カルトンを使用するメリットと種類
お金の受け渡しの際に必ずといっていいほど目にするカルトン。日本では当たり前の光景ですが、カルトンを使用することにも理由があります。本稿では、カルトンを使用するメリットとカルトンの種類についてご紹介いたします。
カルトンとは?
カルトンとは、お店での会計時にお金やカードを載せるトレーです。キャッシュトレーや釣銭トレーとも呼ばれ、日本のお店でよく使用されています。カルトンにはプラスチック製やステンレス製、レザー調のものなど様々な種類があり、それぞれ与える印象も異なります。お店の印象にもつながるため、こだわって選びましょう。
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カルトンを使用するメリット
普段何気なく使用しているカルトンは、使用することにどのようなメリットがあるのでしょうか。この項では、カルトンを使用するメリットについて詳しくご紹介いたします。
お客様との距離感を保つ
カルトンを使用すると、店員とお客様の間で一定の距離を保つことができます。カルトンに一度お金を置くことで、手が触れてしまうのを防ぎます。特に近年ではウイルスの感染拡大防止の観点からも、カルトンの使用が推奨されています。
金銭の正確なやり取りが可能
手の平でお金を受け取って確認すると、硬貨が重なっているのを見落としてしまったり、指の間からお金が落ちてしまったりすることがあります。カルトンはそれらのミスを未然に防いでくれます。カルトン上にお金を広げることで、お金を落としてしまうことなく一目で金額を確認することができます。
作業の効率化
カルトン上でのお金のやり取りは作業の効率化にもつながります。店員側とお客様側がそれぞれしまいたいタイミングでお金をしまうことがでるので、お金を手渡す際の微妙な間がなくなり、スムーズに受け渡しをすることが可能です。また、テーブルなどに直接硬貨を置くよりもカルトン上にあったほうがお金を取りやすく、ネイルをしている方でも手間取らずにお金を財布にしまうことができます。
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カルトンの種類
お店のイメージにもつながるカルトンは、使う種類によっても与える印象が異なります。ここでは、カルトンの種類についてご紹介いたします。
プラスチック製
コンビニや郵便局などで使用されているプラスチック製のカルトンは、軽くて扱いやすいが特徴です。内側にお金を取りやすくするためのイボイボがついているものが多く、実用性に優れています。「THANK YOU」や「お確かめください」といったメッセージが入っているものもあります。コストパフォーマンスと実用性を重視したい方におすすめです。
ステンレス製
少し重量感のあるステンレス製は、プラスチック製と比べて高級感があります。水や汚れに強く、すぐに拭き取ることができるため飲食店などで多く利用されています。スタイリッシュな雰囲気のお店などにもぴったりです。ステンレス製のカルトンは反射するため、照明が強い場所や屋外での使用には注意が必要です。
革製
最も高級感があるカルトンです。洗練されたデザインで、高級レストランやホテル、アパレルショップなどで使用されることが多いです。本革製のカルトンは、使えば使うほど味が出るので変化を楽しむことができます。汚れや傷がつきやすいので、こまめに手入れをするようにしましょう。
木製
ナチュラルであたたかい印象を与える木製のカルトンは、カフェやパン屋さんなどにぴったりです。木特有の質感でぬくもりを感じさせてくれます。また最近ではSDGsの取り組みの一環として、プラスチック製から木製に切り替える企業も増えています。
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カルトンについてのまとめ
この記事では、カルトンを使用するメリットとカルトンの種類についてご紹介いたしました。お店のイメージにもつながるカルトン。使う場面やお店の雰囲気によって選ぶタイプも変わるはずです。シモジマでは、様々なタイプのカルトンをご用意いたしました。ぜひこの記事を参考にぴったりのカルトンを選んでみてください。
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