使い捨て手袋の選び方!素材と価格を知って使い分けよう
食品加工や医療現場まで様々なシーンで利用される使い捨て手袋は、素材によって適した用途や価格が異なります。一口に使い捨て手袋と言っても、素材はポリ・ニトリル・TPE・PVC・ゴムと5種類に分かれます。各特徴を踏まえて、利用シーンに適した商品を選択しましょう。使い捨て手袋の素材と選び方
使い捨て手袋の素材は、ポリ・ニトリル・TPE・PVC・ゴムの5種類です。それぞれ油や薬品に強かったり、破れに強かったりと特徴を持っています。そのため、自社が何を扱うかによって素材を選択すると良いでしょう。 また、価格もそれぞれ異なります。同じ使い捨てでも、ポリ手袋の場合は200円前後で購入できますが、ゴム手袋になると1,500円前後の価格設定になります。そのため、予算にマッチした商品を選択しましょう。使い捨て手袋とは
素材から選ぶ
使い捨て手袋は素材によって特徴が異なります。ポリ製
ポリエチレン製の使い捨て手袋は、スッと着脱できるため短時間の作業に最適です。しかし、水物を扱う際は脱げやすくなる点に注意が必要です。ニトリル
ニトリルゴム(NBR)製の手袋は、ラテックスアレルギーの方でも使用できるため、誰でも安心して利用できる特徴があります。また耐油性の強さもポイントです。装着のしやすさを重視したパウダー加工のものと、パウダーフリーのものがあります。TPE
熱可塑性エラストマー(TPE)製の使い捨て手袋は、近年ニトリル手袋の代替品として認知度が高まっています。ポリエチレン手袋とニトリル手袋の薄さを維持しながら、伸縮性や価格をおさえた良いとこどりの使い捨て手袋です。その伸縮性の高さから、脱げにくく医療現場でも利用されています。こちらはパウダーフリーとなっています。PVC
ポリ塩化ビニール製の使い捨て手袋で、油や薬品に強い特徴があります。そのため、車部品や医療現場など強度を求められる現場で利用できます。パウダー加工タイプとパウダーフリータイプの2種類があります。ゴム
フィット感とグリップの強さを兼ね揃えたゴム手袋は、長時間の作業に耐えられる特徴があります。使用範囲も製造業から園芸までと幅広く利用できます。ゴムアレルギーの方は、ニトリル製の使い捨て手袋を代替え品として利用ください。用途から選ぶ
用途ごとにおすすめの使い捨て手袋は下記の通りです。使用時間や扱うものの違いで使い分けましょう。利用シーン | おすすめ使い捨て手袋 |
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食品加工現場におすすめ | ポリエチレン手袋 ニトリル手袋 |
医療現場の一般作業におすすめ | ポリエチレン手袋 ニトリル手袋 |
医療現場の細かな作業におすすめ | ニトリル手袋 プラスチック手袋(PVC手袋) |
製造業など油を使用する作業におすすめ | ニトリル手袋 プラスチック手袋(PVC手袋) ゴム手袋 |
家庭炊事におすすめ | ニトリル手袋 プラスチック手袋(PVC手袋) |
ガーデニングにおすすめ | ポリエチレン手袋 ニトリル手袋 TPE手袋 プラスチック手袋(PVC手袋) |
価格から選ぶ
使い捨て手袋の価格を一覧で紹介します。種類(いずれも100枚入り) | 価格(目安) |
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ポリエチレン手袋 | 150円~500円 |
ニトリル手袋 | 800円~2000円(食品衛生法適合の場合は高価) |
TPE手袋 | 90円~500円 |
プラスチック手袋(PVC手袋) | 500~2000円(食品衛生法適合の場合は高価) |
ゴム手袋 | 1500円前後 |