12月9日はシモパケDAY!商品全品3%OFF!
お弁当容器などの蓋に使用されている「カチッ」とはまるあの蓋。嵌合蓋と言います。テイクアウトが一般化した現在、嵌合蓋を使用したフードパッケージは、飲食店を中心に広く使用されるようになりました。中身がこぼれたり、汁物が漏れてしまうのを防ぐ用途で使用される嵌合蓋。この記事ではそんな嵌合蓋の種類を中心に、その特徴についてご紹介します。
嵌合(かんごう)とは、蓋と容器のはめあいを指します。ぴったりと容器と密着する嵌合蓋は、食品の持ち帰り容器などによく使用されていますね。嵌合性は高ければ高いほど、蓋が外れにくく液漏れの心配もないのが特徴です。
皆さんは嵌合にも種類があることをご存じでしょうか。それぞれ中身によって嵌合蓋の種類を使い分けてみましょう。
外嵌合蓋は、容器の周りに蓋と容器が嵌合する部分があり、上から蓋をかぶせると容器本体の外側でぴったりとはまる仕様になっています。簡単に蓋を開け外し出来るので作業性に優れているのがポイント。嵌合性はそれほど高くないため蓋が取れやすかったり、液体などを入れる際には液漏れに注意が必要です。必要に応じてテープで蓋を留めるなど工夫をしましょう。持ち帰り弁当や、お寿司、お刺身などの容器に使用されています。
内嵌合蓋は、容器の内側のへこんだ部分に蓋をはめこんで取り付けるタイプの嵌合蓋です。外嵌合蓋に比べて、蓋が外れにくく、液漏れの心配も少ないのが特徴です。ただし、蓋をしっかりと密着させてはめ込む必要があるため、作業性を求める方にはおすすめしません。また、蓋を閉める際には食品を蓋に挟まないように中身の量を調節する必要があります。パスタなどの麺類やカットフルーツを入れる際によく使用されます。
内外嵌合蓋とは、外嵌合部分、内嵌合部分のどちらも付属している容器を指します。蓋が容器の内側と外側のどちらにもはまるため、蓋が外れにくく、液漏れを防止することができます。最も嵌合性の高い嵌合蓋で、惣菜や汁物を入れるのに使用されています。しっかりと蓋がとまるのでテイクアウトに最適。蓋がずれないようにテープ止めなどをする必要もありません。開けやすいように蓋につまみがついているものもあります。
本体容器の側面ではまる仕様の嵌合蓋です。天面が広く中身がよく見えるのが特徴です。嵌合性は低いため、液体状のものや漏れやすいものを入れるのはおすすめしません。蓋の開け閉めがしやすく作業性がよいのが特徴ですが、テイクアウト容器として使用する際には、蓋が外れないようにテープなどでとめるようにするのが良いでしょう。外嵌合蓋同様、持ち帰り弁当や、お寿司、お刺身などを入れるのがおすすめ。
嵌合蓋の種類を中心に、嵌合についてご紹介してきました。嵌合蓋の種類は「外嵌合」、「内嵌合」、「内外嵌」、「側面外嵌合」があり、それぞれ嵌合性の高さが異なります。外嵌合蓋、側面外嵌合蓋は作業性がよく、内嵌合蓋、内外嵌合蓋は液漏れの心配が少なく密着力が高いです。これらの嵌合蓋の特徴を活かし、適切に選んで使用しましょう。テイクアウト需要が拡大する中、バリエーションも多様化した嵌合蓋。ぜひ活用してみてください。