環境対応資材・紙ストローの選び方
再生可能資源として注目を集めている紙製資材。なかでも紙ストローは、使い捨て資材についての考え方や導入適否、その使用感などから今大きな話題を呼んでいます。本稿ではそんな紙ストローの選び方について、包装形態とサイズの観点からご紹介いたします。
紙ストローとは?
紙ストローはその名の通り、紙を材料としてつくられるストローのことを指します。「廃棄後そのまま放置されることで海洋や野生生物に悪影響を及ぼしてきた」として問題視されている従来のプラスチックストローに対し、紙製は放置されても環境にやさしく分解されるという面からエコフレンドリーであると考えられています。紙だけでできたストローはプラスチック製に比べ耐水性が低く、長時間の使用には向かないという特徴があります。
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包装形態から選ぶ
まずは紙ストローの選び方について、包装形態の視点から見て参ります。紙ストローの包装形態は、主に裸タイプと単袋タイプに分かれます。
裸
裸タイプは個包装されていないため比較的安価で、単価を抑えることができます。キッチンや厨房での業務用としてまとめ買いしたいときにおすすめです。
単袋
一本一本が袋に個包装されている単袋タイプ。「完封」・「袋入り」などと呼ばれることもあります。フードコートなどの誰でも触れられる場所でも衛生的に管理することができます。
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サイズから選ぶ
続いては紙ストローの選び方について、サイズの視点から見ていきます。
長さ
基本的にストローの長さは、使用するカップに合わせて選びます。紙ストローも一般的なストローと同様に、19~23cm程度のものが多く流通している印象です。14cm前後の小さなカップや背の低いカップに合わせたミニサイズなども出回っています。
太さ
紙ストローの太さに関しては、φ6~8mm程度のものが一般的なドリンク用として、果肉なしのジュースやコーヒーなどに使われることの多い太さです。φ10~12mm程度のものはやや太めなタイプとして、タピオカ用やスムージー用に活用できます。タピオカの粒や果肉に対し細すぎるストローを使用してしまうと、ストローだけでは中身を吸い出せなくなってしまうので注意が必要です。
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まとめ
本稿では紙ストローの選び方について、包装形態とサイズの観点からご紹介いたしました。賛否両論あらゆる議論を呼んでいる紙ストロー。その有用性や課題について、これからも注視が必要です。ぜひ一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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