シフォンケーキ型のおすすめ商品45選
種類ごとの特徴や焼き上がり方の違いも紹介

シフォンケーキ型には、「アルミ製」と「紙製」があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。中でもアルミ製は型に加工が施されたものもあり、用途や場面にあった型を選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの特徴をご説明いたします。

アルミ製のシフォンケーキ型の特徴

アルミ製のシフォンケーキ型は、優れた熱伝導性が特徴です。熱が均一に伝わりやすいため、ケーキをきれいに焼き上げることができます。また、生地が型にしっかりと張り付いて、高く膨らみやすいのも嬉しいポイントです。

紙製のシフォンケーキ型の特徴

紙製シフォンケーキ型は、生地が型にくっつきにくいため、型からケーキを取り出す際に便利です。また、プレゼントをする際には型に入れたままラッピングをすることができるので、型崩れせずに持ち運ぶことが可能です。

テフロン加工・シリコン加工の特徴

テフロン加工やシリコン加工が施されたシフォンケーキ型は、非常に高い剥離性を持っており、焼き上がったケーキの取り出しが非常に簡単です。また、生地が型にくっつきにくいため、洗い物の手間を減らすこともできます。

材料（17cmシフォンケーキ型1台分）

薄力粉 - 80g
砂糖 - 70g（生地用40g、メレンゲ用30g）
ベーキングパウダー - 3g
卵 - 4個（黄身と白身を分ける）
サラダ油 - 35ml
水 - 50ml

手順

1.オーブンを170度に予熱します。
2.ボウルに卵黄と40gの砂糖を加えて泡だて器でしっかり混ぜます。
3.サラダ油と水を加えてよく混ぜ、薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れます。
4.別のボウルで卵白を泡立てます。角が立ってきたら、30gの砂糖を2から３回に分けて加え、しっかりとしたメレンゲを作ります。
5.3で作った生地に、メレンゲの1/3を加えて軽く混ぜ、残りのメレンゲは２回に分けてさっくりと混ぜ合わせます。
6.混ぜ合わせた生地をシフォンケーキ型に流し入れ、170度のオーブンで30から35分焼きます。
7.焼き上がったら型ごと逆さまにして、完全に冷まします。

ここまで、シフォンケーキ型のそれぞれの特徴について説明してまいりました。異なる特徴を持つシフォンケーキ型は、それぞれどのような焼き上がりになるのでしょうか。続いては、シフォンケーキ型の素材による焼き上がりの違いについてご説明いたします。

アルミ製の場合

アルミ製の型で焼いたシフォンケーキは熱伝導性が高いのが特徴です。熱が全体に伝わり、ケーキが均一に美しく焼き上がります。生地の焼け具合だけでなく、色付きも均等できれいな見た目になります。また、アルミ製の型は生地が表面に密着しやすいため、生地が膨らむ際の支えができます。この支えにより、気泡が潰れにくくなり高くきれいに膨らむことができるのです。全体的な焼き上がりや高い完成度を求める方に最もおすすめです。

紙製の場合

剥離性に優れた紙製のシフォンケーキ型は、使い勝手の良さが特徴です。焼き上がったケーキは型から簡単に取り出せるため、取り出す際の型崩れのリスクを減らすことができます。ただし、熱伝導性はアルミ製の型よりも劣るため、焼き上がりが均一でない場合があります。また、生地が紙の表面に密着しにくいため膨らみにくく、少しかための仕上がりになります。しっかりとした触感が好みの方や、型に入った状態でラッピングをしたい方におすすめです。

テフロン加工・シリコン加工の場合

生地が型にくっつきにくくなるテフロン加工やシリコン加工が施されたタイプは、ケーキが取り出しやすいといったメリットがある反面、生地が膨らみにくいといったデメリットもあります。これはその剥離性が要因です。生地が型くっつきにくいため、膨らむ際の支えがなく、生地が滑ってしまい高さが出にくいのです。しっかりと膨らませるためには、強力粉などを上手に活用するのがいいでしょう。ケーキの型を頻繁に洗う場合などにおすすめです。

この記事では、シフォンケーキの焼き方と型の選び方についてご紹介いたしました。熱伝導性に優れ、高いクオリティのシフォンケーキを作ることができるアルミ製や、使い捨てが可能で、型に入った状態で販売をできる紙製。剥離性に優れ、お手入れも簡単なテフロン加工やシリコン加工が施された商品など、様々な種類のシフォンケーキ型がございます。ぜひこの記事を参考に、用途や場面に合った型を選んで美味しいシフォンケーキを作ってみてください。