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贈り物やご祝儀に使える水引とは?結び方について解説

贈り物やご祝儀に使える水引とは?結び方について解説

「水引」という単語を聞いたことはありますか?あまり聞き慣れないという方から、もちろんわかっているという方もいらっしゃると思います。
しかし、水引が種類によって意味合いが変わることがご存知の方はそれほど多くないのではないでしょうか。
この記事では、水引についての解説を始めとして、シモジマオンラインショップで取り扱いのある水引をご紹介します。

  1. 水引とは?
  2. 水引の結び方
  3. 水引の色と結び方の関係について
  4. シモジマオンラインショップで取扱のあるオススメの水引

1.水引とは?

まず「水引」と言われて何かわからないという方にご説明しますと、上の画像の紐の部分が「水引」です。

水引とは、贈答品の包み紙や封筒などを飾る帯紐で、赤白・金銀・赤金・白黒・黄白などの色があり、主にご祝儀や不祝儀のときに使われる「祝儀袋」や「かけ紙」に使います。
いろいろな結び方がありますが、この紐自体を「水引」と呼ぶので、知らなかった方は覚えておきましょう。
またのし紙自体に水引が印刷されているものもありますが、それぞれ結び方や色が違っていますので、間違えて購入しないよう気をつけてくださいね。

この水引ですが、起源は室町時代にさかのぼるそうです。
中国(当時は明)との貿易が盛んでしたが、そこで輸入した品が入っていた箱に、赤と白の縄が縛り付けられていました。
明側から深い意味はなかったようですが、日本側がこれを「贈り物のときには赤白の紐をかける」と誤解し、以後の日本で贈答品に赤と白の紐をかけるようになったという説が有力のようです。

水引の紐ですが、本数もさまざまです。
3本、5本、7本などの奇数が基本ですが、5本がもっともオーソドックスです。
昔は奇数=婚礼やお祝い用(2つに割れないことから)、偶数=弔事用とされていたそうですが、現在はあまり重要視されていないようです。
粗品などの気軽な贈りものの場合、白の紐の中に赤の1本線が印刷されたものなど、簡略化されたものを使うことも多いです。

また水引をつける際には、贈るものの大きさをきちんと確認しておきましょう。
小さい箱に対して7本などの本数が多いものを使うと、水引だけが目立ってしまい、箱がより小さく感じてしまいます。
逆に大きい箱に3本のものを使うと、簡略化された印象が強くなってしまいますよね。
贈るものの大きさを見ながら、本数を調節しましょう。
ただし、婚礼で使う場合は、必ず紐が10本のものを使うようにしましょう。

2.水引の結び方

それでは、水引の結び方をご紹介していきます。
基本的な結び方は、以下の3つです。

結び切り(真結び・こま結び・本結び)

結び切り(真結び・こま結び・本結び)

中央で固く結ばれ、上部に先端が伸びているような結び方です。
一度結ぶとほどけないため、「これ一度きりで終わる」、「二度と繰り返したくない」という意味合いになります。
結婚式や快気祝いなどの祝い事から、お見舞いやお悔やみなどにも用いられます。
もっともベーシックな結び方といってもいいかもしれませんね。

結び切りの結び方ですが、以下のようなやり方が一般的です。
①赤と白、両方の紐を一度結びます。
②先端が左側にきているほうの紐(例:赤)を右側へ持っていきます。
③先ほどとは逆の紐を、さきほどの紐の上から巻き込み、左から出します。
このとき、②の色の紐を上下どちらも巻き込んでください。
④両紐の先端部分を引っぱり、固く結べば完成です。

あわじ結び(あわび結び)

あわじ結び(あわび結び)

結び切りに近い結び方で、中央が2つの輪のようになっています。
こちらもほどくのが難しいので、「二度とあってほしくない」意味となり、お祝いと不祝儀どちらにも使うことができます。
ただし、紐の両端を引っ張ると、結び目がギュッと固くなることから、「末永く一緒にいたい、いてほしい」という意味にもなります。

あわじ結びの一般的なやり方です。

  1. 片方の紐の先端部分を持ち、輪を作るようにします。
  2. もう片方の紐を、さきほどの輪の交差部分に引っ掛けるように巻き付けます。 このとき、輪の先端の下を通るようにして巻き付けてください。
  3. 2の紐の先端を1の輪の中に通し、両紐の先端をキュッと結べば完成です。

蝶結び(花結び・リボン結び)

蝶結び(花結び・リボン結び)

ほどいて結び直すことが容易なため、「何度あってもうれしい」という意味があります。
結婚式や披露宴など、婚礼以外のお祝いや、お中元・お歳暮などに使われます。
よく使われる結び方なので、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

こちらはリボン等と同じように蝶結びするだけなので簡単ですね。

  1. 輪を作って、その輪の中に紐の先端を差し込みます。
  2. 紐の先端の両方を、外側に向けて二重にします。(蝶結びの蝶の部分になります)
  3. 二重になっている部分を持ち、一巻きして結びます。
  4. 輪の左側の上の部分と、右側の下の部分を持って引っ張ると、結び目がきっちりと締まります。

3.水引の色と結び方の関係について

水引は赤白以外にもいくつかの色があり、色によって意味合いが変わってきます。
また水引の色と結び方の組み合わせによって意味が変わってくる場合もありますので、水引を使う際は調べておくほうが無難です。

赤白

もっともオーソドックスな水引です。
婚礼以外のお祝い全般、お中元などの贈答品など、幅広く使われます。
お見舞いなどにも使いますが、基本的にお祝いごとに使われるため、弔事・仏事には用いませんので気をつけましょう。

  1. 赤白×蝶結び
    出産祝や贈答品など、婚礼以外のお祝いごとに使います。
  2. 赤白×結び切り・あわじ結び
    快気祝いやお見舞いなど、「繰り返したくない」ことに使います。
    婚礼にも使われる結び方ですが、その場合は必ず紐が10本の水引を使ってください。

白黒(または黒銀・双銀)

弔事や仏事に使われる色です。
基本的には「繰り返したくない」ことのため、結び切りを使います。
また関西や北陸では、白黒の代わりに「黄白」が、弔事・仏事全般で広く使用されています。

金銀

婚礼や長寿祝い、慶事などで使われる色です。
結び切りやあわじ結びとともに使うため、「人生に一度しかない」慶事に使う色と覚えておきましょう。
また神事での祈祷や、お祓いをうける際に使用されることがありますが、この場合は蝶結びにしておきます。

4.シモジマオンラインショップで取扱のあるオススメの水引

今回はお祝いごとや弔事で使われる水引についてご紹介しました。
いろいろな色や結び方があり、なかなか覚えられない…とお思いの方も多いかもしれません。
またすでに覚えているから改めて調べる必要はない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、もしお祝いに不祝儀用の色を使ってしまったり、弔事でお祝い用の結び方をしてしまったら、失礼に当たりますよね。
お相手の方との関係もぎこちなくなってしまうかもしれません。
水引を使う際は、改めて色と結び方を調べ、間違いのないようにするのがおすすめですよ。

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