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ひな祭りと言えばちらし寿司を食べる方も多いのではないでしょうか。大きな寿司桶いっぱいに盛り付けられているちらし寿司は、イベントの特別感をより一層引き立たせてくれますね。寿司桶は飯台とも呼ばれ、酢飯を作るときなどに使用されます。本稿ではそんな寿司桶の魅力や選び方をはじめ、使用方法やおすすめの寿司桶まで詳しくご紹介します。
寿司桶と言えば木製のものを想像する人が多いのではないでしょうか。木でできており、表面に塗りが施されていない寿司桶は、調湿性に優れているのが特徴です。米が程よい水分量を維持することで、ふっくらとした仕上がりを長く保つことが出来ます。その優れた調湿性により、米が水っぽくなったり、硬くなってしまうのを防ぐ効果があることから、ちらし寿司や手巻き寿司などを作るのにぴったり。広く平らな底が酢飯などを混ぜるのに最適な形状をしています。寿司桶は作るための調理器具としてだけでなく、ちらし寿司などを食卓に提供するための容器としても使用されます。しかし、寿司桶は少し高価なイメージがある方も多いかもしれませんね。実は寿司桶は価格帯の幅やサイズ幅が広く、気軽に使用することが出来ます。価格は数百円のものから数千円のものまで、大きさも40cmほどある大きなものから、20cmほどの小ぶりなものまで種類があるのも魅力の一つです。
寿司桶にはいくつかの種類があります。以下より寿司桶の選び方について、詳しくご紹介していきます。
寿司桶には主に2通りの使用方法があります。酢飯を作る調理器具としての使用方法と、お寿司などを盛り付ける盛り付け皿としての使用方法です。それぞれおすすめの寿司桶が異なりますので、それぞれご紹介していきます。
酢飯などを作るときには、前述の通り調湿性に優れた木製タイプの寿司桶がおすすめ。塗りなしタイプとは、寿司桶の表面が漆や塗料などでコーティングされていないものを指します。塗りなしタイプの寿司桶は、米などに含まれる余分な水分を吸収し、ふっくらとした仕上がりを維持することが出来ます。デメリットは、寿司桶の表面が黒く変色しやすいこと。水に長く漬けることは避け、洗った後には乾いた布巾で水分を拭きとるようにするとよいでしょう。
商品はこちらお寿司の盛り付けには、塗りタイプの寿司桶が最適。表面が漆谷塗料でコーティングされているので、つやや高級感があるのが魅力の一つです。装飾がついて華やかなものが多いので、お祝いの席やイベントにもピッタリ。コーティングされていることで、手入れもしやすく、長く使用できるのが特徴です。しかし、デメリットとしては食材の水分を吸収しないことです。中身が乾燥してぱさぱさになるのを防ぐことが出来るのが良い点ですが、塗りタイプの寿司桶で酢飯などを作ると、水分が多くべちゃっとした仕上がりになってしまうので注意してください。
商品はこちら調湿性に優れている木製の寿司桶ですが、木の種類や使用部位によってもその効果は大きく変わります。木材にもこだわりたい方や、より耐久性のよいものを使用したい人はぜひチェックしてみてください。
寿司桶には、主に椹(さわら)・樅(もみ)・桧(ひのき)・杉(すぎ)などの木材が使用されています。それぞれ香りや調湿効果も様々ですが、特におすすめなのが、椹をはじめとした針葉樹です。日本の針葉樹の中では最も軽い木材として知られている椹は、軽量で使い勝手のよいので初めて使用する方にもおすすめです。椹は耐水性や耐湿性に優れており、日本で古くから床材や浴室、水廻りなどに使用されてきました。木特有の香りも少ないため、内容物に匂いがうつりにくいのも嬉しいポイント。抗菌・抗カビ作用もあるため、まさに寿司桶にはぴったりな木材です。木の収縮が少なく、寿司桶に付属する留め具(タガ)が外れにくいのも特徴の一つです。
さらに耐久性も重要視するなら、使用する木の部位や切り出し方にも注目してみましょう。特におすすめなのは、”赤身”で”柾目材”の木材を使用した寿司桶です。「赤身」(赤太)は、木の幹の中心部分のことを指します。幹の中心では無い白太に比べて抗菌作用があり、傷みにくいのが特徴。「柾目材」は"まさめざい"と読み、幹の中心から木を切り出すため、木目が直線に近いまっすぐな模様になります。これにより木の収縮が少なくタガが外れにくいのです。
冒頭で寿司桶はサイズ幅が広いということをお話ししましたが、どのサイズを選べばよいか迷う方もいると思います。そんな時には、使用する人数に合わせて寿司桶を選ぶとよいでしょう。例えば5人以上であれば直径が36cm―40cmほどあるもの(5合以上)、3、4人家族の場合は直径が30cm―33cm程度のもの(3―4合)、2人の場合は24cm―27cm程度のもの(2合)、1人の場合は20cm程度の小さな寿司桶を使用するのがおすすめです。ただし注意していただきたいのが、寿司桶で酢飯を作る場合です。その場合には目安よりも大きめのものを購入するようにしましょう。少し大きいものを購入すると、酢飯をかき混ぜるときや粗熱をとるときにも便利です。また、ちらし寿司などを作るときにも具材をたくさんトッピングすることができますね。
先ほども少し触れましたが、寿司桶の周りに付属している2本の留め具を「タガ」と言います。
このタガにも実は種類があるのを知っていましたか?タガの材質によって特徴が異なるので詳しく解説します。
耐久力で選ぶなら、銅などの金属製のタガがおすすめ。金属製のタガは変形しにくく、丈夫なのが特徴。先ほどご紹介した赤身や柾目材など、収縮しにくい材質の寿司桶であれば金属製のタガのものを選ぶとよいでしょう。金属製のタガは収縮した素材に合わせてフィットしないため、収縮しやすい材質の寿司桶には向いていません。収縮の激しい木材に使用すると、木材にフィットせず、タガが外れてバラバラになってしまう恐れがあります。
商品はこちら収縮しやすい木材の場合には、プラスチックなどの樹脂を使用したタガがおすすめ。樹脂製のタガは木材が収縮した際にもピッタリとフィットするため、タガ外れの防止にも。ただし、金属製のタガに比べて耐久性が低いので、長期間使用すると劣化し、変形やひび割れなどをおこす可能性があります。プラスチックタガを使用した寿司桶はできるだけ紫外線にあてるのを避け、日陰の涼しい場所で保管するのが良いでしょう。
商品はこちらタガの劣化や外れるリスクを避けたい場合には、タガの付属していない1枚板の寿司桶がおすすめ。タガが外れる心配がないので耐久性が高く、木の温かみのある風合いと木目の美しさが映えるのがポイントです。削りだしタイプのものは底の溝が丸くなっているものが多く、水滴を拭きとりやすいためお手入れも楽です。削りだしタイプは、手間がかかっている分平均的な単価も高いのがデメリットですが、丈夫で長持ちします。
寿司桶を使用する際には、蓋とセットになっているものを使用するのがおすすめ。余った寿司や酢飯を保存したいときにも便利ですよ。本体と蓋が別売りになっている場合もあるので、その場合には対応する蓋を本体と一緒に購入しましょう。蓋つきのものであれば炊き立てのご飯を入れて、おひつとして使用するのにもよいですね。テーブルに置いておくときにも蓋があれば衛生的です。しゃもじや巻き簾がセットになっているものは、太巻きや手巻き寿司を作るときなどにも便利!お祝いの席やパーティーなどにもピッタリです。
商品はこちらこれまで寿司桶の特徴や選び方についてご紹介してきました。ここからは寿司桶の人気ランキングをご紹介します。それぞれ商品ごとに、項目に分けてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
定番の梨地御所車デザインが人気な寿司桶
26.5cm四方で使いやすい大きさの寿司桶です。約2人前(2合分)の量を入れることが出来ます。容器の内側は黒色になっていて、お寿司やちらし寿司がきれいに映えます。ちょっとしたお祝いの席にも使える華やかなデザイン。衝撃に強いABS樹脂で出来ており、割れにくく耐久性も高いのが特徴です。
繊細な松のデザインが高級感と特別感を演出
約33cmの寿司桶は4合ほどのご飯を入れることができ、ご家庭での使用にピッタリ。ABS樹脂を使用し、耐久性にも優れています。縁取りの赤いラインがポイントで、高級感あるデザインが食卓を華やかに彩ります。お寿司やちらし寿司を入れるのにおすすめ。ちょっとしたパーティーやお祝いの席でのおもてなしに。
豪華な装飾と鮮やかな赤がポイント。
蓋が二重成形方式になっており、重厚感のある見た目に。一人前の鰻丼、海鮮丼、豚丼、天丼などの丼料理にピッタリ。華やかなデザインは高級感があります。ABS樹脂で出来ており耐久性も抜群。コーティングされているので油物を入れても大丈夫です。価格帯もお手頃なのが嬉しいポイント。本体と蓋は別売りなのでご注意ください。
シンプルなデザインに高級感をプラス
一見黒でシンプルなデザインですが、底が目を引く赤色のアクセントカラーになっているため、食べ進めても食卓の華やかさはそのままに。器の大きさは約24cmほどで、2人前程度のご飯を入れることが出来ます。丸いフォルムが美しいデザインはシンプルで使いやすいのが特徴です。ABS樹脂で出来ており耐久性も抜群。
モダンで高級感のあるデザイン
黒い器に金色のドット模様が施されたものは、特に上品で目を引くデザインです。洗練されたデザインが料理の魅力を引き立てます。モダンなデザインは、和食だけでなく、少し洋風な料理にもよく合います。カリフォルニアロールやちらし寿司など華やかな料理と相性抜群です。大きさは、約24cmと2人前の料理を入れるのにぴったり。
イベントやパーティーに!華やかな寿司桶
太鼓桶と呼ばれる形状をしており、器の壁が中心にむかって丸くなっておらず、垂直になっている容器を指します。太鼓桶の形状は、内容物がよく見えるので中身が映えること間違いなし。黄金に輝いたその見た目はパーティーや成人のお祝い、誕生日など特別感のあるイベントに。サイズが約40cmと大判のため5人以上の大人数でも安心。
お手軽価格で一人用サイズをお探しの方に
塗りの寿司桶でありながらも温かみのある木目が特徴的。お手頃価格でご家庭でも使いやすい一人前サイズ。耐久性が高く丈夫なABS樹脂を使用しています。明るい木目調と紅葉の素朴なデザインが特徴的で、食卓を明るく彩ります。食器洗浄機は使用できませんので、洗う際にはスポンジなどで手洗いしてください。
手軽に本格的な寿司桶を楽しみたい方に
天然木(白松)を使用しており、2人前のご飯を入れるのにちょうどよい大きさです。樹脂タガを使用しているのでタガが外れにくく、ご家庭でも使用しやすいのが特徴。木材が余分な水分を吸収するので、ご飯が程よい水分を保ちふっくらとした仕上がりを維持します。初めて寿司桶を使用したり、試したりしたい方には特におすすめです。
豊富なサイズ展開!業務用にも使える本格派
椹を使用した本格的な寿司桶。24cmの2合サイズから90cmの1斗サイズまで、細かくサイズ展開があります。大勢に料理をふるまったり、業務用としての使用にもおすすめ。椹は耐水性や耐湿性に優れており、抗菌・抗カビ作用もあるため、高機能な寿司桶をお探しの方に。対応する蓋も取り扱っております。
国産の本格寿司桶
銅タガを使用しているので、寿司桶が変形しづらく丈夫なのが特徴。長く使える寿司桶を探している方に特におすすめです。水や湿気に強く、木の独特のにおいも少ない椹を使用しています。直径27cmで、約2人前のご飯を入れることが出来る使い勝手の良いサイズ。セット品ではございませんのでご注意ください。
寿司桶に使われている木材は、ヤニやあくが発生する可能性があり、使用前にあく抜きをすることが大事です。あく抜きをしないと木材の渋みやえぐみなどが、お米にうつってしまう可能性があるからです。木材を使用している限り仕様がないですが、木製の寿司桶はあく抜きを必ず行うようにしましょう。あく抜きの方法は、まず寿司桶に水を張り、お酢を入れます。1Lの水に対しておちょこ2、3杯のお酢が目安です。そのまま2、3時間放置して流せばあく抜きの完了です。もし酢のにおいが苦手であれば、米のとぎ汁を使用するとよいでしょう。
寿司桶は使用前に必ず濡れた布巾で拭いてから使用するようにしましょう。そうすることで、食品のにおいや色が寿司桶にしみ込んだり、黒ずんでしまうのを防ぎます。また、使用後は米粒などを濡れ雑巾で取り除いた後、水またはお湯で洗うようにしましょう。塩素系の漂白剤などは使用が出来ないので、洗剤を使用する際には、家庭用の中性洗剤を使用してください。また漬け洗いなどは、桶が水を吸い込みすぎて乾きにくくなってしまうので避けましょう。洗い終わったら乾いた布巾などで丁寧に水滴を拭き取ります。その後、直射日光は避け、日陰の風通しの良いところで乾かすようにしてください。直接日光にあてると、タガが外れる原因にもなるので十分に注意しましょう。
シモジマでは、本格的な塗りなしの寿司桶、華やかな塗りの寿司桶、飯台などを取り揃えています。シンプルなものからデザイン性の高いものまで、使用シーンに合ったものをお選びいただけます。サイズ展開も20cmほどの一人前サイズのものから、業務用の90cmの一斗サイズまで、種類豊富にご用意しておりますので、ご家庭で使用する丼ものの器や、飲食店で使用する提供皿、業務用の寿司桶をお探しの方は、ぜひシモジマオンラインショップをご利用ください。
ここまで寿司桶の魅力、特徴、おすすめの寿司桶などをご紹介してきました。サイズや材質、タガの素材などこだわるポイントがいくつもあり、思っていたよりもとても奥深い商品だったのではないでしょうか。寿司桶は正しい使用方法を知ると、様々に活用できます。寿司桶を使うだけで見た目も華やかになり、特別感も演出できるので、ぜひまだ使ったことが無い方も使ってみてくださいね。この記事が寿司桶を選ぶ際の参考になればうれしいです。