使い捨て手袋の種類と
おすすめ商品
食品の調理や加工、清掃作業や医療・介護現場で欠かせない使い捨て手袋。衛生意識の高まりから、業務用だけでなくご家庭での使用も増えています。ニトリル手袋やポリエチレン手袋、プラスチック手袋など、沢山の種類があり、素材によって作業性や価格、使用感が異なるので、選ぶ際は注意が必要です。使い捨て手袋の種類とそれぞれのおすすめ商品をご紹介します。
ポリエチレン手袋
ポリエチレン素材でできた手袋。食品衛生法適合のものも多く、食品を扱う現場で重宝します。フィット感はありませんが、滑り止めになるエンボス加工が施されているものもあります。
特徴
- ニトリルなど、他のグローブと比較して安価
- 密着していないため着脱しやすい
注意点
- フィット感がない
- 強度がないため長時間の作業には不向き
おすすめ用途
- お弁当やお惣菜などの調理、ビュッフェでの配布
- 介護の現場での介助
ポリエチレン手袋のおすすめ商品
ニトリル手袋
ニトリルゴムという合成ゴム素材でできた使い捨て手袋。合成ゴムなので、ラテックスアレルギーで天然ゴム製の手袋が使えない方にも安心してご使用可能。粉ありタイプはコーンスターチがついていて、手袋の着脱を助けます。
特徴
- 強度が高く、耐油性にも優れている
- フィット感が高く素手感覚で作業可能
注意点
- ほかの使い捨て手袋と比較して価格が高い
おすすめ用途
- 食品加工工場などでの使用
- 自動車やバイクの整備など
ゴム手袋
天然ゴムで作られた手袋です。手にぴったりとフィットするので作業性も抜群。 異物混入対策にはブルーのゴム手袋がおすすめ。
特徴
- フィット感が高く素手感覚で使用できる
- 強度が高い
注意点
- ラテックスアレルギーの方は使用できない
- 価格が高価
おすすめ用途
- 医療現場での感染予防に
- 水回りのお掃除に
ゴム手袋のおすすめ商品
プラスチック手袋
プラスチック手袋はPVC手袋とも呼ばれているポリ塩化ビニル製の使い捨て手袋です。医療や介護現場、食品衛生法適合商品は食品加工の場でも活躍します。
特徴
- 生地が薄いので細かい作業に最適
- 比較的油や薬品に強い
注意点
- 食品衛生法に適合していない商品も多い
- 伸縮性があまりない
おすすめ用途
- 医療や介護現場での衛生確保に
プラスチック手袋のおすすめ商品
TPE手袋
熱可塑性エラストマーというゴムのように伸びる素材を使用した使い捨て手袋。ポリエチレン手袋よりもフィット感が高く、PVCやニトリルの手袋よりも価格が安価なのが特徴です。いつもよりも小さめサイズを使用して、伸ばしてフィットさせるのがおすすめ。
特徴
- 伸縮性がある
- 価格と機能面のバランスが良い
注意点
- プラスチック手袋やニトリル手袋ほどのフィット感はない
おすすめ用途
- 食品の加工に
- 水回りのお掃除に
TPE手袋のおすすめ商品
使い捨て手袋の種類一覧表
| ポリエチレン手袋 | TPE手袋 | プラスチック手袋 | ニトリル手袋 | ゴム手袋 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 材質 | ポリエチレン | 熱可塑性エラストマー | ポリ塩化ビニル | 合成ゴム | 天然ゴムラテックス |
| 耐油性 |  |
|
|
 |
 |
| フィット感 | |
 |
|
|
|
| 作業性 | |
|
|
|
|
| 強度 | 低 |  |
高 | ||
| 価格 | 低 | |
高 | ||
