紅白幕の種類と用途
お祭りやイベントでよく目にする紅白幕。お目出たい行事には欠かせない存在です。紅白幕は用途に合わせて様々な大きさがあるのはもちろんのこと、実はその素材もさまざま。こちらの記事では、紅白幕の素材の種類と用途についてご紹介します。
紅白幕とは?
紅白幕とは、赤と白の縦縞模様の幕のことです。縁起の良い色合いでお祭りや式典、イベント事などを演出する目的で使用されます。赤組白組対抗の「運動会」など対抗する2つの組を象徴する意味や、縁起がよく祝いの意味を持つなど、「紅白」は日本人にとって馴染み深い伝統的な色です。体育館の壁に貼ったり、お祭りのやぐらに飾ったりするだけで、一気に会場が華やかになり高揚感が高まります。
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紅白幕の種類
綿
綿素材の紅白幕は、耐久性に優れています。学校や地域のイベントなど、年に何度か使用する機会がある場合は、綿素材を使用すると良いでしょう。ポリエステル素材と比較してシワになりやすいので、綺麗にたたんで保管したり、使用する前にはアイロンをかけたりするのがおすすめです。
テトロンポンジ生地(ポリエステル)
テトロンポンジ生地の紅白幕は、軽くて薄いのが特徴です。街でみかけるのぼりの素材を思い浮かべてください。最もコストパフォーマンスに優れた安価なタイプですが、一方であまり耐久性には優れないため、お祭りや式典など、繰り返し何年も使用したいような用途には適しません。
トロピカル生地(ポリエステル)
ポンジ生地と比較して厚みがあり、耐久性も高いのがトロピカル素材を使用した紅白幕です。滑らかで光沢がある質感で、ややコシがあるのが特徴。お祭りやイベントでの屋外での使用や、長期間使用する目的での使用におすすめです。
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紅白幕の用途
祝賀の意味: 紅白の色合いは、日本の伝統的な祝いの色とされています。成人式、開店祝い、竣工式など、さまざまなお祝い事に使われます。
舞台装飾: お祭りや演劇、コンサートなどの舞台裏に掛けられることが多く、華やかな雰囲気を演出します。
企業のイベント: 新商品の発表会や記念式典など、企業が主催するイベントでも使用されます。
政治や国家の儀式: 国や地方自治体が主催する式典などでも使用されます。
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まとめ
日本のお祭りやイベント、式典などで広く親しまれている紅白幕について紹介しました。赤と白の色合いは祝いや対抗意識の象徴として深く日本人の心に根付いており、行事ごとには欠かせない演出になっています。素材にも様々な種類があり、綿、テトロンポンジ生地、トロピカル生地など、用途や耐久性に応じて使い分けることができるのが特徴です。この記事が紅白幕を選ぶ際の参考になれば幸いです。
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