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洗剤の特長と用途の選び方
シモジマオンラインスタッフ
2023/04/28 17:00

洗剤の特長と用途の選び方

洗剤の特長と用途の選び方 さまざまな物を綺麗にしてくれる洗剤。洗濯、掃除、食器洗い、身体洗いなどの多くの場面で使用されています。衣服、食器、シンク、バスルーム、床、窓、テーブルなど、思い浮かぶだけでも洗剤を使うシーンは多く、洗剤を使わない日はないと言っても過言ではありません。お客様のご自宅でも、いくつかの洗剤をお使いかと思います。洗剤の特長や用途を知り、日頃の暮らしにより役立てましょう!

洗剤とは?

洗剤とは、洗浄を目的とし、水では落としにくい汚れを洗い落とすために用いる商品を指します。洗剤の液性(物質を水に溶かした液体の性質)は、水素イオン濃度pH(ペーハー)によって分類されます。pHは0から14まであり、0に近づくほど酸性になり、14に近づくほどアルカリ性になります。また、その数値によって特徴が変化します。用途も、洗濯、台所、住宅、家具、身体用に大別され、役割も異なっています。 洗剤カテゴリはこちら

特長から選ぶ

洗剤の違いは、液性による水素イオン濃度pHの違いによるものです。pHが低いほど酸性が強く、高いほどアルカリ性が強くなります。酸性、アルカリ性どちらかに合わせるほど効果が高く汚れが落ちやすくなりますが、同時に肌や素材にダメージを与えやすくなるので、取り扱いには注意が必要です。また汚れにも酸性、アルカリ性があります。汚れと反対の性質をもつ洗剤を使用することで汚れが中和され、より良い洗浄効果を発揮させることが出来ます。
酸性 pH値が3未満が酸性、pH値6未満が弱酸性の性質をもつ洗剤のことを指します。アルカリ性の汚れに効果があり、キッチンや電気ポット内の水垢、トイレの尿石汚れなどに効果的です。
中性 pH値6から8以下の性質を持つ洗剤のことを指します。ほかに比べて安全性が比較的高いことが特長。頑固な汚れには不向きで、そこまで時間が経過していない軽い汚れに効果があります。
アルカリ性 pH値8から11以下が弱アルカリ性、pH値11から14がアルカリ性の性質を持つ洗剤となります。酸性の汚れに効果があり、コンロやフライパンをはじめとしたキッチン用品のガンコな油汚れに効果があります。
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用途別に選ぶ

洗剤の用途は、洗濯用、台所用、住宅・家具用、身体用の4種類に大別されます。衣類などの繊維についた汚れを浮き上がらせて落とす働きのある洗濯用。油汚れや水垢、ぬめりなどを素早く除去でき、殺菌、除菌効果がある台所用。窓ガラスやカーペット、排水パイプなど特定の場所に有効な住宅・家具用。身体から出る汗や皮脂、古い角質などの汚れを落とす身体用があります。それぞれの用途に合った物を選択しましょう。

洗濯用

衣類の内部に入り込むことに特化しており、汚れを浮き上がらせて落とす働きがあります。中性、弱アルカリ性洗剤が主流です。

台所用

食器、調理器具、換気扇などに特化した洗剤です。水垢や油汚れなど、汚れの性質がさまざまですので、中性洗剤が主流になっています。

住宅・家具用

浴室、トイレ、床、家具などに特化した洗剤です。汚れの種類が多く、それに対応した洗剤を使用しなければ効果が薄いので注意が必要です。

身体用

頭や体の皮脂や垢、汗などの汚れは弱酸性ですので、弱アルカリ性の洗剤が有効です。名称は洗剤ではなく、一般的にシャンプーやボディソープと言われています。
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まとめ

まとめ 洗剤は種類が多く、どれを買えば良いか迷うことがあります。まずは洗いたい物や場所に対し、どんな汚れがありどんな性質を持っているのかを把握する必要があります。それを理解した上で、より汚れが落ち、手間や時間、費用が低く済む商品を使いましょう。洗剤は、汚れの性質と反対の性質を持った洗剤を使用することで、より効果が発揮されます。ご使用用途、目的、シーンに応じて最適な洗剤をお選びください! 洗剤カテゴリはこちら

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