お菓子のラッピングに!ガス袋の選び方3つ
ガス袋(ガスバリア袋)はたくさん種類があってどれを選んでいいかわからない…鮮度保持剤が使える袋って…?なんてお悩みを解決!ここではガス袋の選び方のポイントと、お菓子の種類・袋の機能・袋の形状の3つの選び方で切り分けてご紹介します。お客様のイメージにあうガス袋選びの参考になれば幸いです!
ガス袋とは
ガス袋とは、空気中の酸素などを遮断する機能を持ったお菓子の包装に適した袋のこと。鮮度保持剤(脱酸素剤など)を使用することで、カビや酸化を防ぎお菓子の鮮度を保つことができます。鮮度を保つことを目的としている袋なので、一定期間保存するお菓子や、贈り物として渡すお菓子におすすめです。
ガス袋の選び方ポイント
ガス袋は、材質などによって鮮度保持剤の使用可否など袋の機能が異なるため、お菓子の種類やサイズ、保存性などに適したガス袋を選ぶことが大切です。ここではガス袋の選び方のポイントをご紹介します。
お菓子の種類・サイズを確認
袋に入れたいお菓子のサイズから、袋の形状・サイズを決めます。サイズが合ったものを選ばないと袋中の空気の割合が多くなり、劣化を防ぎきれなくなってしまいます。
鮮度保持剤の使用有無を決める
販売方法などに応じて、脱酸素剤や乾燥剤などの鮮度保持剤の使用有無を決めます。
袋の機能を確認
鮮度保持剤の有無を決めたら、鮮度保持剤に適応する機能を持った袋を選びます。
陳列方法や見栄えを決める
箱詰めした際の見栄えや陳列方法等を考慮して、袋の形状や色柄を決めます。
お菓子の種類から選ぶ
焼菓子っていろんな種類と形がありますよね。お菓子に合わせた適切なサイズの袋を選んでこそガス袋は力を発揮します!ここではお菓子別におすすめの袋をご紹介します。
フィナンシェ
フィナンシェには、脱酸素剤対応のガゼット(マチ)がある袋がおすすめです。フィナンシェには「お金持ち」や「金融家」などリッチな意味があるので高級感を演出すると◎
フィナンシェにおすすめのガス袋4選
マドレーヌ
みんな大好き!定番のお菓子マドレーヌ。貝型やまん丸など様々な形があるマドレーヌには、お菓子の形を魅せてくれるシンプルな袋はいかかでしょう。脱酸素剤が使えるカマス袋がおすすめです。
マドレーヌにおすすめのガス袋4選
パウンドケーキ
しっとりと焼き上げたパウンドケーキには、綺麗な断面を魅せる無地の袋がおすすめ。麻紐やシールなどでラッピングをするのも◎カットしたパウンドケーキにはカマス袋が、一本タイプにはマチ付きのガゼット袋がおすすめです。
パウンドケーキにおすすめのガス袋4選
焼きドーナツ
ふんわりとした食感が魅力の焼きドーナツには、テイストに合わせて袋を選ぶと◎シンプルな袋にはテイスティーシールなど貼ってラッピングしましょう!袋の形状はカマス袋がおすすめです。
焼きドーナツにおすすめのガス袋4選
クッキー
形もサイズも種類豊富なクッキー。サクサクした食感を保つために乾燥剤に適応した袋がおすすめです。クッキーの個性を引き立てるようなシンプルな袋はもちろん、POPでカラフルな袋も◎
クッキーにおすすめのガス袋4選
リーフパイ
リーフパイは、サクサクした食感と葉っぱのかわいい形が魅力的。きれいな葉っぱの形が見栄えするシンプルな袋がおすすめ!開封時に割れないように縦方向に開けられるノッチ付きの袋を選ぶと◎
リーフパイにおすすめのガス袋4選
袋の機能から選ぶ
お菓子の品質やおいしさを保つためには、使用する鮮度保持剤に適した袋を選びましょう。ここでは脱酸素剤・乾燥剤に対応した袋の他に、鮮度保持剤使わない場合の袋も合わせてご紹介します。
脱酸素剤対応
脱酸素剤対応の袋は主に、パウンドケーキやフィナンシェなどしっとりした食感のお菓子や、一定期間保存したいお菓子におすすめです。素材によってはバリア性の高さや対応可能な鮮度保持剤が異なりますので用途に適したタイプの袋をお選びください。
脱酸素剤対応袋の主な素材
- ●バリアOPP
- 透明性と防湿性が高いOPPに、ガスバリア性を追加した素材です。比較的コスパが良く、お菓子袋としてよく知られている素材です。和洋菓子問わず幅広いお菓子に対応ができます。
- ●KOP
- OPP素材にPVCをコーティングした素材です。ガスバリア性に加えて保香性に優れているので、風味のあるお菓子におすすめです。
- ●NY
- ナイロンという素材を基材とした柔軟性と強度に優れた素材です。強度が高いのでボリュームのある焼菓子などにもご使用いただけます。
- ●アルミ蒸着
- アルミ蒸着フィルムを製袋加工したもの。ガスバリア性が高く、防湿性、保香性にも優れています。お菓子の他にお茶などの食品にも適しています。
脱酸素剤対応のおすすめガス袋4選
乾燥剤対応
乾燥剤対応の袋は主に、水分の少ないクッキーやビスケットなどのサクサクとした食感のお菓子におすすめです。乾燥剤を入れて袋を密閉することでお菓子を湿気から守ることができます。乾燥剤のみ対応している袋を選べばコストを抑えることができます。
乾燥剤対応のおすすめガス袋4選
ノンバリア袋
ノンバリア袋はその名のとおり、バリア性のない袋です。鮮度保持剤対応の袋に比べて安価なものが多いですが、密閉性がなく鮮度保持剤が使用できない商品が多いため、短時間のうちに食べきれるお菓子などにおすすめです。
ノンバリア袋のおすすめ4選
袋の形状から選ぶ
お菓子の形状にあった袋を選ぶことで、見た目の崩れも防ぎ、見栄えもよくなります。また、袋の形状によって陳列した際の見た目も変わるので陳列方法に合わせてお選びください。ここでは5つの袋の形状をご紹介します。※鮮度保持剤が対応する商品には、アイコンを設置しています。
カマス袋
カマス袋とは、1枚のフィルムを折りたたみその両サイドを貼り合わせた袋です。マチがない平袋タイプ。背面に貼り合わせがないため見た目がすっきりしています。
カマス袋のおすすめ商品3選
合掌袋
合掌袋とは、合掌貼りと呼ばれる背中と底を貼り合わせた平袋です。スタンダードな形状の袋で、様々なお菓子に使用されています。
合掌袋のおすすめ商品3選
三方袋
三方袋とは、2枚のフィルムの両サイドと底の三方を貼り合わせた平袋です。2枚のフィルムをしっかりと貼り合わせているので気密性に優れています。
三方袋のおすすめ商品3選
ガゼット袋
ガゼット袋とは、袋の横にマチがついている袋です。マチ付きのため高さのあるお菓子やクッキーの詰合せなどに使用されています。
ガゼット袋のおすすめ商品3選
合掌ガゼット袋
合掌ガゼット袋とは、合掌袋の横にマチがついている袋です。ガゼット袋と同じでマチ付きマチがついているので、カステラなどの厚みがあるお菓子を入れても形が崩れにくいです。