックは初めのタックを少し起こして、その下へ入れ込んで処理する。中央はシールを貼ってとめましょう。
包み方のコツ
タックの線は円柱上中央の一点に向けてよせていきます。
タックの線が中心を外れてしまうと、包装紙の端があちこちにとび出してしまうので、シールでとめる際に処理しづらくなります。
タックの幅をあまり大きくとってしまうときれいな曲線ができないので、たっくは細かめに均一にとってください。
箱の包み方との違い
箱の場合
四辺から寄せ集めた包装紙は中心の「線」によって処理できます。
円の場合
全ての円周から寄せ集めた包装紙を中心の「一点」によって処理しなければならずにかさばってしまうため、少しひかえて包装紙をとりましょう。
簡単な包装紙のとり方
1.
円柱の底のふちと包装紙の端を合わせます。
2.
▲部を動かさないようにして円柱を倒します。
3.
円柱の上部のふちの位置(点線部分)から約1cm少なめにカットします。