紙紐の用途と結び方
紙紐とは、紙製の固い紐のことです。新聞紙や雑誌などを廃棄する際に縛るのに使ったり、ラッピングなどにも使用できます。紙製なので、ナチュラルで素朴な雰囲気になるのが特徴です。今回はそんな紙紐の用途と紐の結び方についてご紹介します。
紙紐とは?
紙紐は、荷造り紐、紙ロープとも呼ばれ、紙をねじることで強度を持たせた紐のことです。一般的なのはクラフトと呼ばれる茶色い紐ですが、古紙回収などに使用される太い白色のものや、ラッピング用の細いカラフルなものもあります。3~30号まで紐の太さによって規格があり、号数が増えていくにつれて紐の太さが太くなります。
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紙紐の用途
紙紐には様々な用途があります。ここではその用途をいくつかご紹介していきます。
新聞紙、雑誌を束ねる紐として
古紙回収やリサイクルの際に、新聞紙や雑誌などを束ねる紐として。紙紐は強度があり、丈夫で切れにくいので、重いものを結束するのにも最適です。
リース、かごバッグなどを編むのに
紙紐でリースやかごバッグなどナチュラルな小物が作れます。今回はリースの作り方を簡単にご紹介します。まず瓶などの筒状のもの(今回は直径10cm程度のものを想定)を用意し、そこに紙紐をだいたい20回前後巻き付けます。あとで取りやすいようにきつく巻きすぎないことがポイントです。巻き付け終わったら、瓶から紙紐の輪っかをとり、その輪っかに余った紙紐を等間隔で巻き付けていくだけです。クリスマスやお正月など季節に合わせて飾りつけを変えるとかわいいです。
ラッピングに
紙紐をプレゼントやギフトに結ぶだけでおしゃれな印象に。ナチュラルなテイストによく合います。ドライフラワーやレースのリボン、メッセージカードなどをつけて、かわいくラッピングしましょう。
インテリアに
壁に紐を緩くたらしてクリップをつければガーランドになります。写真やイラストなどをはさんで飾りましょう。ナチュラルテイストで部屋の中があたたかい印象に。
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紙紐の結び方
紙紐は強度があるため、古紙や雑誌などを束ねるのに適しています。ここでは古紙などを束ねるときに、簡単に束ねる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①紐をある程度の長さに切り、二つに折り曲げます。
②折り曲げた紐の上に新聞紙や雑誌を束ねたものを置きます。
③上から紐をとります。この時紐が輪っかになっている方が右手、もう片方を左手で持ってください。
④新聞紙の上で右手の輪っかに左手の紐を通します。そのまま結び目を新聞紙の方まで下ろしていきます。
⑤新聞紙の上で紐を上下に1本ずつ開きます。
⑥上下に1本ずつ紐を新聞紙の後ろに回して、それぞれもともと縛ってある紐の下にくぐらせて、固く縛ったら完成です。
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紙紐についてのまとめ
ここまで、紙紐の用途と紐の結び方についてご紹介してきました。紐には麻紐、PP紐、綿紐など様々な種類がありますが、他に紐にはない、紙紐ならではの良さを知っていただけると嬉しいです。
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