セロハンテープとは?
セロテープとの違いや種類、
購入場所について解説
日常生活で目にすることが多いセロハンテープ。昭和時代に販売されるようになり、今現在もご家庭での使用からオフィスでの事務作業まで欠かすことのできないアイテムです。優れた強度や手で切れるといった使い勝手の良さが人気の要因。この記事では、そんなセロハンテープの種類やサイズ、購入場所まで幅広くご紹介いたします。
セロテープとセロハンテープの違い
同じものとして混同されるこの多い”セロハンテープ”と”セロテープ”。どのような違いがあるのでしょうか。
セロハンテープは透明のセロハンの片面に接着剤を塗布することで粘着力を持たせたテープの総称です。一方、セロテープは当時絆創膏を作っていた日本の会社(現:ニチバン株式会社)が1948年に販売を開始した製品名を指します。
ニチバン株式会社は1952年には「セロテープ」の商標登録を出願し、1959年に登録が認められています。透明の粘着テープを「セロテープ」と呼んでしまいがちですが、実はニチバン株式会社以外のセロハンテープはセロテープとは言えないのです。セロテープは植物性の原料から作られているため環境にやさしいといった特徴や、石油由来のテープと比べても静電気が起きにくいといった特徴を持ちます。
セロハンテープの主な種類
セロハンテープにはいくつかの種類があります。ここでは、それぞれの特徴について詳しくご紹介いたします。
透明テープ
透明のセロハンに粘着力を持たせたもので、もっとも一般的なタイプです。様々な幅があるため、用途に合わせて選ぶことができます。透明なので、文字の上から貼っても文字が隠れません。水性のペンで書いた文字の保護などに最適です。また紙が破れてしまった場合などの補修に使用した際に目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
透明のセロハンテープと見た目が似ているOPPテープやアセテートフィルムテープなどもあるため、上手に使い分けるようにしましょう。
着色テープ
セロハンテープの使いやすさや作業性をそのままに、カラフルな色や柄がついたタイプです。ポスターなどの貼り付けや工作などに最適です。通常のセロハンテープと同じように、はさみを使わずにテープカッターを使って軽い力でカットすることができるため、小さな子どもが使用しても安全です。着色タイプには様々な色の商品があるため、複数のカラーのテープを使用して色分けをするのもおすすめです。装飾やラッピングアイテムとして使用するのもいいですね。
柄テープ
セロハンテープの中には柄やメッセージが印字されているタイプもあります。柄が印字されたタイプはメッセージカードやポスターの装飾として大人気。豊富な種類の中から好みのものを選ぶことができます。また中には「お買い上げ品」や「ありがとうございました」、「Thank you」といったメッセージが印字されているタイプもあり、こちらはお店で商品を購入した際に貼るシールや袋の口を留めるためのシールとして利用されています。
セロハンテープの幅はどのくらい?
セロハンテープは12mm幅から24mm幅が多く製造されています。
12mm幅 | スリムで細かい作業にぴったりの幅です。工作や修繕などによく使用されています。携帯性に優れ、カバンに入れておくと便利なアイテムです。 |
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15mm幅 | もっとも一般的に使用されているテープです。細すぎず太すぎないちょうどいい使い心地で、ご家庭からオフィスまで幅広い場面で大活躍します。 |
18mm幅 | 少し幅広タイプです。掲示物の貼り付けや大きめの工作などに使用されることが多いです。広範囲にしっかりと接着したいときにおすすめです。 |
24mm幅 | 幅が広い分接着面積が大きく、安定感抜群のセロハンテープです。大きな掲示物の貼り付けや宅配袋の封かんなどによく使用されています。 |
セロハンテープを購入できるおすすめの場所
セロハンテープは文房具屋さんやホームセンター、100円ショップなど様々な場所で販売されています。急遽セロハンテープが必要になった場合には、コンビニで購入することも可能です。ただし、コンビニはほかの販売店と比べて少し高く販売されていることが多いため注意が必要です。また100円ショップでは、巻き数が少なく製造されている商品も多いため確認するようにしましょう。
シモジマでは、豊富なサイズや種類のセロハンテープをお安い価格でおご用意しております。業務用で使用したい方にはまとめ買いがおすすめ。対象商品はまとめ買いでさらにお得な価格で購入することが可能です。またオリジナルのテープをお求めの方にぴったりの、別注印刷が可能なOPPテープの取り扱いもございます。お店の名前やメッセージを印刷することで特別感を演出することができるでしょう。
まとめ
この記事ではセロハンテープとセロテープの違いや、セロハンテープの種類や幅による違い、購入できるお店などについてご紹介いたしました。ご家庭でのご使用からオフィスや教育の現場など、日常生活において欠かすことのできないセロハンテープ。この記事でご紹介したセロハンテープ以外にも、OPPテープやアセテートフィルムテープなどもあるため、用途によって種類や幅を使い分けることでより効率的に使用できるでしょう。
シモジマのセロハンテープ・セロテープのおすすめ商品一覧
シモジマでは、種類豊富なセロハンテープ・セロテープを取り揃えております。ニチバン株式会社のロングセラー商品をはじめ、まとめ買いがお得な積水化学工業の商品や3Mのスコッチテープなどもございます。また両サイドに接着剤がついておらず、つまみやすくて剥がしやすいタイプや、まっすぐ切ることができる小巻ハンドカッター付きの商品などの機能性に優れた商品もございます。用途にぴったりの商品を見つけられるでしょう。ぜひご活用ください。