粘着テープの構造と種類
シモジマオンラインスタッフ
2023/07/05 14:20
粘着テープの構造と種類
工作や事務作業から商品の梱包まで、日常のあらゆるシーンで欠かせない粘着テープ。粘着テープと一口に言っても、セロテープや両面テープなどの事務作業に使用できるものや、工業用・業務用の布テープやクラフトテープ、アルミテープやダクトテープなど、様々な種類があります。粘着テープの構造と種類についてご紹介します。
粘着テープとは?
粘着テープとは、粘着剤が塗布されたテープのことで、粘着剤の性質や機材と呼ばれるテープの素材の特性によって異なる粘着力、耐久性、耐熱性、防水性などの特徴を持つことがあります。また、一部の粘着テープは再利用可能であり、剥がすときに残留物を残さないタイプもあります。
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粘着テープの構造
粘着テープの構造についてご紹介します。
基材
粘着テープの主要な部分であり、テープの力学的な特性や耐久性を提供します。一般的な基材には、プラスチックフィルム(例:ポリプロピレン、ポリエステル)、紙、布、フォームなどがあります。
粘着剤
粘着テープの一側または両側に塗布された接着剤です。粘着剤は基材と接触することで接着力を発揮し、テープを他の表面に固定します。粘着剤の種類によって、粘着力、耐久性、耐熱性、防水性などが異なります。
剥離紙
粘着剤を保護するために使用される非粘着性のフィルムまたは紙です。粘着テープを使用する前に、剥離紙を剥がして粘着剤を露出させます。両面テープを使用する際に剥がす紙というとイメージがしやすいと思います。
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粘着テープの種類
セロテープ(セロファンテープ)
セロテープは透明なプラスチックフィルム(セロファン)を基材とし、一側に薄い粘着剤が塗布されたテープです。一般的には包装や紙のつなぎ目をとめるために使用されます。透明で扱いやすく、一時的な接着に適しています。
OPPテープ
OPPテープはオリエンテッドポリプロピレン(OPP)フィルムを基材とし、一側に強力な粘着剤が塗布されたテープです。高い接着力と耐久性を持ち、包装や梱包、結束に広く使用されます。透明なものやカラフルなデザインのものがあります。
クラフトテープ
クラフトテープは紙を基材とし、一側に軽い粘着剤が塗布されたテープです。手作りのクラフト作品やギフト包装に使用されます。クラフト紙の風合いがあり、容易に手で切れる特徴があります。
両面テープ
両面テープは両側に粘着剤が塗布されたテープで、素材同士を接着するために使用されます。アクリルフォーム両面テープやペーパーティシュ両面テープなどの種類があります。結束や装飾、工作などの用途に適しています。
養生テープ
養生テープは紙や布を基材とし、一側に強力な粘着剤が塗布されたテープです。塗装作業や工事現場などで、壁や床を保護するために使用されます。塗装エリアのマスキングや仮固定に使用されることが一般的です。
ビニールテープ
ビニールテープは柔軟なビニールフィルムを基材とし、一側に粘着剤が塗布されたテープです。電気絶縁性の高さから電線や配線の絶縁、修理、固定に使用されます。耐候性に優れており、屋外使用にも適しています。
ダクトテープ
ダクトテープは布を基材とし、両側に強力な粘着剤が塗布された頑丈なテープです。建築や工業の現場で使用され、結束や修理、防水など多様な用途に使用されます。一般的には耐久性が高く、頑丈な接着力を持っています。
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まとめ
粘着テープの構造と種類についてご紹介しました。粘着テープは、基材と粘着剤に使用されている素材によって、強度や耐久性などの機能が変わります。梱包作業や事務作業など、用途に合わせて粘着テープを選ぶのがおすすめです。
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