お中元・お歳暮の時期はいつ?最新の贈る目安と基本マナーを解説
お中元とお歳暮は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える季節の贈り物です。近年は物流事情のシビアな変化や、地域によって異なる配送時期の目安などがあり、いざ手配するとなるといつ送ればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。早めの準備が推奨される傾向も強まっており、手配のタイミングを逃すと希望日に届かないことも考えられます。今回は最新の配送トレンドと季節の挨拶について、相手に失礼のない基本マナーを交えて解説します。
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お中元・お歳暮とは
贈る準備を始めるにあたり、まずはそれぞれの役割を正しく知っておく必要があります。お中元とお歳暮は、日頃お世話になっている方へ感謝を伝える日本独自の贈答文化です。
お中元は上半期の感謝と夏の健康を願い、お歳暮は1年を締めくくる感謝と来年への挨拶という意味を持ちます。誰に何を贈るか迷ったときは、この時期ごとの意味合いの違いを押さえておくと、無理のない範囲で判断しやすくなるはずです。
お中元とお歳暮の定義と意味合い
お中元は、上半期の感謝と、厳しい暑さを乗り切ってほしいという健康への願いを込めた夏の贈り物です。一方のお歳暮は、一年間の感謝を伝えるとともに、新しい年も変わらぬお付き合いをお願いする冬の挨拶として定着しています。 どちらも日頃お世話になっている方へ、感謝の気持ちを届けるための習慣。難しく聞こえるかもしれませんが、相手を気遣う気持ちさえあれば十分伝わります。それぞれの季節に合わせた感謝の伝え方として、気軽に捉えてみてください。お中元とお歳暮の3つの違い
どちらも感謝を伝える贈り物ですが、違いを把握していないと予算の振り分けで迷いかねません。主な違いは「時期」「意味合い」「金額」の3点です。 お中元は上半期の感謝を込めて夏に贈り、お歳暮は1年間の感謝を伝えるため年末に贈ります。特に気をつけたいのが金額の差です。1年の締めくくりであるお歳暮のほうが重視されやすく、お中元より予算を2から3割高く設定する傾向にあります。両方贈るなら、この相場も念頭に置いて品物を探すとスムーズです。お中元とお歳暮は両方贈るべきか
原則として、お中元とお歳暮はセットで両方とも贈るのが基本的なマナーです。実はこの前提を知らずに片方だけにしてしまうと、相手に違和感を与えてしまう部分でもあります。 もし予算や手間の都合でどうしても一方に絞りたい場合は、1年の締めくくりの挨拶となる「お歳暮」のみを選びます。お中元だけを贈ってお歳暮を省くのは失礼にあたるため、まずはご自身が無理なく毎年継続できる範囲で方針を決めておくのが無難です。 カテゴリはこちら最新お中元・お歳暮を贈る時期の目安
感謝を伝える贈り物も、届くタイミングがずれてしまうと相手に余計な気を遣わせてしまいます。一般的な目安として、お中元は7月上旬から8月15日頃、お歳暮は12月上旬から25日頃までに届けるのが基本です。
ここで注意したいのが、送り先の地域ごとの慣習です。特にお中元は、関東と関西で適した時期が半月以上ずれるケースもあります。まずは基本の期間を押さえたうえで、相手の住む地域に合わせた配送スケジュールを確認しておきましょう。
お中元を贈る適切な時期と地域別の違い
お中元を手配する際、時期が全国一律ではない点に注意が必要です。うっかり相手の地域の期間を外してしまうと、マナー違反と受け取られかねません。 一般的に、関東では7月初旬から7月15日までに贈るのが基本です。一方、関西や東北、北海道などでは7月中旬から8月15日までと、1か月ほど後ろにずれる傾向があります。まずは送り先の住所を確認し、その地域に合ったタイミングで配送を手配することで、安心して相手に思いを届けられます。お歳暮を贈る適切な時期と地域別の違い
お歳暮を贈る時期は地域によって異なります。関東では12月1日から20日頃、関西やその他の地域では12月13日から20日頃が目安です。相手の地域の慣習に合わせるのが基本ですが、年末の慌ただしい時期に重ならないよう配慮したいところです。 近年は配送の混雑を避けるため、全国的に11月下旬から早めに手配を進めるケースも増えています。まずは贈る相手の地域を確認し、遅くとも20日頃には手元へ届くよう配送スケジュールを組んでおくと安心です。時期を過ぎてしまった場合の対処法
手配が遅れてしまっても、慌ててそのまま送る必要はありません。時期に合わせて表書きを変えれば、失礼なく気持ちを伝えられます。 お中元の場合、立秋(8月7日頃)までは「暑中御見舞」、8月下旬までは「残暑御見舞」とします。一方のお歳暮は、年明けから松の内(一般的に1月7日)までが「御年賀」、立春(2月4日頃)までなら「寒中御見舞」へ変更するのが基本です。目上の方へ贈る際は、見舞いではなく「御伺」とするとより丁寧な印象になります。 カテゴリはこちらお中元・お歳暮を贈る際の基本マナー
贈る時期を押さえたら、次は実際の品物選びや体裁の整え方に移ります。ここからは、相手に失礼のないよう配慮すべき形やルールの確認です。
日頃の感謝を伝える贈り物だからこそ、相場に見合った予算設定や正しいのし紙の選び方が問われます。親しい間柄でも、基本の作法を間違えると不本意な印象を与えかねません。具体的な金額の目安から表書きの書き方、そして相手に負担をかけない品物選びの基準を順番に見ていきます。
贈る相手別の金額相場
贈り物の予算は、相手との関係性に合わせた無理のない範囲で決めるのが基本です。ここを見誤って高額すぎると、かえって相手に負担を感じさせてしまいかねません。 全体的な相場は3,000円から5,000円となります。親族には3,000円から5,000円、特にお世話になっている上司や取引先には5,000円から10,000円が目安です。まずは年間で無理なく続けられるよう、相手ごとにいくら割り当てるか大枠の金額を決めてみてください。のし紙(熨斗)の選び方と表書きの書き方
予算や品物が決まったら、次はのし紙の準備に進みます。のし紙の選び方や表書きは相手の第一印象を左右しますが、基本のルール自体はシンプルです。 お中元やお歳暮は毎年繰り返すため、のし紙には「紅白蝶結び」の水引を選びます。表書きは水引の上に「御中元」または「御歳暮」と書き、下段に贈り主の氏名を少し小さめに記載するのが一般的です。ただし、相手や自身が喪中の場合は水引のない白無地の紙を使うため、事前に状況を確認しておきましょう。喜ばれる品物の選び方
相手に心から喜んでもらうためには、ライフスタイルや家族構成に寄り添う視点が欠かせません。せっかくの贈り物も、消費しきれなかったり手間がかかったりしては負担になってしまうからです。 たとえば、単身者や少人数家族には日持ちする個包装のお菓子や小分けの惣菜が適しています。お子様のいるご家庭なら、ジュースやゼリーの詰め合わせも定番です。好みが分からない場合は、自由に選べるカタログギフトや実用的な調味料セットを選ぶと失敗を減らせます。 カテゴリはこちらお中元・お歳暮を贈るための具体的な手順
時期や基本のマナーを押さえたら、実際に贈る準備を進めていきます。手配が遅れて時期を逃してしまうことがないよう、段階を踏んで余裕を持って進めるのがスムーズです。
具体的な手順は、大きく分けて4つのステップで完了します。リストアップから始まり、相手に合わせた品物選び、配送手配、そして到着後のフォローという一連の流れです。ここからは、誰にいくらで贈るのかという土台作りから順番に確認していきます。
1.贈る相手と予算のリストアップ
ここは後回しにすると、時期が迫ってから手配漏れに気づいて慌てやすい部分です。まずは前回の配送伝票や住所録を手元に広げ、今年贈る予定の方をすべて書き出してみましょう。 リストができたら、両親や親戚、仕事関係といった相手との関係性に合わせ、3,000円から5,000円を目安に予算を割り振ります。全体の出費額を早い段階で把握しておくことで、その後の品物選びに迷わずスムーズに進めるはずです。2.相手の好みや家族構成に合わせた品物選び
リストアップができたら、次は具体的な品物選びに進みます。せっかく贈るなら、相手の生活スタイルに寄り添ったものを届けたいところです。 ご夫婦2人暮らしであれば、日持ちのする少量の詰め合わせや、特別感のある食材が向いています。一方でお子様がいるご家庭には、個包装のジュースや焼き菓子など、家族全員で分けやすい品が喜ばれる傾向にあります。相手の顔を思い浮かべながら、無理なく消費できる量を見極めるのがポイントです。3.配送手配と送り状(挨拶状)の準備
品物が決まったら、相手へ確実に届けるための手配に進みます。ここで一言添えるだけでも、受け取った時の印象は変わるものです。 本来は品物が着く前に送り状を郵送しますが、現在は品物にメッセージカードを同封する形が主流です。親しい間柄なら、発送後にメールや電話で伝えるだけでも十分伝わります。ただし、生鮮食品や賞味期限の短いものを贈る場合だけは事前の連絡が必要です。受け取る側が不在にしていないか、あらかじめ確認しておきましょう。4.品物到着後のフォローと受け取った際のお礼
品物が相手の手元に届いたころを見計らって、無事に到着したか確認の連絡を入れると丁寧な印象を与えられます。配送トラブルで届いていない事態に備える意味でも、このひと手間が安心につながります。 反対に、自分が受け取った側であれば、到着後すぐにお礼を伝えるのが基本マナーです。親しい間柄なら電話やメールで十分ですが、目上の方やビジネスシーンでは、なるべく早めにお礼状を出すよう心がけてください。 カテゴリはこちらお中元・お歳暮を贈る際の注意点と避けるべきこと
せっかく感謝を伝える贈り物も、マナーを見落とすと相手の負担や不快感につながりかねません。ここは良かれと思って選んだ品が、意図せず失礼にあたるのを防ぐための重要な確認事項です。
特に気をつけたいのが、ビジネスシーンでの受け取り規定や、双方が喪中の場合の対応、そして縁起が悪いとされる品物のタブーです。相手に心から喜んで受け取ってもらうためにも、手配前に以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
ビジネスシーンで贈る場合の企業ルールの確認
ビジネスシーンでは、お中元やお歳暮の受け取りを規定で禁止する企業が増えています。コンプライアンス強化や虚礼廃止の流れが背景にあるためです。手配した品物が返送されては、かえって相手に負担をかけてしまいます。 公務員や一部業界では、法令で受け取りが制限されていることもあります。品物を選ぶ前に、相手先のホームページなどで辞退の宣言がないか確かめておきましょう。迷った際は、取引先の担当者へ直接尋ねてみるのが確実です。自身や相手が喪中の場合の対応
お中元やお歳暮は感謝を伝えるものであり、お祝い事ではないため喪中であっても贈って構いません。ただし、四十九日までの「忌中」は避け、忌明けを待つのが基本です。相手が慌ただしい時期だからこそ、負担をかけない配慮が求められます。 掛け紙は紅白の水引を避け、無地の奉書紙などを選びます。もし忌明けを待って通常の時期を過ぎた場合は、「暑中見舞い」や「寒中見舞い」に切り替えて手配を進めます。贈ってはいけないタブーとされる品物
良かれと思って選んだギフトが、実は相手への失礼にあたるケースは少なくありません。 具体的には、縁が切れることを連想させる刃物類や、相手を踏みつける意味を持つ靴やスリッパなどの履物は避けるのが基本です。また、「もっと勤勉に」という意味を持つ筆記用具や時計は、目上の方へ贈るには不適切とされています。良好な関係を保つためにも、注文を確定する前に、選んだ品物がこれらの条件に触れていないか一度チェックしておくと安心です。 カテゴリはこちらお中元・お歳暮に関するよくある質問
基本的なマナーや注意点を確認しても、実際のやり取りでは個別のケースで迷う場面が出てくるものです。相手との関係性や状況によって対応が変わると、どう振る舞うのが適切なのか不安を感じやすい部分でもあります。
ここからは、片方だけ贈る場合や毎年の継続についてなど、多くの方が頭を悩ませやすい疑問を取り上げます。形式的な正解だけでなく、相手との良好な関係を保つために役立つ判断基準を見ていきましょう。
お中元だけ贈るのは失礼にあたる?
結論から言えば、お中元だけを贈ってお歳暮を見送るのは避けたほうが無難です。上半期には感謝を伝えたのに、年末には何も届かないとなれば、かえって相手に違和感を与えかねません。 もともとお中元とお歳暮は、年間を通してセットで贈ることが一般的です。もし予算や手間の都合で年に1回に減らしたいとお考えなら、お中元を控えてお歳暮に一本化してください。1年の締めくくりにまとめて感謝を伝える形であれば、失礼にはあたりません。一度贈ると毎年贈り続ける必要がある?
お中元やお歳暮は、日頃の感謝と今後の末長いお付き合いを願う季節の挨拶です。そのため、一度贈った相手には毎年継続して贈り続けるのが基本マナーとされています。途中でやめると失礼にあたるのではと、少し気にかかる部分ですよね。 もし今年お世話になったお礼として今回だけ贈りたい場合は、表書きを工夫します。「お中元」「お歳暮」ではなく「御礼」として手配すれば、単発の贈り物として扱われます。今後の関係性も踏まえ、無理なく続けられる形を選びましょう。受け取ったお中元・お歳暮へのお返しは必要?
お中元やお歳暮を受け取った際、お返しを送ることが一般的です。まず品物が届いたら、無事に着いたことの報告も兼ねて、速やかに電話かお礼状で感謝を伝えましょう。お返しを贈る場合は、いただいた品の半額から同額程度の品を「御礼」として手配するのが無難な対応です。 カテゴリはこちらお中元・お歳暮の時期とマナーの総括
季節の贈り物は、地域ごとの時期の違いや相手の状況を把握しておくことが失敗を防ぐカギとなります。お中元は7月上旬から15日頃、お歳暮は11月下旬から12月20日頃を目安に手配を進めるのが基本です。
地域によっては1か月ほど時期がずれるため、贈り先の慣習を事前に確認しておくと焦らずに対応できます。まずは今年のカレンダーを見ながら贈る相手と予算をリストアップし、品物選びの準備へ進んでみてください。
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